ウヰスキーのある風景

読む前に呑む

哺乳類

2008-10-30 | 雑記

こんにちは。自分にとってはおやすみなさい。

先日、実家から手紙が届きました。
必要な書類を郵送してもらった際に、同封されていたものについて。

実家には犬が一頭。雑種の間抜けな顔をしたヤツが。

なんと、その近況を写した写真が三枚ほど同封されていたという。

ここにその写真を貼り付けておきます。今日はこれでご勘弁を。



スキャナがあればぼやけてない写真でいけるんだろうけど・・・。

数年前だったろうか。向かって左の耳が垂れ下がってきた。
そして、今年に入ってからだったか、残った耳も垂れ下がった。

もう歳なんだねぇ。その割には夏の暑さをものともしなかったそうな。
ちなみに、名前はチーコ。漢字で書くと地慰虚。ええ、ウソですとも。

追加:友人からこれを貼ってくれ!との要望があったのでこちらもどうぞ。


この猫ブチャイク。とかいったらだめよ。

 


 


嗚咽

2008-10-28 | 雑記
昨日、ニコニコ動画をうろうろしていたら、泣けるという曲が。



歌謡曲には疎いのでよく知りませんが、アップした人が編集した
PVもあいまって、実にしんみりする曲でした。

さて、前回映画のことがどうとか言ったので続きを。

映画館で寝よう、などと考えて近くにあった映画館に入ると。
今の時間何をやるのかは一応確認、そこに「おくりびと」が。

これを見よう、静かな映画かと思うのであわよくば寝てしまえる、
そう思ったが、そんなこともなく。

映画の内容を少し。主人公は本木雅弘扮する元チェロ奏者の
小林大悟という青年、青年でいいのかね。

元、というのは、物語の冒頭、この二ヶ月を振り返る独白から始まる。
その最初にオーケストラによる第九の演奏が始まる。彼はそこに。
オーケストラを写した後、カメラは客席へ。見た人はみんな思うだろう
客が少なすぎる・・・と。

そして控え室でオーケストラのオーナーが、今日で解散と挨拶。
小林は寝耳に水で呆気にとられてしまう。

で、田舎の山形に嫁さんと一緒に帰り、職探しをすると。
そこで「旅のお手伝い」をする、NKエージェントの求人を見つけ、
すぐに面接へ。ろくすっぽ履歴書も見ないで即採用という。

小林は旅行代理店か何かかと思っていたが実は・・・。

CMなんかで、葬儀屋だと思っていたら葬儀屋の下請け。
納棺士という、葬儀の際にご遺体を棺に納める前に清めて
遺体に死に装束を着せるお仕事。

本来は家族がやっていた儀式であり、それが葬儀屋に移り、
さらには下請けのこういう会社に受け渡された。
つまりはチョースキマ産業だ、と劇中に事務員役の女性がいう。

ただ単に着せるのではく、遺族に裸体をさらさないように清め、
装束を着せる。これがなかなか流麗な動作で見入ってしまう。
葬儀の際の悲喜交々のドラマも垣間見え、飽きない。
寝るはずだったのに・・・。

NKは納棺の略だそうです。遅くなったけど。

峰岸徹がご遺体役で出演。
小林の幼少時に女と逃げた父親役なのだが、生きた姿は回想のみ。
これが・・・脇役というものか・・・。惜しい人を亡くしたもんです。

自分たち意外はじーさんばーさんばっかりでシャレに、じゃなくて、
共感することが多いんだろう、洟をすする音が途中聞こえてきた。

しんみりするだけでなく、笑えるよい映画です。ぜひどうぞ。

世の常

2008-10-26 | 雑記
こんばんは。最近数日更新になっている、酒のみです。

先週の日曜に風邪を引いて、葛根湯がどうとかそんなことを
書いたぐらいでしたか。と、思ったら「アバドン王」買ったと確認。
そうでした。ここ二日ほどずっとやってたんでした。

