バイユー ゲイト 不定期日刊『南風』

ブルース、ソウルにニューオーリンズ!ソウルフルな音楽溢れる東京武蔵野の音楽呑み屋バイユーゲイトにまつわる日々のつれづれを

スクイーズの新作!素晴らしい!!

2016-03-22 | 音楽
久しぶりに音盤紹介。
昨年11月の購入から随分経ってしまったので、もう十分バイユーで聴いたよ。という方も多いかもしれませんが…。
『Cradle To The Grave / SQUEEZE』

なんとスクイーズ17年振りの新作です!
まずこのブッ飛んだジャケットで手が止まり、
え??スクイーズ!?2015年…?新作!!!

揺りかごから墓場まで
というタイトルのオリジナルアルバムというだけで買い!でした。

イギリスの昼ドラ、ソープオペラの劇中音楽をバンドで担当したそうでその楽曲を集めたアルバム。
こういうのって架空のドラマだったり、アルバム先行というのが定番のような気がするけど今回のこれは現実の話。
テレビドラマでスクイーズ!いいなぁ。

中身はスクイーズ印のヒネクレててポップなロックナンバーが満載!素晴らしい内容です。
XTCやキンクス、マッドネス、無理言えばブラー…というバンドを好きな方なら絶対に気に入るポップロックアルバムです。
ビートルズのキンキーさを愛する人にもバッチリなハズ。
また自分にとって彼らスクイーズの魅力のひとつは楽曲や演奏から漂うパブロックの香り…と、この辺りの記述でピン!と来た方には熱烈にお薦めいたします!

思えば…70年代末~80年代初頭にヒットを飛ばしたスクイーズですが当時の素晴らしい曲の数々は残念ながら「音」がいわゆるニューウェイヴ~80年代サウンド。
故に彼らを知らない人に聴かせてその魅力を伝えるのがなかなか難しかった。
でも、このアルバムなら簡単です。

と喜んでいたら4月に来日公演の報せが!!!
「おお、行くぞ!」と盛り上がったのですが…

なんとスクイーズと名乗りながらグレン・ティルブルックはいるものの、もう1人の中心人物クリス・ディフォードが来日しないとのこと。
アルバムには参加してるのになぜ???
うーんこれでスクイーズというのには無理がある。ニューアルバムとメンバーが違うなんて…。

というわけで僕の気持ちはしぼんでしまったのですが

こういう意見もあります。

ともあれ、もしこの新作
「知らなかった!」というファンのスクイーズファンの方がいらっしゃいましたら是非!!