珍妙なお話はこの一段下の記事にあるので、「こいつ、自分がもてるの自慢してるだけじゃね?」みたいな感じでご笑覧いただければと思う。
なに?元々珍妙な話しか書いてないではないかって?それはどうもありがとう。光栄の極みである。
さて、コメントでいくつかやり取りしていた件で、相手を非難するのではなく、気になったことを書こうと思ったので、続けて書くことにした。
非難というなら、すでにコメントでしている。
ビッグブラザーとリトルピープルの件、物質に捕らわれているという話しについて、コメントで詳しく返したつもりである。
ビッグブラザー。ジョージ・オーウェルだったかオルダス・ハクスリーだったか、近未来の社会を描いた小説で出てくる存在である。
人々を監視装置で管理している、管理者というわけだ。ビッグブラザーはあなたを見ている、という奴である。
ビッグブラザー自体が動いて、支配体制を安定させているわけではない。何か反乱がありそうなら、警察だとかを配備するだけである。幸福は市民の義務だ、なんていう文句が、それらの作品を下敷きにしたTRPGにあった気がする。
件のコメントでは、「リトルピープルの時代になった」という風に書いていて、リトルピープルが優位な時代だともいう。煽られているということには同意しながらも。
さて、本当に優位なのか?そもそも優位とはどこをどう指していったのか?
煽られているというのは、たとえば、偽ユダヤの支配が終ってきた、民衆には大金が入ってきて、皆幸せになる、といった話なんかが有名である。
偽ユダヤというのは別に支配者の大本営ではない。聞いたところによると、ユダヤという言葉自体は民族を指してなどなく、銀行利権のことを指していて、言ってしまえば「金庫番」である。
門番倒したらゲームクリア、とかいうRPGなんぞ聞いたことがない。次回作に続く!ならありえるが。
ビッグブラザーが衰えたとか思ってて言ったとしたら、恐らくその点、上で書いた偽ユダヤがどうこうのことなのだろうと思われる。
彼らはビッグブラザーではなく、反乱鎮圧の部隊程度である。
鎮圧部隊が弱体化したというなら、今度は別の方法を取るまでの話。
やり口は古く、そしてよく上手くいくやり方である。草の者を放つ。そして誤情報を流して民衆に恐慌状態を起こさしめるのである。
誤情報と知らずに踊らされた民衆は、仮初の敵を打ち倒したところで終らないことを知らず、快哉を上げ、またその直後に絶望の淵へと沈むのである。
これが現代の、現代まで続いてきた状況である。ビッグブラザーはこうやっているのだと知らなければ、またいたずらに踊るだけのことを何故理解しようとしないのか。
これが煽りだというのなら、「そこは地雷原だ」と言ったら「そんな煽りはいらぬ!」と答えているようなもので、止めても突っ込むのだろう。
また、ビッグブラザーの支配とやらから抜け出すために自給自足を、という声も大きい。実際問題、地球は寒冷化に向かっているというのに、「自然に沿った生活」とやらが出切るのだろうか?ビニールハウスはだめで、地下の穴倉で栽培は良い、というのも無意味である。環境を人為的に再現しているのだから、自然に沿った生活なんぞ元からやっておる。穴倉なら良いは、欺瞞である。
別にそこはいい。問題にする必要もない。個人の勝手である。
そこで、物質に捕らわれているという話しをする。
バトラーは魔術の定義をいくつか引用し、最後に自身の師匠の言葉を持って定義としていたのだが、他の魔術師達の定義はというと、「思うままに変化を起こす技術」などといったり、その直前は通俗的な辞書による解説を示していた。
そして最後に師匠の言葉を持って「思うままに意識の中に変革を起こす技術」と述べる。
バトラーの言う、意識の変革を起こす技術を駆使するとどうなるのか?
