ウヰスキーのある風景

読む前に呑む

掛け布団は青空

2013-04-27 | 雑記
今日は夜勤明けである。

この安生にはなかなか治らない悪癖がある!それは・・・言うまでもないか。


というわけで、いつもどおり、一駅前から歩いて帰っていた。駅から降りて、完全に帰路に着くまでに何があったかは敢えて言うまい・・・。(鰻屋で飲んでいた)



天気もいい、川原を歩こう。石ころの上で坐って一服でも、と歩を進めていた。


しばらくして、胸がなんだか苦しい。これが恋か・・・ということはなく、仕事場を出る前に吸いすぎたのと、飲んだのが原因であろう。


胸に手を当て、愉気もどきをしながら落ち着かせつつ、目指していた川原に向かった。



草が見るたびに増えている。一、二週間ほど前は枯れ草のほうが多かった覚えがあるが、その時座を占めた川原には下りず、別の方へ向かった。



こちらもまた、草が生えている。いずれか流されるであろう川原の草というのはなんと例えればいいのか。まあいい。


ただ、先客がいるのが見えた。祖父さんとその孫であろう。釣りをしている。


さすがにそこに行って吸うのもな・・・と躊躇った。躊躇ったのでそこには降りなかったが、水門の方に近い本流との合流点あたりに、すぐ降りれるところを見つけた。


こりゃあいい。なんたって誰か降りてくるとは思えない。来たって釣り人あたりである。


しばし胡坐をかく。恋わずらいではない胸苦しさもなくなったと思ったら、眠くなってきた。


石の上で胡坐をかくのも最近なんともなくなってきた。寧ろ、電車の椅子の方が気持ち悪い(車内で胡坐をかいているわけではないが)。背もたれは気持ちいいようで実際はそうでもない。慣れたら判るが、判らんでもいい。


では、寝転んでみよう。帽子は顔を覆うように。




そしてしばらく・・・。


苦しかったらすぐ起きようと思っていたのに、よく眠っていた。さすがに少々日差しが翳ってきたり、風が冷たくなってきていたので、ちと寒かったが、決して寝心地の悪いものではなかった。

石の上と考えたら、寧ろ最高である。酔っていたからと考えてもやっぱり不思議である。

そして、その後ようやく帰宅したのであった。めでたしめでたし。




さて、そんな話だけしたかったわけではない。これで終わっても構わないが、こちらが構う。



奈良のほうだったか、「朱鯨亭」という整体院を開設している人がいる。

上記の名で検索するとページが出てくるはずである。


そちらのコラムで、歩くことについての話があった。


なんでも、普段から人に走るのはよろしくないから歩くべしと勧めていたのだが、ある患者に「言われて歩いていたが、脚がパンパンに腫れた」と文句を言われたそうな。文句じゃなかったかもしれないが、その辺りは暇なときに読んでみて欲しい。
http://shugeitei.com/road.html

走るのがよくない理屈として、やはり少しとはいえ体が浮く。浮いた体は着地するわけで、その際、脚にかなり負荷がかかる。

やりすぎると、下腿が硬くなってしまい、柔軟性を取り戻すのにも一苦労するそうな。


しかし、歩いていた人が何故走ったのと変わらなくなったのか。その辺りも書いていた。


要するに、舗装道路を歩くのは、走るのと変わらないぐらい脚をいじめているというわけである。

歩くなら、舗装されていない道を歩くべし、というわけである。

舗装道路を走るというのは、実にマゾヒズムであろう。ああ、おそろしや。


人の体は歩いてみると、骨盤なんかは左右に揺れている。これが、人によってはどっちに偏り易いかというのがまちまちになる。

舗装道路を歩くと、その偏りが強調されていくのである。その上、歩道は道がほんのり傾斜している。これが偏りをさらに補強する。

では、舗装されていない道だとどうなるか。これが上手いこと出来ていて、その人の体の偏りに合わせたクッション効果をもたらし、骨盤の偏りがなくなる。

石があったり、歩きにくいところがあったりするのも、いい刺激になる。

※改めてコラムを読んでみたら、うろ覚えが過ぎているような気がしないでもない。上にも乗せたが、改めてそのコラムのリンクを載せておく。
http://shugeitei.com/road.html


