ウヰスキーのある風景

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哀歌のボウル

2020-11-25 | 雑記
ここしばらく、大統領選挙が気になって、と前回の更新で記したかと思う。

とはいえ、気にする必要はないようだ。バイデンに決まったから?違う。

日本のメディアでも、夕刊フジがバイデンの当選は不正だらけなので危いのでは?といった記事を出して来たり、テレビ東京ではBSだが、大手他社のメディアでは流さない、大統領選挙の動きを陰謀論を解説する体ではあるが、向こうでどういうことが起きているのかを放送していた。

その放送がYouTubeに抜粋掲載されている。以下のリンクである。

https://www.youtube.com/watch?v=TiFusTALvM0&app=desktop


拙もそうだが、大抵の人はこう思う。所詮はアメリカの大統領を決めるだけに過ぎないのだと。

馴染みのネパール料理屋の店主も「どうせ政治家は皆同じだ」という具合である。彼は英語も堪能なのだが、何が起きているかは調べていないようだということが分かる。

政治家というのはそもそもがそういうもの(蚊が血を吸うようなもの)なので、積極的に応援するような存在ではない、と拙も仏教教団草創期の仏教徒の態度を引用して書いたものである。

しかし、たまたま気になってツイッターやらブログやらを漁っていると、腑に落ちない。

言われてみれば、ではあるが、一つ示しておく。

トランプ大統領は、アメリカでもかなり成功したビジネスマンで、億万長者である。

そのままビジネスを続けて金を儲けて暮らせば、なにも困ることなどないわけである。

だが、彼は大統領選挙に打って出た。そして年間報酬は1ドル。残りは寄付しているという。決まりらしく、全額受け取らないというのは出来ないが故の1ドルらしい。


ところで昔も書いたが、歴代大統領は高名なケネディも含めて、大統領は四名ほど暗殺されている。

レーガンは暗殺未遂であわやという所であったが、その後は彼が掲げていた公約を撤回した。

暗殺および未遂の歴代大統領が何をしようとしていたのか?それはお調べ頂ければすぐに出てくるところである。隠す気もないが、もう散々出回っている話である。

言いたいところはここではない。FRBやら国際銀行家やら自国での通貨発行の話は目的ではない。


つまり。大統領というのは、国家の要職に就くということは、自身の命を狙われる可能性が高いのである。

脅迫というものは彼のものの命を奪うだけではない。家族を狙うということもある。

身代金目的の誘拐、というのが実際に日本国内の事件でもあっただろう。


そんな危険な世界に飛び込んだのは、何故か?

詳しく裏を取ってはいないが、聞き及ぶところによれば、トランプ大統領はもう何回も暗殺されかけており、年若い息子も誘拐されかけたという。


何故そこまで危険な目に遭いながらも大統領を続けようというのか。

月並みな言い方であるが、彼は命を懸けて仕事を果たそうとしているのだと。

アメリカを良くしようということなのだが、そのアメリカを蚕食していた腐敗は実は世界規模であり、それらとの戦いを行っているのだと。


彼は四年前に大統領になった時だったか。こう語ったという。

「わたしはメッセンジャーだ」と。


この一言と、最近見て回ったトランプ大統領についての解説だとかを考えるに、というよりすでに言っている人がいるのだが、彼が大統領であるかないかではなく、何を伝えようとしているのか、それは我々自身に何を促そうとしているのかを理解する必要があるのだろう。


と、堅苦しい話はここまでにする。


先日、久しぶりに馴染みのアジア雑貨店に行ってみたら、面白いものを見つけた。

シンギング・ボウルというもので、チベットの、という意味でチベタン・シンギング・ボウルと呼ばれたりしている、金属製の鉢のようなものである。ついでに、ネパールでも使われているそうな。

先週ぐらいまで、何か腰に違和感があったり、胃に重いものがあるような不快感があったりと、妙な気分だった。まあ、ろくなもの(一般的ではない意味での)を食べてないのもあろう。この辺りも知っている人は知っているところなので、一々書かないが、調べて後悔しないように。

恐らく初めて現物を目にしたもので、試しに鳴らして遊んでいた。縁を付属のバチでなぞるのだ、などと講習を受けながら試すと、不思議なことに、ずっと続いていた腰の軽い違和感が消えていた。

お店の人に一々言わなかったが、ここ数日は半日ほど寝てようが別に痛くなくなってしまった。胃の不快感も消えた。

これはと思い、つい買ってしまったというわけである。

しかしバカバカしいことに、その後上記の馴染みのネパール料理屋に行ったら、店主にバカにされてしまったというオチつきであった。買ってきたものを見せたら、「現地では二百円もしない」とのこと。

