AD際族

コロナ共存の広告表現の近未来観

プレゼンテーションの質宝焼( 2)

2013-09-13 01:12:32 | プレ禅の道祖神






これに安倍首相は笑みを浮かべ自信満々に答えました。
「皆さん。新聞のヘッドラインだけ見ないでください。、、、問題は何もありません。」
今回の競合候補都市は イスタンブール、そしてマドリッドでした。
イスタンブールには「アジアとヨーロッパの架け橋」と言う強いコンセプトがありましたが、隣国 シリアの内戦が勃発、スペインマドリッドには「失業率」それに経済問題にオリンピック反対デモもありました。プレゼンテーションを最も苦手とする日本が、それも英語とフランス語混じえて説得力のあるプレゼンテーションをしたのです。思いますに、この国は、アジアの中でちっぽけな国にも関わらず、明治維新を経て、焼土と化した中から戦後19年で東京オリンピックを成し得た国です。福島原発の問題を「問題なく処理していく。」この世界に向けての言葉の重さを安倍政権は重く捉え、被災地 特に福島の故郷を離れ今も仮設住宅で暮らす人々を「国が棄民」にしないようにしなくてはいけないと思います。もちろん我々国民にも課せられた使命です。
1964年の東京五輪が、戦後復興のモチベーションになった様に2020年のTOKYO Olympicが、第二の戦後復活のモチベーションにならなくてはいけないでしょう。
プレゼンテーションは、如何に魅力あるものとして提案されるものです。七宝焼の様にキラキラ輝く光を、被災地、そして福島へ。政府と我々国民への「プレゼンに応える質」はとても重く、困難をともなう事でしょう。でもやり抜かない先に7年後の世界の祭典はありえません。