高知のジムに所属して四国のジム初の新人王となった福永宇宙選手の試合が昨日大阪で行われました。
それがとんでもない大激戦でした。
練習でもしたことのないというダウンを挽回しての判定勝利。
「板橋の剛腕ヤンキー」と煽り看板を付けられていた対戦相手の山下選手は巧くてハートも強かった。激しい試合なのに毎ラウンド終了時に互いの敬意が感じられ。ボクシングの魅力たっぷり。
技術もハートもハイレベル。どちらも勝者にふさわしいような激戦はこのイベント(3150Fight)のベストバウトに選ばれ、「八回戦ながら今年の年間最高試合候補!」「この試合で感動しない人はボクシングファンじゃない」との声さえ上がっている。
際どい判定で無敗を維持した福永選手には強大な経験となり(多くの課題を見つけたことと思う)ボクサーとしての筋金が入ったのではないかというような試合でした。
あわやKO負けかというピンチを耐え逆襲に転じた福永選手の姿は
「終盤に登場する格闘技エキシビジョン」絡みで観ていた人達も含め多くの人の目に触れ、ローカルな「高知の星」から名を上げたことは間違いないと思う。