ウヰスキーのある風景

読む前に呑む

うなぎの匂いに誘われて

2013-02-26 | 雑記

夜勤明けでいつもの如く、一駅前から歩いていたわけだ。


たまに立ち寄るパン屋の近くの通りで、しばらく前までシャッターを開けていたのに、今年くらいからずっとシャッターが閉まっている、和食のお店があった。


交叉点を向かって左にすぐにあるお店である。


ある日、たまたまその右をみて、目を凝らすと、「うなぎ」と書かれたお店があった。前まで行ってお品書きを確認すると、なかなか高い。



そしてこの前の日曜に、何故だかうなぎを食ってみようと思い立ち、そのお店に向かった。なんでも、肝焼きなんかもあるようだ。


お店に入り、一人ですと伝え、入ってすぐの机に腰掛けた。


仕事場に忘れていた自分の傘を持って来ていたので、椅子にかけていたら、預かってくれた。というより、見えてなかったのだが、傘立が入ってすぐにあったのだった。



うな丼と肝焼き、それと燗酒を頼む。冷用と燗用二種類分かれて書いてあるが、冷が五、六ほど、燗は二種類ほど銘柄があった。ワインもあって、オーガニックワインと書かれたものが別の項目になっていた。


最初に酒とお通し。骨煎餅である。塩辛くないので、骨の味で勝負しているような感じである。多分。

店の感じを見回したりしていたら、二階への階段(宴会用だった気がするが席がある)に、うなぎの絵がかかっていた。実にうなぎ屋らしいな、などと雰囲気を楽しみつつ、酒を飲んで待っていた。

肝焼きも時間がちょっとかかった。ちゃんと焼いているのだろう。以前、千葉で馳走になったのも美味かったが、焼きたてはまた美味いものである。


頼んでから結構時間がかかる。酒もチンした風ではなく、少々時間がかかっていたので、チロリか何かで燗をしたのだろう。ぐいぐい飲んでいた。

うな丼の少し前に、漬物が渡される。自家製なのかどうかは、食べログか何かに書いていた気がするが忘れた。だが、妙な匂いと味はない。

さて、少し酒が残っていたのもあって、少々煽ってからうなぎに取り掛かろうとしていたら、奥の小上がりから帰ろうとする夫婦らしき二人組みのうち、奥さんらしき方が、何か紙を断りつつ、こちらの机に置いていく。

支払いを済ませてさらに「ごめんなさいねぇ」と言って帰っていった。


なんだろうこれは。何か書かれている。四つに折りたたんだものを、さらにV字型に畳んで、真ん中をホッチキスで止めてある。

何か悪い事をしたのだろうか・・・。そういう雰囲気でもなかったのだが。

恐る恐る開いてみる。こう書かれていた。

13.2.24
おひとりで、すこぶる付きでスマートな昼飯。何をどう思われた事でしょう?!
そんな空間を楽しんでらっしゃるのをうれしく、すてきだなと思います。


嬉しいやら恥ずかしいやらである。少々酔ったのもあって、臆面も無く読みながら顔に笑みをたたえていたが。ついつい、お店の人に「こういうのもらいましたよ」と笑いながら話かけようかと思ったが、辞めておいた。


