久しぶりに音盤紹介を。
少し前に到着しているのがこれ。
『STRONG LIKE THAT / Fabulous Thunderbirds 』
そうあのファビュラスのニューアルバムです。3年振りの新作。
予約してリリースと同時に購入したバイユーであります。
今、ファビュラスの新作をリリースと同時に購入している人って日本にどのくらいいるんだろう?そんな地味〜な存在のイカシたバンド、ファビュラス・サンダーバーズ。
ジミー・ヴォーン在籍時のいわゆるヴィンテージ期から25年以上が経ちメンバーは何度も入れ替わり、すっかり過去のバンドと化している彼ら。
今やキム・ウィルソンがファビュラスを名乗ってるだけのようにも思えるのだけど、実はやっぱりバンドはバンド。
長い時間を経てかすかな変転を繰り返してきてはいるものの、やっぱり「これ?ファビュラスサンダーバーズ?そうかぁ〜笑」とスキモノの頬が緩むようなカッチョイイ南部音楽を演ってます。
そんな新作の内容紹介は
今日のブログのタイトル、これだけでもう十分な感じです!
1曲目の『I'm Losing you』の出だしからして華やかさは一切なし!
FACES等でもお馴染みの曲ですが、あまりの渋さに初めて聴いた時はしばらくわかりませんでした。
ちょっとダウナーな感じで始まるのがなんとも味わい深い。
全編を通し、抑えて表現力豊かなキムのハーモニカがいい感じです。
バンドも適度にタイトでカッチョイイ。
そう適度に。
微妙〜にイナタイ感じもまた良し、なのです。
全編を通してアッパーなロックンロールは1曲も無し、ソウルテイストの強いブルース系の演奏が10曲。
ものすごく乱暴に言ってしまえばロバート・クレイバンドとかぶりそうな世界です。
でもどんなに渋い楽曲を演ろうとも、華やかな表舞台の香りを隠せないクレイと比べるとあまりにも地味。華がない!
ビートのきらびやかさが違う。
では、だから悪いのか?と聞かれれば決してそうではないのが音楽の面白いところ。
華はないけれど、ファビュラスの音楽からは彼らの南部音楽への愛情、そして日々のライブバーの匂いや喧噪が直接伝わって来る。気のせいと言われるかもしれないけどなんとも心地よいのです。
ブルースやソウル、を狭いハコで聴く楽しさや、イナタく演奏する喜びを知る者にとっては非常〜に共感できる演奏なのだ。
とっても抽象的かもしれないけれどこれは、●プトンさんなんかでは絶対に提供出来ないもので
テキサスやルイジアナのユルい音楽の持つロックンロール性にヤラれた者たちにとっては堪らないものなのです。
たとえ地味で表面的な盛り上がりに欠けても、結局は楽しめる。そんな裏切らない音盤です。
ほんと地味です。
最近のバイユーでは結構ヘビロテ、なんですがまったく耳に残っていない方もいるかもしれません。
でも良いです。
しばらくファビュラス聴いてないな〜と言う方、たまには最新作を購入して楽しんでみては如何でしょう?
少し前に到着しているのがこれ。
『STRONG LIKE THAT / Fabulous Thunderbirds 』
そうあのファビュラスのニューアルバムです。3年振りの新作。
予約してリリースと同時に購入したバイユーであります。
今、ファビュラスの新作をリリースと同時に購入している人って日本にどのくらいいるんだろう?そんな地味〜な存在のイカシたバンド、ファビュラス・サンダーバーズ。
ジミー・ヴォーン在籍時のいわゆるヴィンテージ期から25年以上が経ちメンバーは何度も入れ替わり、すっかり過去のバンドと化している彼ら。
今やキム・ウィルソンがファビュラスを名乗ってるだけのようにも思えるのだけど、実はやっぱりバンドはバンド。
長い時間を経てかすかな変転を繰り返してきてはいるものの、やっぱり「これ?ファビュラスサンダーバーズ?そうかぁ〜笑」とスキモノの頬が緩むようなカッチョイイ南部音楽を演ってます。
そんな新作の内容紹介は
今日のブログのタイトル、これだけでもう十分な感じです!
1曲目の『I'm Losing you』の出だしからして華やかさは一切なし!
FACES等でもお馴染みの曲ですが、あまりの渋さに初めて聴いた時はしばらくわかりませんでした。
ちょっとダウナーな感じで始まるのがなんとも味わい深い。
全編を通し、抑えて表現力豊かなキムのハーモニカがいい感じです。
バンドも適度にタイトでカッチョイイ。
そう適度に。
微妙〜にイナタイ感じもまた良し、なのです。
全編を通してアッパーなロックンロールは1曲も無し、ソウルテイストの強いブルース系の演奏が10曲。
ものすごく乱暴に言ってしまえばロバート・クレイバンドとかぶりそうな世界です。
でもどんなに渋い楽曲を演ろうとも、華やかな表舞台の香りを隠せないクレイと比べるとあまりにも地味。華がない!
ビートのきらびやかさが違う。
では、だから悪いのか?と聞かれれば決してそうではないのが音楽の面白いところ。
華はないけれど、ファビュラスの音楽からは彼らの南部音楽への愛情、そして日々のライブバーの匂いや喧噪が直接伝わって来る。気のせいと言われるかもしれないけどなんとも心地よいのです。
ブルースやソウル、を狭いハコで聴く楽しさや、イナタく演奏する喜びを知る者にとっては非常〜に共感できる演奏なのだ。
とっても抽象的かもしれないけれどこれは、●プトンさんなんかでは絶対に提供出来ないもので
テキサスやルイジアナのユルい音楽の持つロックンロール性にヤラれた者たちにとっては堪らないものなのです。
たとえ地味で表面的な盛り上がりに欠けても、結局は楽しめる。そんな裏切らない音盤です。
ほんと地味です。
最近のバイユーでは結構ヘビロテ、なんですがまったく耳に残っていない方もいるかもしれません。
でも良いです。
しばらくファビュラス聴いてないな〜と言う方、たまには最新作を購入して楽しんでみては如何でしょう?