その話はまたいずれ。今回は購入した次の日にあったことを。

その日は朝までアバドン王をしていた、というのはおいておいて。

その前日、大阪に住んでるアザラシみたいな子から連絡が。
こっちにくるらしく、朝起きれたらご飯食べようという。

・・・6時ごろメールが。ばっちりおきていたというわけで。

10時ごろ渋谷に到着。6時にメールきてなぜ?というのはなしで。

何を食べようか聞いたら、新宿の高野がどうとかいうので
以前何かで見た、魚屋がやってる食堂にいこうと決めた。

のはいいけど、場所をしらぬ。そうするとアザラシが携帯で調べた。
地図がないので交番で場所を尋ね、いざ出発。

歩いて10分ほどだという。賑やかな通りから離れて到着。

上のリンク見てくれるとわかるけど、注文は入り口にある札を使う。

おばちゃんが札を裏返して何かを見る。おまけ注文して、とのこと。
自分にもアザラシにも札の裏に扇マークが貼られていた。

壁に貼られている、かき酢を注文。自分はサバの味噌煮。
アザラシは刺身定食を注文。

ご飯と味噌汁はお変わり自由だが、ご飯を残すと罰金があるので
食べ過ぎにご用心。カウンターには、ひじきの煮物や切干大根が。
これも自由に食べていいようだ。これまたうまい。

そして、話に聞いていたサバの味噌煮としじみの味噌汁なんだが、
サバは骨まで柔らかく煮込まれており、味噌もちょうどいい味。

しじみの味噌汁は、いつもキロ単位で煮出しているそうで、
この味が他の店でも出せるなら、店やめるかも、という自信作だとか。
何かで見た、というのはMSNのグルメ特集のページで、
そこでそう書かれていた。が、実にうまい。味噌の味はあんまりない。
ないのに味がする。噂どおりだ、と思った。

自分はご飯をおかわりしてそれで食べきった。が、アザラシは遅い。
そんなにゆっくり食べるとさめてしまうぞ、というと、
あわてて食べるのは嫌いだとのたまう。
あとで言うべきことを思い出した。
「熱いものは熱いうちに、冷たいものは冷たいうちに食べる」
というのが一番よいと、言えばよかったが、徹夜明けの満腹では
思い出せなかったので残念である。

このあと、まだ仕事まで時間があるので休憩しよう、いや寝たい。
が、ネットカフェにいくのもなんだかなと思い、映画を見る、そこで
寝るつもりで行くことにした。映画の話はまた後日。お楽しみに。

購入

2008-10-23 | 雑記
こんばんは。今日は雨。傘もささずにお出かけ。

本日は「葛葉ライドウ対アバドン王」の発売日。
何ヶ月か前にゲーム屋を覗くとポスターを発見。PS2で発売という。

何とか対何々、なんて響きは今じゃ死に絶えたような響き。
VS、っていうのがほとんどでしょうなぁ。なんでこんなタイトルなのか。
舞台が架空の時代、大正二十年の帝都だから、だと思う。

楽しみにしていたタイトルなので(続編が出るとは思ってなかったけど)
今日は他のゲームやらずにこれをやっていることでしょう。
というより、やってる合間にブログ更新してるのでした。

が、ひそーてんの対戦くらいは行ってこようかねぇ。では、またどうぞ。

延長戦

2008-10-22 | 雑記
こんばんは。風邪は経過するもの、そう思って寝ていてもなかなか。
半袖で寝ているのが悪いのかもしれない。それよりも何よりも、
朝まで起きているのを改めないのが一番悪い!

『風邪の効用』をまた少しずつ読んでいたとき、体の癖ごとの風邪の
傾向を書いてあるところに差し掛かった。
自分に当てはまっているのか、前屈体癖の人の風邪が長引くと
気管の風邪になるとあった。そう、喉の奥がいたい。

その話はおいておいて。今朝、某対戦アクションの動画を撮影。
今日はその編集をやろうかと思ったのだが・・・。
前回同様つまらないといわれるかと思いためらってしまった。
もうちょっとうまくなるまで、と思っても無理。これ以上はどうか・・・
というわけで、動画も何もありません。代わりに晩飯のことでも。

今日はスパゲッティ。昨日、米を買いに行くと、おまけにナスを貰う。
その日に買って余っていたほうれん草とでスパゲッティを。
作り方:ニンニクをみじん切り、オリーブオイル大匙1とあわせて
フライパンにいれておく。おおめのお湯を沸かして、スパゲッティを
茹でるのに必要な量の塩をいれ、麺を投入。沸いてきたらついでに
ほうれん草もいれて、適度に茹でたら取り出して冷やして切っておく。
先ほどのフライパンに適度にちぎった鷹の爪をいれて熱する。
ニンニクが少し黄色くなったかなくらいで切ったナスをいれて炒める。
途中、油や水分を吸い込んできたら、煮汁を足していく。
ほうれん草をいれて、塩とコショウを少し。なじんだら麺を入れて
あえて終わり。ナスは味がしみこんで意外とうまかったけど、
風邪引いている人の味覚を頼りにしてはいけないので注意。

