AD際族

コロナ共存の広告表現の近未来観

大学の過疎化と進化論(2)

2013-09-20 00:20:34 | 学問のススメの涙



小生も短い聞でしたが、研究開発のため2つの大学で学んだ経験があります。当時の教授達のアグレッシブな双方向の講義を叩き込まれました。この経験が今の自分の講義に活かされております。もう37年前のことですが、アメリカの学生は頭の良いのとバカしかいません。日本のように中間に分布することはありません。そのバカな学生達でも、カット クラス 授業をさぼる事はしません。そこだけはエライです。軽蔑されるからです。
日本では友達がいないこと、カフェテラスで一人で食べられないという「便所飯」が問題になってます。友人を作る事も大切ですが、まずは単位を落とさない事に皆必死なんです。
日本の学生達 特に賢い学生達は、日本の大学を出てもたちうち出来ないことに気ずいております。現場時代から英語がわからないと、海外の広告賞向けのコピーも書けませんし、広告表現、制作の質でも遅れを取ります。以前は帰国子女達がチヤホヤされましたが、子供の頃から海外に行っていたのは使えないんです。人格形成が日本人ではないからです。英語が喋れるだけでなく、自分の企画等を英語でプレゼンテーション出来る学生さんも増えてきました。Eテレの「スーパープレゼンテーション」の良い影響もあると思います。もう第2、第3の外国語がこなせないと就職も厳しくなっていくでしょう。