先週はそれで川原の河川敷のようなところを歩き回っていた。野球が出来るようなところではなく、木やら草が生えまくっているところをである。

普段あまり上げない足を上げては枯れ木を踏みしめ、向こう岸に渡れるのはどのあたりかなとしばらく歩き回っていた。多少脚の筋肉は疲れたが、同じくらいの調子で舗装道路を歩いていたら、筋肉痛で歩けなくなるところだったと感じる。そこまで柔じゃないが、不快感しか残らない。
人が通るようなところではないところや、何故かたくさんある菜園の畝を歩き回って、猫にでもなった気がしたものである。


しばらく土手やら舗装されていない道を歩いた後、道が途切れたため、舗装道路に戻ると、ひどく気分が悪い。吐きそうだとかいうわけではないが、一歩一歩に不快感が募る。

そして、今までさして痛くなかった脚に痛みが走る。よくもまあ、こんなところ(舗装道路)を一時間も二時間も歩くなぁと感じる。(川原を歩かなければ一時間くらい歩いて帰るのである)

印象としか言えないが(野口整体流にいえば気か)、なんだか頭が悪くなるような不快感にも襲われる。なんというか、心地よい刺激が皆無の上に、脚にだけ不要な刺激が集中する。

歩くというのは、脚をどうこうだけではないのだろう。身体全体を養うことに繋がっているのである。


と感じたりする。


ならばと。


天然の敷布団(川原の石ころベッド)はどうだろうかと思ったと。これがセメントの上だったら死にそうだったろうが、とても心地がよかったと。

これからは、行き倒れと間違われるかもしれないが、夜勤明けで眠いときは、家で寝るより川原で寝たほうがいいなと考えている。
暑くなりきる前と梅雨もまだ先の今が好機である。では、また。


ラヂヲ特番 一杯目三口

2013-04-27 | ラヂヲ2
またもや長らくお待たせしたが、フレンズ歯科クリニックの谷先生へのインタビュー本編第二部を公開へ。


今回の内容は、123事件 フッ素ダメから一年と題し、クリニックでフッ素塗布を辞めてからの患者さんや保健婦さんの反応などについて。


では、ご覧いただきたい。


【ウヰスキーの時間】フレンズ歯科特番 一杯目三口



次回でインタビュー自体は終了の予定。公開予定は、あまりあてにならなくて申し訳ないが、五月頭を予定している。


それ以降は、特別ゲストとして、THINKERの鶴田氏と、ディレクター兼音声を担当されていた為清氏を交えての鼎談をお届けするつもりである。
鼎談以外でも、インタビュー本編からは割愛した箇所を収録する予定である。

では、次回まで暫しお待ちを。


ラヂヲ 十七杯目二口となにか

2013-04-20 | ラヂヲ
※都合により十七杯目は削除しました。




久しぶりに本編を始めて、一週間もしないうちに二つ目を公開へ。


本当は・・・まあいいか。



まだまだ世間話が続いているような気がしないでもないが、人間の体ってなんだ?という話をしている。


細かい話は無意味なので、仕上げを御覧じろというわけである。


ついでに、新番組の予告をいれた。



【ラヂヲ】ウヰスキーの時間 十七杯目二口



では、また。

ラヂヲ 十七杯目一口

2013-04-16 | ラヂヲ
※都合により、十七杯目は削除しました。



しばらく迷子で家に帰れなかったので、久しぶりのラヂヲ本編となった。
もちろん、大嘘である。久しぶりなのは本当。


「声が出ない病気に罹って・・・」と、嘘っぱちを吹き込んだつもりが、実は撮り直す前のものに入れたものだったのに気付いたが、後の祭りだった。

それで混乱して、収録も佳境というところで「さっきいったかな」などとやり始めたりする。

そして内容は全然インボーロン的でもない。たぶんおそらく、取って付けたように最後の方では喋った気がする。というわけで、いつもの調子のようなそうでないようなところである。