身に覚えの無い

2008-10-21 | 雑記
こんばんは。gooのフリーメールとブログ管理のIDとパスは同じ。
なので、メールが届いたかどうかも確認できる。

新着メールがひとつ。個人日記ブログを対象としたサービスだとか。
世代や地域ごとにカテゴリわけをして、ローカルな話題を
検索しやすくするんだそうな。

しばらく放置してみようと思う。いきなりこんなメール来ると怪しいんで。

で、今日は体調に異常はないけど、風邪は油断してはならんので、
酒は呑みません。本来ならテレビもゲームもよろしくないんだがね。
昨日撮った写真を貼ろうと思ったので、怠けそうだった更新をせめて。



右の人は、我が猟団の団長、you氏の二番目のキャラ。
曰く「かわいいじゃないか」という被り物で現れた。
怖いよ。絶対ショッカーの怪人だよ。でなけりゃ悪魔だ。メガテンの。
では、今日はこれで。冷えるといけないので酒呑んで寝・・・じゃなくて
ショウガ湯飲んで寝ましょう。さよーなら。

安息日

2008-10-20 | 雑記
こんばんは。久しぶりに風邪をひいたようです。

風邪に関連したとある書物をひとつ。
『整体入門』著者は野口晴哉(のぐちはるちか)

何故に整体?と思う人がほとんどかもしれない。
細かい話は割愛して、概略を述べると、
人間の体には偏りがあって、(体癖という)この偏りに応じた
体の動かし方で健康になろう、みたないもの。

関連に、『風邪の効用』というそのままの著作も。
これは、『整体入門』にある、風邪についての部分を拡大した本。
セットで読むとよりよく理解できるかと思います。ちくま文庫にある。

風邪は治すものじゃなくて経過させるものだ、と著者はいう。
たまった疲労なんかが体の偏りをより偏向させてて、それを元に戻す
自然の治癒作用なので薬を飲んだりしないであるがままに任せると。
かといって、何もしないわけではないので注意。

風呂の入り方や、休息をとるタイミングはいつなのか、などなど
現代医学とは違う話が多いので、風邪時の参考文献にしていました。

その話はまたいずれ。今度は食べ物の話を。

これも風邪関連ですが、風邪を引いた時は生姜湯を作って呑む。
葛粉と黒砂糖と生姜の絞り汁をお湯で溶いたもの。
葛根湯というものを聞いたことがあるかと。
この葛根が和菓子なんかでも使う葛のこと。くずもちなんかね。

使い勝手は片栗粉と同じだが、効用が違う。
片栗粉はジャガイモのでんぷん。漢方としては何もないと思われる。
で、葛の効用はというと、保温作用と筋肉の炎症に効果があるという。
風邪の症状に効果大といえそうだ。
ちなみに、葛根湯の中には生姜も(漢方ではショウキョウという)
含まれており、葛根湯ほどではないが相乗効果がありそうだ。

葛根湯はいくつかの漢方(7とか8ほどだったかと)が調合されてて、
単体でも効果のあるものなのだが、葛根湯として服用した場合、
相乗効果が発揮されて、単体を別々に呑むのとは違うのだという。
インフルエンザにも効くとか去年テレビでやっていた。

生姜湯だけでどれほどの効果があるかはわからないけど、
興味があったらどうぞお試しください。では、また。

呑んだら乗るな

2008-10-18 | 雑記
こんにちは。今日は夜勤明け。普段は日曜なのに?とか言わない。

前回、余談が長すぎたので、ウヰスキーについて触れてないという。
けど、今は呑んでいないので感想も書けません。

うろ覚えでやってみようかと思ったけどちょっとごめん、無理。

というわけで、何日かぶりに撮影しておいた動画でも。



Livedoor系のしたらばという掲示板集があって、そこでの対戦。
負けのほうが多かったのが口惜しいけど仕方ない。

そして、今から寝てしまうのでここで終わり。では、また。


祭りの後に

2008-10-16 | 雑記

こんばんは。文化祭の続き、と思ったけどウヰスキーの話を。

ただし、余談として前回の文化祭の話の続きをやっときます。

前回までのあらすじ:無事に着付けの先生との再会を果たした酒のみは、
現役時代の相棒と連絡を取り、先生に電話を渡す。嬉しそうに話す先生を見て、
心なしか顔が緩むのであった・・・。