後日、気になって調べると、シンギング・ボウルは真鍮製らしい。というのも、インドからチベットにかけてだったか、真鍮はよい金属として扱われているのだとか。


アグニホートラというものをご存じだろうか。昔、とあるHPで紹介されていて、日本で実践している人のHPを読み込んだりしたもので、その影響で愛煙家になったものである。

簡単に言ってしまえば神聖な焚火を行うのだが、それに使う器は銅で出来ている。関連した別のところで読んだのかは忘れたが、銅がエネルギーを一番出すとかいう話であった。

日本でアグニホートラを実践しているという人のHPのリンクを貼っておく。
http://www.runru.info/snap/aguni/aguni4.htm

上記のHPを色々と読んでいただければ、興味深い話が出てくるかと思われる。

コツは自然の物を自然の力で燃やす、そうすると、炭素分子のとある同位体が発生するという。
記号にしてC60(60は右上に小さくのが化学の記号ではあるが)が勢いよく回転する。これが人体と自然によい影響を与えている、とのことである。

ついでに、同じHPにあった記述だが、この分子に纏わる発見はかつて日本人の学者が発見していたのだが、日本語の論文だったのではじかれてしまい、ノーベル賞を取ったのはその後調べ始めた外国人の研究者なのだとか。

真鍮の器を打ち鳴らすというのは、実によいものの可能性があるのだろうと、実感もしたのでついつい買ったというわけである。


とはいえ、この先は悲しい話になる。シンギング・ボウルを買った後の帰宅途中に別のお店に立ち寄った。

とある老夫婦のお店なのだが、ここ一か月ほどお店を開けている様子がなかった。たまに日向ぼっこしているおばさんも見ない。

気になっていたので、差し入れのお菓子も買い、店の前に立った。

やはり中のシャッターというかスクリーンという奴が降りていて、いないのかと思ったが、前に言われたことを思い出した。

「ノックしてくれたら大体いるから」と。ノックすると、旦那さんが現れた。

そして入ってすぐに言われたのである。「ちょっと驚くかもしれないけど・・・亡くなったんだよ・・・」。

そこには、最近見かけなかったおばさんの遺骨の入れ物(葬式の後に抱えてるあの形状の)と、上にそのおばさんの遺影を飾っていた。
旦那さんの話によると、亡くなったのは一か月ほど前だった。

飲んだ後もあって、拙も取り乱すこともなかったが、そこで「変な話だけど」と、シンギング・ボウルを取り出し、先ほど覚えてきた鳴らし方で音を響かせたものである。

旦那さんも「知ってて買って来たのか?」と少し冗談ぽく聞いてきたが、拙も何かに呼ばれて買っただけでなく、その足で向かうことになったのだろうと、思わなくもなかった。まあ、飲んでいたけど。


これ以上は辛くなるのでここで終わるが、自分のために買ったはずの物が、親しい人の送り出しに使うことになるとは夢にも思わなかった。


以来この数日、鳴らすたびに、亡くなったそのおばさんの鎮魂も兼ねたような状況であった。


では、よき終末を。


切り札

2020-11-11 | 雑記
過日、アメリカ大統領選挙が実施された。

日本のマスゴミ、おっと失礼。塵芥が流す話では売電が勝ったと報じている。

だが、実際はまだ決まっていない。この辺りは知っている人は知っている話だが、どうなっているかは書いておく。

統計上あり得ない票の獲得が行われており、実際に不正を手伝った証言や証拠などが集められ、法廷に提出されるのだとか。捜査が入り、数え直しを行っている州もいくつか出ている状態である。

伝え聞くところによると、州ごとの投票率が発表されていて、100%が乱立。挙句の果てには125%などという言葉を失うような状況になっている。

二重投票も可能と言えなくもないシステムでもあるが、だからと言って100%になり得るかというとおかしいし、超えるというのはもっとおかしい。

既に死んでいる人物が投票日と同日に登録され、売電に投票しているという記録も出ているという。

売電はきっとネクロマンサーなのだろう。アメリカゆえ致し方なし。

とまあ、そこは冗談だが、この不正が横行している状態の大統領選挙というのは前からあったし、ブッシュとゴアの選挙の時も、負けていたブッシュが法廷に持ち込んでようやく確定したというのがあるので、現職大統領が行おうとしているように、法廷に持ち込むのは正しいやり方である。