今回分の内容は、ラヂヲ特番のこぼれ話とまたもやタバコの話。もしかしたらこのタバコの話は、ずっと前にやったのかもしれないな、と思ったが、先月撮ってみてボツにしたやつだったのかもしれない。

勿論、去年した「実際はタバコは体にいい」という話のものではない。約めて言うと「吸い方の問題」である。


では、ご覧戴こう。


【ラヂヲ】ウヰスキーの時間 十七杯目一口



そういえば・・・キセルの時間の方をすっかり忘れていた。忘れた頃に出しておこうと思う。



話は変わるが、特番ラヂヲ。

突っ込もうか突っ込むまいか悩んだが、ここに書いておく。

別に大したことでもないが、谷さんのブログで紹介されていることについて。


それは・・・タイトルを間違えている!

「ラヂヲ」が「ラジヲ」になっている。


正直、どうでもいい気もするが、名前は名前なんで。


「ラヂヲ」といったら和田・・・じゃなくてこの番組のこと。

「ラジオ」といったらこの番組のジャンルのこと。

と、いうのが当方の認識である。


それに、英語でRadioと書くわけで、ラジオというのはいささか不正確な気がする。

じゃあヲはなんだと。

案外、ioを発音したらwoみたいな発音になっているのかもしれないなぁとは、今思いついた。では、また。


小鳥とdate

2013-04-11 | 雑記
それは、この前の日曜のことであった・・・。


都内のあるお店に出向いたのである。無駄遣いするんじゃない!そんなものイラン!


いいや、欲しいね!というわけで行ってきたのはいいのだが・・・。


情けないことに、番地すらメモらず、うろ覚えで向かえば数時間彷徨い、手ぶらで帰宅することになった。


ああ口惜しや。ただ、次の夜勤がすぐだったので、これを書いている日の前日、夜勤明けで行ってきた。


しかし、なんだかその日はひどくダルかった。前の日、気絶するように丸一日寝ていたせいもあるのだろうが、貧血気味だったり、夜にたまたま喉元を押さえたら、リンパが腫れている。