で、先生が帰られる時間になった。3時、というが、さすがに校内は混んでおり、
車の出入りも制限がかかっている。ご主人に電話をしてから正門まで歩くのだ。

後輩の顔やら役職は覚えていないのだが、部長らしいのが一人付いていった。
無論、自分も。足も悪く、階段と坂道だらけのつらい校内をのんびり付いていく。

途中、階段が始まったところで前にまわる。あまりにも静かについていったので
気づかれてなかったようだ。

無事正門に送り届けたが、やはり道が混んでいたため、到着が遅れているようだ。
茶道部の借りていた庭を出る直前、今朝も連絡を取っていたやつに電話を。
2時前ぐらいに、先生に届ける花束やらお菓子やらを買いに行くが、どうするか、
といった連絡があったので、もう帰られるぞ早く来い!と伝えた。

そいつと他に来るといっていた面子がそろったのは、
先生のご主人がご到着なさってすぐのことだった・・・。危ないったらありゃしない。

先生は、名前だけだと思い出せなかったようだが(来ると聞いていた
面子の名前を伝えていた時は)、顔を見て思い出し、遠来を労っていた。

無事花束を贈呈し、また茶道部のいる庭に戻る。
戻りながら一番最後に来たヤツの近況を聞いていた。
ここには書かないが、なんというか・・・すさまじい。

その三人が茶席に入っている間、裏方で座っていた。
すると、後輩の一人がこちらに気づき、(裏方にいると聞いたらしい)やってきた。

「炭をやっている!?」「やってないやってない」

といった軽いノリ。

後A「先輩、ご飯食べたいです。」安「そんな金ないわ」
後A「酒のませておごってもらおう」安「しゃあないな・・・」
といったやりとりで晩飯に行くことになった。

もう一人、後輩Aが後輩Bを誘って三人になった。
Bの行きつけのBARが何件かあるらしく(わしより上手だ)
電話して下調べしてくれたのだが、日曜のため全部閉まっているようだった。

というわけでラーメンを食べることにした。八王子に最近出来た「イケ麺」とかいう、
冗談みたいなラーメン屋。食べた後、明日、茶道部に差し入れを
持っていこうというので、ドンキホーテにお菓子を買いに行くという。
12時過ぎてたが気合で行ってきた。普段の12時ならなんでもないんだがね・・・。

そこで見つけたのがグレンリベット12年。Wikipediaでスコッチウイスキーの項目を
参照すると、最初のほうに紹介されている、代表的なウヰスキーのようだ。
とりあえず、写真を。

こいつもコルク式になっていた。余談が長くなったのでWikipediaの項目を貼っておく。
写真をクリックすると飛ぶよ。ではまたどうぞ。


2008-10-14 | 雑記

こんばんは。土日はいつも夜勤のことが多く、昼間に更新していたのに?
と思った人が何人いるかはわからないけども、日曜は夜勤明けなのに
夜まで家にいなかったという。

通っていた大学の文化祭があり、何人か同期の人間が戻ってくるので、
夜勤が終わってちょっと一杯やってすぐ、連絡を取っていたやつに電話した。

一度出なかったので10分ほどまって電話すると、寝起きの声が。

1時ごろくる、といったように思う。呑んだ状態ですぐいくのも無理があるので、
少し醒ましていた。

のんびり出発したら、ほんとに一時に着いてしまった。待たせたかと思ったが、
誰も来ていない。

茶道部の着付けの先生が今も現役だったので、(今年でやめると直前には聞いた)
挨拶に伺った。元気そうではあった。だが、やっぱり足腰はさらに弱ってきている。
そろそろやめようというのもうなずける話ではあるが、少し寂しい。

3時には帰るとのことで、お茶を一服頂いたり、近況を報告していた。
もう一人、自分自身と仲もよく、先生にも気に入られている同期のヤツがいて、
ぎりぎりまで来れるかどうかわからないとのことだったので、先生の前で
電話をかけると、意外に元気な声で(うつ病で入院しかけたそうな)返事が。
懐かしいやり取りを少し交わした後、先生に代わった。

