AD際族

コロナ共存の広告表現の近未来観

鼻高々の選択肢

2014-01-26 23:15:26 | ブランディー質で割ったらブランデイング






全日空のCMがANAのCMは“白人に差別的”? 海外の反応「悪意は感じない」「騒ぎすぎ」
全日空(ANA)が18日から放送しているテレビCMに、“白人の容姿を差別的に表現している”との苦情が寄せられた。同社は20日、問題となっているCMを修正していることを明らかにした。CMの内容は 3月30日から羽田空港の国際線が増便されることをアピールするもの。パイロットの制服を着た俳優の西島秀俊さんとお笑い芸人のバカリズムさんが英語で会話しているものである。CMの後半、西島さんが「日本人のイメージ変えちゃおうぜ」と言い、画面が切り替わると、バカリズムさんが金髪のかつらをかぶり、高さを強調したゴム製のおもちゃの鼻を付けた姿に変わっている。
このCMに外国人からクレームが出ているとの事で、手巻き寿司キャンペーンを思い出しました。当時とんねるずでお酢の消費拡大のテーマを、「土曜日は手巻きの日」としてキャンペーンを展開したのですが、そのCMのバリエーションで同じように鼻を高くして演技させた表現もありました。当時それなりに話題になったのですが、今回と同じように外国人の方からのクレームが手紙でクライアントに届いたのです。クライアントとしては、謝罪文を書いてくれとのお話でした。
今回のANAの表現よりも面白い表現でしたから、煩い外人さんからもクレームがきたのですね。
このクレームが「白人至上主義」の言い分であることは確かでしょう。好意的な外国人もおりますが、日本にいるにも関わらず、日本語を覚えようともしない連中がこういった輩です。
経済市場がアジア圏に移っているにも関わらず、「俺達が一番だ!」クライアントも、その表現が表現コンセプトに照らして問題なければそれを、クレーマーに伝えるべきだと思います。99のCM好感度に1つの訳のわからないクレーム。どちらを取るかが、その企業のブランディングの分岐点になるかもしれないのですから、、、。