AD際族

コロナ共存の広告表現の近未来観

ゲームのリアルとバーチャルの境目(1)

2010-12-15 03:52:34 | Virtualのactuality



NHKスペシャル「世界ゲーム革命」を観た。
ゲームの進化は恐ろしいところまで辿り着いてしまったみたいだ。
スタジオジブリとレベル5との共同制作ゲーム「二ノ国 漆黒の魔導士」映画でのアニメーション制作もえらい時間を要するが、それをゲームでやるとなると至難の技であっただろう。歩くだけでも、その歩き、走り、そして表情とあらゆる組み合わせとなる。30数年前、コンピュータアニメーション開発に従事した際、当時はkeyを決めれば、inbetween(動画)は自動的にやってくれる。
Flash ソフトと同じであるが、そこには面白さはない。当時喜怒哀楽を表現するのは、コンピュータの演算処理は無理だった。唯一 生き残ったのが、3DのCGだった。アニメーションのコンピュータ化は裏方に徹する技術だった。その事が転職のきっかけとなったが、今それが可能となった。ジブリが絡むゲームは、単なるバイオレンスゲームなんかとはまるで違う、新しいゲームの情緒的・ジブリ映画が与えてきた「人間の本当の心」をプレイヤー達に育む事が出来たら「ヴァイオレンス 」と言うゲームが多いバーチャルな世界の中で新しい発見となる。きっとこのゲームは、新しい発見がきっとあるだろう。