やはりというか、嬉しそうに話す。電話してよかったと思った。
一通り話してまた電話を戻して頂く。

詳しく聞いてなかった近況と、ぎりぎりまで来れるかどうかわからんという理由を
改めて聞いてみた。あんまりそういうデリカシーがないものでつい。

詳しくはいえないが、体調不良でもともと行けなかったそうだ。

先生への寄せ書きの件について(先生が横に座っているのに)話してみると、
改めて自分で手紙を送るという。後輩が代筆をしてくれるのだが、自分でやると。
「ばらすなよ」「わしは口が軽いぞ」「信頼してるから」「口がry」と、
横に対象がいらっしゃるとは思えない攻防を繰り広げる。
つい、「横に座ってるぞ」といったら、気づいていなかったようだ。(どちらも)

典型的なうつ病気質らしく、医者に性格を直せといわれたそうだ。(完全主義者と)

だから、肩じゃないけど肩の力抜いてのんびりしとけ、といって電話を切った。

その直後、信頼を裏切る行動に。とりあえず、そいつの近況を先生に述べる。

電話の前にうつ病だとは言っておいたが、現在の状況を伝えておいた。そして・・・
「近々ヤツから何か先生の元に届くかもしれませんよ!」と、大事なことを伝える。

大事なことなので2回いました、なんてことはないが、バレタラヤヴァイナ。

長くなったので今日はここまで。後日続きを書くかもしれない。


遠い昔

2008-10-11 | 雑記

こんばんは。今朝がたふと、高校時代のことを思い出す。

高校時代はコンピューター部に入っていた。資格を取るでもなく、ゲームをしていた。
今も変わらないなぁと、そういう話はまたいずれ。

さて、我が出身校では掛け持ちでないと所属が出来ないという、
不思議なクラブがあった。クラブではなく、愛好会というレベルである。

その名は「社会研究サークル」という。

顧問は日本史の先生で、社会問題や歴史の研究なんかをして、
他の学校の同種のサークルと研究発表会をしたり、文化祭で展示をしていた
・・・気がする。

文化祭の展示はあったのかどうか思い出せないが、研究発表会は覚えている。

それは、四国のホテルを借りて一泊だか二泊だかするというもの。

分科会ごとにテーマが違い、そこに我々は個々に分科会へ出席していた。

自分が出席していた最初の分科会の発表が、麻薬や覚醒剤についてのもの。
世界大戦中に各国の軍でも使用されていた、戦後日本国内では
使用者が増大している、といった報告だった。

その内容はまあ、さておき。それらのテーマの調査は学生がやっているのだが、
報告書を読み上げていた学生たちに動揺が走った。それは締めの文にあった。

大体このような内容だったと思う。

「戦中、日本政府は兵員へ麻薬を配布し、戦後はその流出をくいとめず、
現在に至っては年々使用者が増大しており、その責任は日本政府にある」

これはおかしい。おかしいと思わなくても、発表している学生たちが動揺している。
間髪いれず質問してみた。

「あなた方は、現在の麻薬使用者の増大は日本政府にあるとお考えですか?」

およそ予想していた答えが来た。

「この最後の文章は我々が書き上げた時点には無く、完成後に挿入されたようだ」

どうやら、顧問の教師がこの文を差し込んだようだった。そこも予想済み。

途中のデータ説明でもやたら日本のことばかりあげつらうのが目に付いた。

大戦中の各国軍に支給されていた麻薬は日本軍のものが一番強力だった等と。
はて?論点が妙じゃないか?麻薬使用者の増大という社会問題を研究するのに
来歴は問題ないが、特定の国をあげつらう必要があるのかな?そう思ったが、
この結論に至るのなら十分判った。