明日は傘はいりませんな、という気分ではなかったが、仮眠したら少し腫れは引いていた。


テレビが騒ぐので話題にのってやるが、風疹が流行っているそうだ。風疹よりわしが流行らんかなと思っているが、まだ流行の兆しはよく見えない。


で、その風疹の症状に、首のリンパが腫れるというのがある。なんだか喉もイガイガするなぁと思ったが、まさか風邪のお仲間に触れていたとは・・・。


と、そんなことも忘れて向かった先は・・・一応ナイショなので、上にワザとらしいヒントが隠されている。


実際、そのお店自体は誰でも知っているというものではないが、都内でも珍しいものを扱っているし、お店の名前で検索すると、色々と出てくる。

そして、おじさんも珍しい。カール・マルクスみたいな白い髭をたくわえている。何せ日本の人ではない。こんなに髭は生やせない。

ちなみに、色々検索すると出てくるといったが、このおじさん自体も写っていたりする。


お店に入ると、紅茶と何かの実をくれる。甘くて美味い。美味くて甘い。何かの和菓子かと思えるが、歴とした果実である。


サンタクロースみたいなおじさんは、白い文鳥のゲージを開く。中から二匹いるうちの一匹が出てきて、店内を飛んだり跳ねたりしていた。

ゲージの入り口に戻ってきたとき、手を出してみたら、手に乗ってきた。すぐに飛んでいったが、慣れているようだった。もう一匹は奥ゆかしく巣に篭って顔だけ覗かせている。


さてブツは・・・冷蔵庫に入っている。しかもわんさかと。


三つほど取り出して会計をする。おじさんの後には、おじさんや文鳥の似顔絵や、飼っているらしいペルシャ猫の写真なんかがある。なかなか人気の御仁であるようだ。


六百円、と言われた。


はて?一桁違うぞ、というわけはないが、おかしくないか?聞いていた値段だと、三つで千円は越えるはず。


と、思ったが、また文鳥に会いにこようと考え、その時は値段が上がってても気にしないことにした。

次は迷わない・・・はず。


ちなみに、こういうものを買ってきた。クリックで馬鹿でかくなるのでご注意を。




茶の湯の薄茶の点前で使う茶器に「棗(なつめ)」というのがある。抹茶をいれておくものである。

後輩が茶の湯の先生に「どうして棗というのですか?」と聞くと「棗に似ているから」と、判ったような判らんような答えが返ってくる。

何がいいたいかというと、この果物の木の名前は、日本語で「ナツメヤシ」というのである。英語でデーツ(dates)というのだそうな。単数形ならdateというわけか。

ちなみに、上記の道具の棗は、ナツメヤシから来ている訳ではないことをお断りしておく。

しかし、棗の実に似ているからナツメヤシだそうで、見れば見るほど棗を思い出す。じっくり見る前にバクバク食べてしまうのだが。


デーツでデートか・・・などと馬鹿げたことを何度考えた忘れたが、そんなことを忘れるほど実に美味い。しかし、忘れた頃にまた思い出す。



さて、帰り道。


近所の犬を撫でてみようと思い、犬小屋に立ち寄ってみた。

すると、一番手前の一頭はもう前に出て来ていた。


撫でていると、トラックを洗っていた女性が回り込んできたときに驚いた。ちなみに普通の格好である。だから普通に驚いただけである。ご安心を。

話を聞いてみると、この三頭は猟犬だそうで、日曜になると飼い主が山に連れて行って放すのだそうな。その時だけ外に出るので、いつもは外に出ないそうだ。


で、いつの間にか増えた三頭目は、やはり最近やってきたそうで、種類が同じなだけで別に一頭目と関係があるわけではないようだった。



では、人懐っこい猟犬の写真をご覧戴こう。


まずは一頭目の撫でろと騒ぐ奴から。クリックで拡大するとやはり大きいのでご注意を。




よく人の手を格子と体で挟んでくる。


次に、最近やってきた三頭目。紹介の順では二頭目だが、気にしないで欲しい。
人の顔を見るなり牙をむき出しにするので、知らないと噛まれるかと思うが、そんなことはなかった。噛むならこいつだと思ったくらいであるが、犬は見た目で判断できないようだ。




さて、いた順番は二頭目だが、手前から順に紹介するとこうなった。クリックしても小さいので、よく見て欲しい。




なんとも奥ゆかしい。昼間行ったお店の文鳥の相方のようである。他の二頭と比べてどっしりしている。近づいてくるが、よく人の手を嘗める。そして、写真を撮ろうとしたらこの状態。


この写真を撮った日は上記の話以前だが、文鳥の奥ゆかしさと絡めて、無理矢理登場してもらったしだいである。では、また。

ラヂヲ特番 一杯目二口

2013-04-10 | ラヂヲ2
長らくお待たせしてしまい申し訳ない。

これには聞くも涙、語るも涙の深い理由が・・・なかった。ごめんなさい。


というわけで、谷先生へのインタビュー第一回目をご覧戴きたい。


【ウヰスキーの時間】フレンズ歯科特番 一杯目二口




今回の部分は、「フッ素の害に気付くまで」。

冒頭に、こちらと谷先生とは別の声が入っているが、今回、音声ディレクターを買って出てくださった、「ムーン・マトリックス」の翻訳者でもある、為清勝彦氏である。

予定では、メインパート終了後の鼎談の際にご紹介する予定だったのだが、予定が早まってしまった

なお、今回収録部分にも、THINKERの鶴田氏がお話しになっている箇所があったが、インタビュー本編からは外れていたので割愛した。

オマケとしてまとめて出そうと思っているので、お楽しみに。では、また。