日常の物理法則を覆す物事を体験することになるそうだ。
さて、現代物理学では、物質は靄のようなものであり、そしてそれは我々の意識である程度動きうると、述べているのである。
現代科学が魔法染みた見解を述べているのである。こういういい方は嫌いだが、一般的にはこう伝えるしかない。
「物質は精神の影」という風な言葉があったと思われる。申し訳ないがうろ覚えである。
現代科学も魔法も、物質は精神の、人間の意識の影響下にある、と言っているわけだ。
そして、アイクも言う。物質は幻なのだと。魔法だとかは言わないが、同じ見解を述べている。
何がそれを見せているのかというと、コンシャスネス、ユングでいうと集合的無意識と近い意味のものが見せているのだという。
まずは超自然的な意識があって、そこから物質が作り上げられ、そして我々がいるのである。
その物質は強固な状態だと思い込んでいる、つまりはお約束に従っているだけで、お約束を外れたところから見たら、なんでもないのである。
くどくなるので言い方を変えよう。
我々は、物質が先にあってその後に意識が生まれたと思っているが、それは結果と原因を取り違えている。それが致命的なのだと。
あなたにも腕があるだろう。ない人もいるが、とりあえず。
何かを触ってみる。もしくは親指と人差し指をこすりあわせてみよう。
刺激が伝わるだろう。異性の肌に触れたら、この刺激はもっと強烈なことになる。
こんな感触を伝えてくれる腕があるから人間になったのだ、手という物質は素晴らしい、と思いそうになる。
でもそれは、電気信号であって、その手が、触ったものが素晴らしいからだというわけではない。女性の柔肌は素晴らしいが、それは措くとして。
それは、あらかじめ決まっているものを体験しているのである。だからといって、無意味だといっているのではない。
あらかじめ配置調整され、形作られた物質を通して、常日頃、素晴らしい体験をしているのである。
とはいえ、人類の時間からいえば、ずっと大昔からそれは、まがい物にされてきた経緯があるのもまた事実である。
物質は、「あらかじめ配置調整され」と書いたが、いじれるからだ。別の誰かが「調整」しなおしたわけだ。
そして、人類はそのようなことを出切るわけがないと、ずっと信じ込まされてきたわけだ。
だが、その端緒は切り崩されたといえる。誰かが作った物質に服従する必要はない。手で味わう感触すら、まがい物になり得るだろう。
その様な空想ともいえることを、ただ切り捨て、目に見えている幻を真実と見なし、唯々諾々と従うのであれば、それはどのような言葉で飾り立てようとも、物質への隷従である。主従逆転なのである。
環境汚染や気候変動がどうとかというのは、今のお約束の話しだけである。
それすら体験しているだけのことである。
とはいえ、幻だからといって、何の対処もなく税金の督促を無視したりしたら面倒になるので、訴訟して不払いにするか(実際に海外在住の人が国家に権威なし!と裁判所に認めさせてしまった例がある)、さしあたり一個分だけ払うだとかしておかないと、つまらん体験をすることになるかもしれないので、ご注意を。
それすらも体験である、といえなくもないが、そんな風に考えるのは、いきなりは難しいものである。
では、よき終末を。
なに?元々珍妙な話しか書いてないではないかって?それはどうもありがとう。光栄の極みである。
さて、コメントでいくつかやり取りしていた件で、相手を非難するのではなく、気になったことを書こうと思ったので、続けて書くことにした。
非難というなら、すでにコメントでしている。
ビッグブラザーとリトルピープルの件、物質に捕らわれているという話しについて、コメントで詳しく返したつもりである。
ビッグブラザー。ジョージ・オーウェルだったかオルダス・ハクスリーだったか、近未来の社会を描いた小説で出てくる存在である。
人々を監視装置で管理している、管理者というわけだ。ビッグブラザーはあなたを見ている、という奴である。
ビッグブラザー自体が動いて、支配体制を安定させているわけではない。何か反乱がありそうなら、警察だとかを配備するだけである。幸福は市民の義務だ、なんていう文句が、それらの作品を下敷きにしたTRPGにあった気がする。
件のコメントでは、「リトルピープルの時代になった」という風に書いていて、リトルピープルが優位な時代だともいう。煽られているということには同意しながらも。
さて、本当に優位なのか?そもそも優位とはどこをどう指していったのか?
