いつもいつもいつもいーつーもー、なんとか上人の話ばかりで飽きが来るであろうから、秋になる前に更新をしようと思ったので、つい思いつきでタイトルをつけた。だが私は謝らない。
訳のワカラン冗談は措くとして、タイトルの話にさっそくいこうと思う。今日はきっと短いはず。
昔々、あるところに、チャーチルというおじいさんがいました。
ブリテンという、国土は小さいけれども、大きな国の宰相をやっておりました。最小の宰相、なんぞという冗談はおよしなさい。
チャーチルじいさんは葉巻をこよなく愛しており、愛用のサイズには自分の名前を冠されるほどだったそーな。
そんなじいさんの日課は、人前で演説をぶつことで、人々に幸せだとか高揚感だとか、そんなまやかしを与える、実は手品師だったのです。
おじいさんは、愛用の葉巻に針金を差し込んで、吸いながら演説をします。
するとどうでしょう!葉巻は今にも燃え尽きんとするのに、灰が落ちようとしないではありませんか!!
かくして、演説に集った民衆は、おじいさんのお話なんぞそっちのけで灰が落ちるか落ちないかでハラハラして、ハイになったそーな。めでたしめでたし。
さて、実際に灰が落ちそうで落ちないからといってハイになったかはわからないが、そーゆー話があったと聞く。
まあ、援護するよーに敢えていうとしたら、灰皿に灰を落とすようなことをすると、おじいさん自身も気が散るので、そのための措置だった、といえなくもない。
それが奏功したと、言っておけば、普通の人の話に聞こえるな!これでよし!
さて、現代は煙を文字通り煙たがる世の中である。煙を煙たがるのは基本的に虫だと思うが、そんなことを言うと「ヒジンドウテキだ!訴訟も辞さない!」となりそうなので、言わなかったことにする。
話が進まない。
ひるがえって現代をなんとなく想像して欲しい。
ニッポンの政治家(中央地方問わず)の言動がとても馬鹿馬鹿しいのが目立つ。まあ、わしも津々浦々見てきたわけではないが、なんとなくそう思えることが多いのではなかろうか。
いつ間抜けなことを言うかに気を取られて、我々は実際、何も聞いてないのかもしれない。
しかし、政治だけではないだろう。別に擁護しようとは思わんが、例えば韓国人の言動。これもよく槍玉にあがる。
時代は下り、情報が幅広く行き渡るからといって、チャーチルの葉巻の灰に気を取られていた当時のイギリス人と、実際は何も変わらないのではないかと。
葉巻をくゆらせる必要などなく、そこらじゅう煙が上がっているのである。
煙を煙たがるがゆえに、煙を見て騒ぐ。虫と変わらないといったら失礼極まりないとはいえ、失笑を禁じえない。
とある漫画家のネタだが、「火のないところに水煙!」などといっておった。
古来より、木を見て森を見ず、という。
さしずめ、「煙を見て火を見ず」というところだろうか。
これやこれ、不見煙(みずけむり)という。
煙に巻かれて人は死ぬが、水でも人は死ぬ。努々、注意を怠ることなかれ。
では、よき終末を。
訳のワカラン冗談は措くとして、タイトルの話にさっそくいこうと思う。今日はきっと短いはず。
昔々、あるところに、チャーチルというおじいさんがいました。
ブリテンという、国土は小さいけれども、大きな国の宰相をやっておりました。最小の宰相、なんぞという冗談はおよしなさい。
チャーチルじいさんは葉巻をこよなく愛しており、愛用のサイズには自分の名前を冠されるほどだったそーな。
そんなじいさんの日課は、人前で演説をぶつことで、人々に幸せだとか高揚感だとか、そんなまやかしを与える、実は手品師だったのです。
おじいさんは、愛用の葉巻に針金を差し込んで、吸いながら演説をします。
するとどうでしょう!葉巻は今にも燃え尽きんとするのに、灰が落ちようとしないではありませんか!!
かくして、演説に集った民衆は、おじいさんのお話なんぞそっちのけで灰が落ちるか落ちないかでハラハラして、ハイになったそーな。めでたしめでたし。
さて、実際に灰が落ちそうで落ちないからといってハイになったかはわからないが、そーゆー話があったと聞く。
まあ、援護するよーに敢えていうとしたら、灰皿に灰を落とすようなことをすると、おじいさん自身も気が散るので、そのための措置だった、といえなくもない。
それが奏功したと、言っておけば、普通の人の話に聞こえるな!これでよし!
さて、現代は煙を文字通り煙たがる世の中である。煙を煙たがるのは基本的に虫だと思うが、そんなことを言うと「ヒジンドウテキだ!訴訟も辞さない!」となりそうなので、言わなかったことにする。
話が進まない。
ひるがえって現代をなんとなく想像して欲しい。
ニッポンの政治家(中央地方問わず)の言動がとても馬鹿馬鹿しいのが目立つ。まあ、わしも津々浦々見てきたわけではないが、なんとなくそう思えることが多いのではなかろうか。
いつ間抜けなことを言うかに気を取られて、我々は実際、何も聞いてないのかもしれない。
しかし、政治だけではないだろう。別に擁護しようとは思わんが、例えば韓国人の言動。これもよく槍玉にあがる。
時代は下り、情報が幅広く行き渡るからといって、チャーチルの葉巻の灰に気を取られていた当時のイギリス人と、実際は何も変わらないのではないかと。
葉巻をくゆらせる必要などなく、そこらじゅう煙が上がっているのである。
煙を煙たがるがゆえに、煙を見て騒ぐ。虫と変わらないといったら失礼極まりないとはいえ、失笑を禁じえない。
とある漫画家のネタだが、「火のないところに水煙!」などといっておった。
古来より、木を見て森を見ず、という。
さしずめ、「煙を見て火を見ず」というところだろうか。
これやこれ、不見煙(みずけむり)という。
煙に巻かれて人は死ぬが、水でも人は死ぬ。努々、注意を怠ることなかれ。
では、よき終末を。