さて。元連邦検察官が暴露したという話が昨日だかに出てきた。

曰く、民主党が投票用紙読み取り機に不正に働きかけていると。不法に売電に票が大量に入ったからくりだというわけである。

さらに、そのシステムを海外に持ち込んで、諸外国に混乱を与えるという策謀まで行っていたというのである。

日本でも不正選挙があるのでは?と疑われたりそういった証拠も取り沙汰されたこともある。とはいえ、塵芥が報じることはないのは言うまでもないが、世の腐敗をまざまざと見せつけていく。

改めて、今回の大統領選挙というのは、世界的にも歴史的にも大きな影響を与えることは間違いないと感じたところである。


トランプ大統領が何をやって来たのか、というのはほとんど日本では、というと語弊があるので、塵芥が報じて来ていない。

例えば「鯉の餌やり」で調べて頂くと見当たるだろうが、あからさまな印象操作を施されており、そのことについてトランプ大統領も軽く非難していたほどである。


そのアメリカ国内の動きだが、ここ何年か、かなり大きな動きがあった。BLM? ある意味当たっているが違う。

アメリカの政治は二大政党で運営されており、売電が民主党、現職大統領側が共和党となっている。

共和党は伝統的に保守政党で、白人が基本的に多い。黒人は少ないとなる。

民主党は所謂左派であり、黒人などの非白人の支持者が多い。

細かいところは実際を見ているわけではないので判らないが、アメリカ人はこのどちらかに登録していて、それで選挙に向かったり応援演説を見に行ったりするのである。

しかし。当の黒人たちが、民主党は黒人のために働いてきたと思い込まされてきただけで、実際は被害者意識を植え込まれて無力化されてきただけに過ぎなかったと気付き始めたのである。差別を助長していたのは民主党だったのだと。

奇妙なもので、黒人の多くは「伝統的に」民主党に登録していることが多かったそうだ。強調したのはちょっとした皮肉である。左派は基本的に保守的な意味合いの物を貶す立場であるからだ。

そして、民主党支持を辞めて共和党に入り直したり、トランプに投票しよう!となっていたのだとか。

トランプのどこがいいのだ?と、日本の塵芥が言っている程度のことだけからだと不思議に思うが、もうその時点で塵芥に毒されていたのである。拙も人のことは言えないが、それはともかく。

例えば。メキシコとの国境に壁を作るという話を覚えておられるだろうか。
これを引き合いに出して、トランプは人種差別者だとか非難される。
しかし、不法移民が多いための措置であり、正式な手続きを踏んでくださいね、ということだったそうな。

トランプのパフォーマンスというのは、一見すると短気な爺さんが怒ったり好き勝手やでたらめをやっているかのように思われる。

しかしそこが狙い目なのだと、とある分析筋がいう。それというのも、アメリカの腐敗を国民に見せつける形となるからだという。

シリアに派兵した時に、「石油基地を保護したぞ」とか言い出して「エクソンモービルでも派遣するか」などと滅茶苦茶なことを言いまくっていたそうだが、これは誰に向けて言っていたのかというと、アメリカ国民に対してとなる。こういう感じで派兵するってのは酷いことなのだなと、眉をひそめて貰った訳だ。

無論、こういうパフォーマンスを狙ってやっていたのかは、拙には判断しかねる。

とはいえ、こういう自国の状況を見せて民衆に自覚を促す、別の言い方をすれば覚醒を促すというのは、周り周って国外にも影響を与えていくだろう。

上記の元連邦検察官の証言通り、アメリカのその腐敗は全世界を蝕んでいるからである。

数年前に聞いたが、そういうアメリカの上層部で国内のためにまともな仕事をせず、仲間内の利益を上げるためだけに戦争を起こしたり諸外国に不和の種を蒔く者どもを、「ディープ・ステート」と呼ぶそうだ。ただ、アメリカにしかこういう存在がいないというわけでもない。そういう野合のようなのは世界規模で繋がっているからである。

国際銀行家、多国籍企業、政治家、医者、大手マスメディア等など、枚挙に暇がないが、そういう繋がりである。グローバルエリートなんぞという呼称もあるが、呼び方は大して気にしなくてもよかろう。


アメリカは大きな国だが、この世の一部である。一部なら関係はないと思うかもしれないが、全体もまた一部から成り立っている。
胃の調子が悪ければ、憂鬱な気分になりやすくなるのと同じで、逆もまた然りである。

アメリカの大統領は「トランプ」なのだと。賭け事に「トランプ」は付き物なのだから、などと洒落ておく。

※日本でトランプと呼ばれているカードがあるが、切り札という意味である。


では、よき終末を。