煽られているというのは、たとえば、偽ユダヤの支配が終ってきた、民衆には大金が入ってきて、皆幸せになる、といった話なんかが有名である。
偽ユダヤというのは別に支配者の大本営ではない。聞いたところによると、ユダヤという言葉自体は民族を指してなどなく、銀行利権のことを指していて、言ってしまえば「金庫番」である。
門番倒したらゲームクリア、とかいうRPGなんぞ聞いたことがない。次回作に続く!ならありえるが。
ビッグブラザーが衰えたとか思ってて言ったとしたら、恐らくその点、上で書いた偽ユダヤがどうこうのことなのだろうと思われる。
彼らはビッグブラザーではなく、反乱鎮圧の部隊程度である。
鎮圧部隊が弱体化したというなら、今度は別の方法を取るまでの話。
やり口は古く、そしてよく上手くいくやり方である。草の者を放つ。そして誤情報を流して民衆に恐慌状態を起こさしめるのである。
誤情報と知らずに踊らされた民衆は、仮初の敵を打ち倒したところで終らないことを知らず、快哉を上げ、またその直後に絶望の淵へと沈むのである。
これが現代の、現代まで続いてきた状況である。ビッグブラザーはこうやっているのだと知らなければ、またいたずらに踊るだけのことを何故理解しようとしないのか。
これが煽りだというのなら、「そこは地雷原だ」と言ったら「そんな煽りはいらぬ!」と答えているようなもので、止めても突っ込むのだろう。
また、ビッグブラザーの支配とやらから抜け出すために自給自足を、という声も大きい。実際問題、地球は寒冷化に向かっているというのに、「自然に沿った生活」とやらが出切るのだろうか?ビニールハウスはだめで、地下の穴倉で栽培は良い、というのも無意味である。環境を人為的に再現しているのだから、自然に沿った生活なんぞ元からやっておる。穴倉なら良いは、欺瞞である。
別にそこはいい。問題にする必要もない。個人の勝手である。
そこで、物質に捕らわれているという話しをする。
バトラーは魔術の定義をいくつか引用し、最後に自身の師匠の言葉を持って定義としていたのだが、他の魔術師達の定義はというと、「思うままに変化を起こす技術」などといったり、その直前は通俗的な辞書による解説を示していた。
そして最後に師匠の言葉を持って「思うままに意識の中に変革を起こす技術」と述べる。
バトラーの言う、意識の変革を起こす技術を駆使するとどうなるのか?
日常の物理法則を覆す物事を体験することになるそうだ。
さて、現代物理学では、物質は靄のようなものであり、そしてそれは我々の意識である程度動きうると、述べているのである。
現代科学が魔法染みた見解を述べているのである。こういういい方は嫌いだが、一般的にはこう伝えるしかない。
「物質は精神の影」という風な言葉があったと思われる。申し訳ないがうろ覚えである。
現代科学も魔法も、物質は精神の、人間の意識の影響下にある、と言っているわけだ。
そして、アイクも言う。物質は幻なのだと。魔法だとかは言わないが、同じ見解を述べている。
何がそれを見せているのかというと、コンシャスネス、ユングでいうと集合的無意識と近い意味のものが見せているのだという。
まずは超自然的な意識があって、そこから物質が作り上げられ、そして我々がいるのである。
その物質は強固な状態だと思い込んでいる、つまりはお約束に従っているだけで、お約束を外れたところから見たら、なんでもないのである。
くどくなるので言い方を変えよう。
我々は、物質が先にあってその後に意識が生まれたと思っているが、それは結果と原因を取り違えている。それが致命的なのだと。
あなたにも腕があるだろう。ない人もいるが、とりあえず。
何かを触ってみる。もしくは親指と人差し指をこすりあわせてみよう。
刺激が伝わるだろう。異性の肌に触れたら、この刺激はもっと強烈なことになる。
こんな感触を伝えてくれる腕があるから人間になったのだ、手という物質は素晴らしい、と思いそうになる。
でもそれは、電気信号であって、その手が、触ったものが素晴らしいからだというわけではない。女性の柔肌は素晴らしいが、それは措くとして。
それは、あらかじめ決まっているものを体験しているのである。だからといって、無意味だといっているのではない。
あらかじめ配置調整され、形作られた物質を通して、常日頃、素晴らしい体験をしているのである。
とはいえ、人類の時間からいえば、ずっと大昔からそれは、まがい物にされてきた経緯があるのもまた事実である。
物質は、「あらかじめ配置調整され」と書いたが、いじれるからだ。別の誰かが「調整」しなおしたわけだ。
そして、人類はそのようなことを出切るわけがないと、ずっと信じ込まされてきたわけだ。
だが、その端緒は切り崩されたといえる。誰かが作った物質に服従する必要はない。手で味わう感触すら、まがい物になり得るだろう。
その様な空想ともいえることを、ただ切り捨て、目に見えている幻を真実と見なし、唯々諾々と従うのであれば、それはどのような言葉で飾り立てようとも、物質への隷従である。主従逆転なのである。
環境汚染や気候変動がどうとかというのは、今のお約束の話しだけである。
それすら体験しているだけのことである。
とはいえ、幻だからといって、何の対処もなく税金の督促を無視したりしたら面倒になるので、訴訟して不払いにするか(実際に海外在住の人が国家に権威なし!と裁判所に認めさせてしまった例がある)、さしあたり一個分だけ払うだとかしておかないと、つまらん体験をすることになるかもしれないので、ご注意を。
それすらも体験である、といえなくもないが、そんな風に考えるのは、いきなりは難しいものである。
では、よき終末を。