バイユー ゲイト 不定期日刊『南風』

ブルース、ソウルにニューオーリンズ!ソウルフルな音楽溢れる東京武蔵野の音楽呑み屋バイユーゲイトにまつわる日々のつれづれを

ローリークック!武蔵野のサタディナイトライヴ

2006-07-31 | ローリー/The Waltz
7/29土曜日のバイユーは、あのミスターコザ・ローリークック師匠のライヴでした。この日より小金井&武蔵野では蝉の声が…。
午後7時半、店内は開始前からプラチナチケット(ホントだよ)を手に入れた方々の熱気が渦巻いています。「こんな狭いところで観られるなんて…」という感じです。開演前から泡盛のボトルで乾杯を始める方々もいていい雰囲気です。ドキドキしていました。

とにかく素晴らしいライヴでした。バイユーゲイトが最も敬愛するミュージシャン、ローリークック。店内にパネルが飾られているのはゲイトマウスさん、プロフェッサーさん。そしてローリークック船長なのです!小さいモノをいれてもキンクスさん、スリム・ゲイラードさんギリェルミ&モナルコさん。言わばビッグスリー、新御三家なのであります(笑)
そのコンサートをバイユーゲイトで行うのですからスペシャルなことこのうえございません。ステージから客席最後列までの距離が短いため、そして天井が円型の為、歌声がマイクのヴォリューム以上にどっかんと突き刺さってきます。もうクラクラです。こんな小さな店でのライヴながら…8時15分?に始まったライヴは休憩を挟み、2度のアンコールを終えるころにはナント11時半を過ぎていました!熱演に感動。バイユーもお客さんも大満足です。あ!終電の問題で終盤帰らなければならなかったお客様、三鷹遠くてホントごめんなさい。でも、楽しんでいただけましたよね?
開演早々大合唱となった「シンディ」。しっかりとバイユーの壁に染込んだ「特別な夏」に「It's a Beautiful day」。久しぶりの「ありえない夜の中で」「ターミー」に胸を焦がし、八重山んちゅが思わずモラしそうになった「LOVE LAND」。リクエストに応えた「二日酔いのホリデー」、そして「週末はA&Wで」いい曲だなぁとしみじみと感じ入りました。熱く突き刺さった「情熱の橋」「無言の石」。新曲「少し愛して 長く愛して」に「特製:月とギターとベランダ」。なぜか熱狂的な歓声を受けた「當眞の美喜男」。「ウートートー」「に「マブヤー」での盛り上がり。まるでココが素敵なライヴハウスのように思えたよー。11時半も過ぎ、サタディナイト・ロッキンハウスと化したバイユーにはアンコールがこれ以上続かないのをしっかりと確認後(笑)コンサートの締めくくりに選ばれたナンバー、ロイ・オービソン「You Got It」が土曜日の終わりを告げるかのようにゆっくりと流れたのでした。

…しかしそのあとには休憩を挟んでマーリークック&サンディ・アーリー・モーニング・ショウが。。。

みなさん素晴らしい音楽と、楽しいお酒を飲んでいただけたなら幸いです。御来場ありがとうございました
。残念ながら満席の為お断りせざるを得なかった方、申し訳ございませんでした。もうひとつ、京都の空へもこの雑なライヴレポを送ります!そしてなによりローリーさんに感謝です。
皆様またの機会に、そして吉祥寺あたりにいらした際には是非、バイユーにお立ち寄り下さい。お待ちしております。

いや、でも小さなバイユーで聴くローリーさんは本当に贅沢で素晴らしかった。しかしこうやって書いていて気づくのは熱気に包まれているうちにアッという間に時は過ぎ、記憶がもう凄く曖昧であります。どなたかセットリストを是非よろしく~!


※週末に思う…メディアぁ?業界ぃ?ワタクシ、ローリークックをまともに取り扱うことさえもできない
それらのものにつきあうのが本当にバカバカしくなってまいりました。
雑誌なんかいらないのであります。ローリーズミュージックをそれなりに知っていながら興味を示さない人々には
もう用はないような気さえしました。
まだじっくり聴いたことのない方。そんな人々がこの凄さになんとか出会えるよう、バイユーゲイトは微力ながら頑張って行きたいと思う所存であります。情報1:バイユーではローリーさんのCDも販売しております!情報2:トップページからバイユー宛にメールをいただければ、関東近辺のローリークック関連情報はイチ早く速報いたします。情報3:ローリー/ワルツの音源は勿論コンプリート所蔵。リクエスト大歓迎です。
そしてそして!9/10原宿ルイードでローリークック&ローリーロールバンドを楽しみに待ちましょう。
盛況を目指します!!!

写真は盛りあがるバイユーの図です。本当はもっとシャッターチャンスはあったのですが、お仕事に追われてまして…。なんとか空気が伝わればと思います。
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