バイユー ゲイト 不定期日刊『南風』

ブルース、ソウルにニューオーリンズ!ソウルフルな音楽溢れる東京武蔵野の音楽呑み屋バイユーゲイトにまつわる日々のつれづれを

今夜金曜日は通常営業。明日土曜日はムサパラ10年祭。

2017-09-22 | 営業時間等のご案内
明日土曜日のLIVEは、バイユーのカウンターで生まれたバンド『ムサパラ(ル・オードムーゲ)』10年祭。
さてどうなるか??
今夜金曜日は通常営業です。絶賛仕込み中。夜は雨模様みたいですが、お待ちしてます。お待ちしてます!

明日
9月23日(土)
『ムサパラ収穫祭〜足掛け10年 まる5年〜』
出演 :ムサパラ
開場19:00 開演20:00 投げ銭LIVE形式で開催します。
★バイユーゲイトのカウンターでお客様バンドとして結成されてから10年(当時はル・オードムーゲ)、大人の事情によりムサパラと改名してから丸5年。バンドとしての活動だけでなくバイユーのイベントには欠かせない存在として、歴代正式メンバー以外にも本当〜に多くの方がこのバンドに混じり歌い、演奏を楽しみました。この日は『収穫祭』と題して10年を祝うLIVEとなるようです。加えて9月生まれの方のバースデイもお祝いしたいと思っています♪

講談&ブルース!に大満足。

2017-09-22 | ライヴ報告
昨夜は講談師・宝井一凛さんとバイユーの共同企画『バイユー演芸会』の第2夜でした。
今回のゲストはコージー大内。彼女を知るきっかけとなったコージーとのバイユー初共演でした。
コージーは現在故郷である大分日田の水害被害を救済するチャリティLIVEを開催中で今回はその一環というサブタイトルも付いていました。

まずはコージー!
自分はゲストで主役はあくまで一凛さん。との意識が強いのか序盤、普段より若干緩めのムードだったように思います。
もちろんしっかり気持ちの入った良い演奏なのですが、「どうだ!」とか「ねじ伏せる!」ような空気に薄かったように思えました(いつもねじ伏せようなんてしてないかもしれませんが)。

しかしライブが進めばやっぱりコージー。グイグイ客席を引き込んで行きます。終盤はお客さんが更に強く強く引き込まれているのがハッキリと分かりました。
アンコール終了後、(一凛さんが控えているので)流石に「もっともっと!」はありませんでしたが、明らかにもう少し聴きたがっていましたね。
なんというか底力というか地力のようなものが凄いな、と感じたこの夜のコージーでした。

そしてこの夜の主役、宝井一凛さん!!

前回は怪談でしたがこの夜は得意という人情話。戦争末期から終戦直後が舞台でした。
ゆったりとしてマクラからするりと本編へ、気がつけば引き込まれていました。
大げさにヤマを語るわけではないのに、いつしかジンと。
講談本番中は注文が出ないのと洗い物の音も邪魔になるとの理由で(笑)客席後方で座ってじっくりと聞いていたのですが、
釘付けの自分にジンときて気づきました。
話芸って凄いな。流石です。

前回からのリピーターも含めお客さんも大満足。
なんと次回は12月に季節にあわせ『赤穂義士』を上演していただくこととなりました(日程調整中)。
これは楽しみです。皆さん、是非!!

9月2度目のローリーをたっぷりと。

2017-09-22 | ライヴ報告
3連休の最終日、月曜日は今月2度目のローリーLIVEでした。
オキナワ、コザから三鷹にやってくるローリー。何年も観ることができないかと思うと、僅か2週間のうちに2度もバイユーのステージに立ってくれるんだからキンキーなコザの夕焼け番長の面目躍如か!?
8年ぶりのニューアルバムリリースから2週間。今回も充実したLIVEでした。
前回のバイユーLIVEではたっぷり披露、今回もリハではしっかりとサウンドチェックし「いい感じだな、全部これでやろうかな?(笑)」とまで言っていたウクレレを本番では全く弾かず、テンションの高いエンディングまで一気に濃厚に聴かせてくれた今回のローリーでした。
『傲慢なパーティー』から始まり、ひとり『オキナワロックンロール』含む長尺のアンコールまで!
もっともっととせがむ客席に「音楽だって腹八分目!」と言いつつも、ファン大満足のライブでした。


個人的にガツンときたのは『ハンビーサンセット』と『ユーバンタへ行こう』でした。なんて良い曲なんだ!!!
そして思わず体温が上がった『オキナワロックンロール』。
終演後に久しぶりにゆっくり話しながら飲めたのも嬉しかった。良い夜でした。

ここからは個人的覚え書き的な記述となることをお許しください。

この夜は旅立って早や5年が過ぎた友人の作家駒沢敏器さんのことがステージで語られたことを記憶に留めておきたい。
皆にはこれくらいの時間が必要だったのかな。
ローリーさんの話を聞きながら、彼との思い出がたくさん蘇ってきたよ。
バイユーでの姿も思い出したな。

ライブが進んで最終盤
『週末はA&Wで』の最後に駒沢さんの名前が叫ばれた。
アリやサムやプレスリーやカメジローと並んで。

彼に伝わるとどんなに喜んだことだろう。
いや。きっと照れて、対応に困った感じでうつむいてしまうな。

でもはっきりと言えるのは

ミュージシャン、ローリーについて二人で話したり、やり取りをした時の記憶から
これは彼にとって、かけがえのない栄誉であろうということだ。

1996年から本当に何度もローリーのライブを観てきましたが、その中でも記憶に残るであろう夜となりました。

ニューアルバム『RRQ/ローリーロールバンド』、非常に素晴らしい!です


バイユーでも買えます。熱烈推薦いたします。