学生たちは純粋にデータ収集と調査に努めていたと思うのだが、教師が・・・。

いつぞや、なんとか大臣が失言した、と言われている中にあった言葉に
「日本教職員組合は教育界のガンだ」というのがある。

こんな検閲をするのが教員の仕事で、それを放っているのなら、
それはガンと呼ぶ以外に適切な言葉が思いつかない。

こんな話を何年も経って思い出し、批判を加えたところで仕方がないのだが、
やっぱり気になるものは気になる。

脱線するけども、コンピューター部が使っている視聴覚室、というのか、
PCがおいてある部屋が二つあり、その間に教師が使う部屋がある。

比較的出入りしていた覚えがあるのだが、ふと机を見るとそこには・・・。
「赤旗」があった。

後年、日本教職員組合の弊害を報告したものを読んだことがあるのだが、
(ひどく「赤い」ということ)まっさきに思い出したのが今の「赤旗」の話。

全部がそんなのじゃないだろうと、一応擁護しておこうかと思う。

というわけで、今日はここまで。人の興味を惹かない話は得意中の得意です。では。


裏切り者

2008-10-10 | 雑記

こんばんは。最近酒の話をしていないと思い、ちょっとしたことを。

前の日曜の仕事終わり、よく立ち寄る本屋で物色。
そのお店には岩波文庫がないので、マンガ買うかゲーム雑誌立ち読みが多い。

ゲーム雑誌が並んでいる棚に、「BRUTUS」という、
最近の流行を紹介している雑誌があった。
以前にも、表紙に海中で泳いでいるアザラシの写真を使っていて、
つい買った覚えがある。ちなみに、その時の号の特集は水族館。

今回は琳派(リンパ)の特集。上野の美術館だったかな、今、展示会をしている。
行こうかな、遠いないつも夜勤明けだし・・・と思ってたらなんとなく買ってしまった。

ただ、広告がルイ・ヴィトンやらエルメスだったりするので、
貧乏人の自分が購読する雑誌ではないような気がする。

パラパラめくって、途中でひっくり返した。裏手にウヰスキーの写真が。
これは裏表紙単体の広告ではなく、中の記事と地続きになっていて、
山口 晃氏と小山 薫堂氏の対談から山口氏の白州蒸留所の探訪記になっている。

で、それはよかった。白州蒸留所は、以前に紹介した山崎10年なんかを
作っている蒸留所で、白州という銘柄もある。

読んで気づいたことが・・・。山崎は読みはヤマザキでいいのだが・・・白州は・・・。
シラスと読んでました。ハクシュウだそうです。時代劇じゃあるまいし・・・。

というわけで、さらにウヰスキーの魅力にはまってしまいました。
その蒸留所、そんなに遠くないようなので今度いってみようかなと。

はい、じゃあおまけのようなメイン。

このゲームを持っていない人に注意。冒頭のVS画面はゲーム中にはありません。
やっつけ仕事ながら編集して作りました。突っ込みは・・・ないけどね。
今までのVSって出てるやつは全部自作(というか編集)。
ここ最近のはむやみやたらと時間がかかっている・・・。では、またどうぞ。


教材

2008-10-08 | 雑記

おはようございます。ええ、おはようございますの時間です。

ここのブログに書かれることといったら、ゲーム、酒、マンガやらブンガク。
酒は最近ご無沙汰ですね。ブンガクもマンガも多くはないようで。

じゃあ、読みかけてる本でも。
「不思議の国のアリス」

なんでこんなものが?というのも、とあるマンガのモチーフにこれがあり、
「そういえば原作は読んだことがないな」と、本屋で見つけたときに思いつく。

そもそも、どういった経緯で作者のルイス・キャロルはこの本を編んだのか。

それは・・・彼がロリコンだったから・・・。というのは半分ホントかもしれない。

しかし、彼が生きていた時代はまだロリータコンプレックスなる言葉は
生まれていなかったので、気にしてはいけない。

「幼い少女たちをこよなく愛した」ルイス・キャロル(本名チャールズ・ラトウィッジ
・ドジソン)はある日、仲良しの三人姉妹といつものように散策に出かけた。

そこで三女に面白い話をとせがまれ、話しながら考えて作り上げたのがこの話。

まるで、落語みたいだね。三題噺みたいに。

まだ読み終わってないけども、内容はいろんなところで触れられた
有名なお話なので、のんびり思い出したときに読んでおります。

と、ホントは動画貼ってさくっと終えるつもりだったのに伸びてしまった。

名指しするのもなんだけどこの対戦は、某MORPGでがーさんに伝えてあった内容。
2P側のキャラが参考にしてもらおうと思っていたキャラなんだが・・・。
後半の対戦のキャラ、ブログ更新前にもっとうまい人と対戦していたので、
こっちをアップしたほうがいいのかもしれないなぁ。リプレイが壊れてなければ。

