AD際族

コロナ共存の広告表現の近未来観

大学の過疎化と進化論(3)

2013-09-23 22:55:39 | 学問のススメの涙






今東大合格レベルのトップの高校生の間で、「国内より海外のトップ大学に進学したい」という動きが加速しています。難関大学受験生のための模試「プロシードテスト」は、2008年2月から、志望校として海外の大学も指定できるようになりました。その結果、高校1年生の6%、2年生の4%が第1志望に海外の大学を指定したそうです。またアメリカの大学入試に必要なSAT(適性試験)の模試も、2008年11月から国内で始まりました。東大・京大など国内最難関大学に合格できるレベルにあるのに、なぜ彼らは海外を目指すのでしょうか?アメリカの世界への力は、弱まりつつあるのも事実ですしかしながら、アメリカの大学教育 その力は衰えていないのです。日本の小中ののレベルは、アメリカと比較しても高いのですが大学に入卒業する頃になると、アメリカの高等教育に2,3年先を越されてしまうのです。ガラパゴス日本と揶揄されますが、それでも海外留学を志望する若者たちも多いのも事実です。留学する前にも日本に居ながらにして、自分の関心のある講義も受けられる時代です。ハーバード大学とMITとが組んだ「edX」です。