AD際族

コロナ共存の広告表現の近未来観

大学の過疎化と進化論(1)

2013-09-16 23:45:08 | 学問のススメの涙






日本の大学に行かずに、アメリカをはじめ海外の大学に入学しようという動きが起こっています。
NHK Eテレで話題となった「ハーバード大学 白熱教室」サンデル教授の緻密な学生達とのディベート式講義、以降 サンデル教授は東大での特別セッションを始め被災地 仙台 東北大学でも特別セッションを持ちました。スタンフォード大学のティナ先生は、「若手起業家育成コースの演習ゼミ そのプレゼンテーションの極意」は本当に勉強になりました。ティナ先生は大阪大学で、学生達に特別演習講義を行いました。驚いたのは、大学院生が授業に感動して泣いていたことです。彼曰く「大学院生までなって、初めてこういう授業を受けられました!」もうひとつ、学生達を魅了しているのは「TED Conference」の中で秀逸なプレゼンテーションを紹介しています。それがEテレの「スーパープレゼンテーション」です。国内の大学は現在700を越える数です。私立大学の大半は、推薦、AO入試が半分を占めます。ご存知の様に日本の学生数はどんどん減少してますから、学校も経営の為に高等教育のレベルに達していない学生達を入れざるを得ないのです。英語の単語も文法も知らない、分数も出来ない学生も多いと聞きます。だから既に高等教育が崩壊している大学も多いと思います。
でもこの事は、大企業も悪いのです。就職試験の最低限、大学にいっていないと受けられないんですね。でもよくよく考えれば、こう言っては失礼ですが3流、4流大学等凄いコネがない限り内定等貰えるはずはないのです。学生達は、大学に進学しただけで「バラ色の人生」と錯覚してしまい、遊び呆けて慌てて企業説明会に個性を殺して黒いスーツを纏い夢のない人生砂漠を彷徨うのです。