ということで、ちょっと詰め過ぎで蛇足な内容でした。またどうぞ。


弾幕

2008-10-06 | 雑記

こんばんは。買ったのにあんまりやろうとしていない地霊殿。

七時ごろ、大阪の友人から電話が。「暇さえあればパソコンつけてモンハンか!?」
というので、「ちゃうわ。トーホーぢゃ」といっておいた。
「シューティングか!?シューティングなんだな!?」
というので「シューティングは苦手でな」と答える。
「苦手にこそ挑戦せなあかん!」ときた。

前もそうだったのだが、そのあたりから唐突に電話がつながらなくなり切断。

地下鉄に乗ったのだろうか?そこから次に電話が来るわけでもない。
次の土日にこっちへ来るらしい。通っていた大学の文化祭があるから待っていろ!
とのことだが、わしはたぶん夜勤で寝てるんだがなぁ。

で、何日かぶりにやってみたんだが・・・イージーモードでもクリアできなかった・・・。
ちょっとやっただけなのに右手が痛くなってきた。ボタン配置悪いのかねぇ。

※追加。例の対戦アクションの動画作っておいたので忘れないうちに貼っておくよ。

 


恐怖について

2008-10-05 | 雑記

こんにちは。今日は夜勤あけ。普段そう書かないときは何の日かはナイショ。

秋といえば何を想像されるだろうか。運動、食欲、芸術。食欲は最近・・・。

敢えて書かなかった読書について今日は一つやってみようと思う。ただし、
執筆と同時にウヰスキーを呑みだしたのでどうなるかはわからない。

H.P.ラブクラフトという作家をご存知だろうか。もしくはクトゥルー神話。
たぶん、これを単体で知っている人はこのブログを閲覧者のうちでは少ないかと。

ラブクラフトは20世紀の作家で、彼の著した一連の怪奇小説と、
彼の仲間の作家たちが描き出した作品群をクトゥルー神話という。
物語の共有が図られ、現代でいうシェアード・ワールドものになったという。
その中でも一番重要な神格から名前を取り、クトゥルー神話と呼称された。
(学研から出ている、クトゥルー神話の本というガイドブックからほぼ引用。)


怪奇小説というと何を想像するか、ラブクラフトが生きていた時代の怪奇小説は
旧態依然とした吸血鬼だの狼男といった、
今では冗談にしか聞こえないようなものばかりだった。
彼は既成の恐怖概念を打ち破る怪奇物を考える。
既成要素に頼らない斬新な恐怖、人間の理解を超えた宇宙的恐怖というものを。

とまあ長々と書いたけど、今までこのクトゥルー神話の小説を読んだことが無く、
夏の終わりからとても気になっていた。

以前に、とある同人ゲームを買いに行って迷子になった、とかいう話をした。
ほんのちょっぴり触れただけなので覚えている奇特な人はいなかろうが。
その時、迷子になる場所へ向かう前に、市内のある本屋へ向かった。
事前にそのHPを調べ、どうやら同人ソフトを扱っているとのことなので出発。
がしかし、その店にはおいていなかった。ゲームのゲの字も無かった気がする。
ただ、マンガの数は夥しく、ゴルゴ13の文庫版は既刊全部並べていたようだ。

ある一角に立った。何故か現代作家の小説が並べてある。
背後にも京極夏彦やらの作品が並べられていた。

そこに、『ラブクラフト全集』の文字が・・・。

さすが、マンガやら映画やらゲームの元ネタされることが多いだけある。
普通の本屋では見たこともない出版社のものであったのも原因だろう。

早速一巻だけでも、と思ったらない。二巻をめくる。
「クトゥルーの呼び声」というタイトルの短編を見つけた。

これだ!と思い、ついでに買っていこうと思っていた
元の目的のゲームの設定資料集もついつい買い込んで鞄を膨らませ、
そのあと、約一時間後に迷子になるのであった。

内容に触れる?そんな「人間の理解を超えた」ものを説明できるはずがない。

というわけで、秋の夜長はコズミック・ホラーをどうぞ。

ついでに一つ。クトゥルー関係であるTVアニメがあった。

機神咆哮デモンベイ」ンという。
その手の方面で有名なようだ。ちなみに、元はPCゲーム。そしてロボットアニメ。
アーカムシティという都市名があるようだが、アーカムといえば、
スプリガン」の主人公が属する組織名もアーカムだった。
意外や意外。こちらが知らないだけで広く浸透しているのだと思われる。