話しかけていく人より小粋だなぁと、思ったしだいである。では、また。

ラヂヲ 十六杯目十六口

2013-02-26 | ラヂヲ
もうすぐ三月になってしまう。こりゃいけない。


ラヂヲ十六杯目は、今回の分と次ので収録分は終わる。


今回は、ディズニーのサブリミナルについて。


【ラヂヲ】ウヰスキーの時間 十六杯目十六口



今回のこの部分は、フレンズ歯科クリニックさんの提案と、その記事によるところが大きい。ありがとうございました。

ただ、中ではあまり細かく触れてはいないので(谷さんのブログに直接書かれてはいない部分には触れたが)、是非とも元の記事をご覧戴きたい。




ディズニーといえば。


細かい話は忘れたが、著作権料の延長が決定したかな。著作権は死後何年で失効のはずを、ディズニーのは延長しようとなっていたとかなんとか。ふざけた話である。

そんなふざけた所にはいかないのが人として当然のことだとは思わないだろうか。あなたが人ならば・・・。では、また。


ラヂヲ 十六杯目十五口と順番間違えたキセル

2013-02-19 | ラヂヲ
前回の「ウヰスキーの時間」の時、「キセルの時間」も作ろうと思っていたのに、すっかり忘れてしまった。

というわけで、まずはキセルの時間から。ただ、当初と出す順番を変えてしまったので、「ウヰスキー」の方は最後に「次はキセルの時間」とやってしまった。



【ラヂヲ】キセルの時間 三服目



ちょっと半端なところで終わったが、野口晴哉の話の残りと、ライヒの経歴の最初のほうまで。背景も変えた。



では、本編。
【ラヂヲ】ウヰスキーの時間 十六杯目十五口



テレビ自体についての話と、サブリミナルについて。


ちょっと短めにしてあるが、この次はディズニーのサブリミナルに繋がっている。そこまで続けるとちょっと長すぎるので、助走だと思っていただければよい。


終わりの方、CMの広告に見られるサブリミナルについての画像と説明文を入れてある。

こちらから借用した。
X51.ORG : 閾下刺激 - サブリミナル効果は人に影響を与えるか http://p.tl/COst

こちらは、脳についての記事を色々だしている。初めて見つけたときは見て回っていないが、気になる話がちらほら。では、また。


ラヂヲ 十六杯目十四口

2013-02-14 | ラヂヲ
フレンズ歯科さんに、サンゲージング(太陽凝視)という健康法についての記事が。


そういえば、二年前の地震の後の夏のことだった。
休みは朝の玄米粥だけで夜まで過ごすというようなことをする時、空腹を抑えるのに太陽を見るのがいい、というのを聞いていたので、昼間の太陽を見るのはよくはないが、歩きながら見上げてみたりしたのを思い出した。


よし、夜勤帰りに眺めてみよう!と思ったら、曇っている。仕方がないので近所の池まで行き、コイに餌を撒いていたら、なにやら晴れてきた。どちらにしても、真昼の太陽とにらめっこすると危ないだろうから、ちょっとだけと思って少しにらめっこしたら、眠気が飛んでしまった。

寝るのは後回しにして、編集しておいたものを仕上げることにした。キセルの時間も出す予定だったが、とりあえず、本編だけ掲載しておく。


【ラヂヲ】ウヰスキーの時間 十六杯目十四口



これで読み上げていたTHINKERさんの記事のほとんどは終了。記事だけなら、この次は「さいごに」となるのだが、ようやく、テレビという物体自体についての話やサブリミナルの話をこの次に続けて行い、終わりとなる。

あと二回か、もしかしたら次で終わりかもしれない。もうしばらくお付き合いを願いたい。では、また。



※オマケ




弁天池のコイ

2013-02-13 | 雑記
家の近所に、飲んだ帰りなんかに立ち寄っては、こっそり一服していく、「弁天池公園」という名前だったか、そんな公園がある。


広くはないが、数年前には沼のようだった池を工事し、ちょっとした遊具のようなものや、ベンチが設えてある。


池は周りの住宅や車道より低い位置にある。車道側からは池が木や土手でよくは見えないが、住宅地側からは欄干があり、池が一望できるようになっている。


以前は、池のほとりにある、真四角の御影石に腰掛けていた。そこで一服し、灰とマッチを排水溝に流していざ帰らん、とやっていたわけだ。今もやっているが、寒い。



前々からその時だけ気にしていたことだが、一服していると、池でコイが跳ねる時がある。コイを放っているんだなと。コイに興味がなかったので、家につく頃には忘れていた。


さて、先日。インタビューを行ってきたフレンズ歯科さんで、かなり前になるが、ある記事が出ていた。松果体に関する記事である。


細かい内容はそちらを見ていただくことにして、他人の証言と自身の体験を絡めて、また冒頭のコイの話に持っていこうという、訳の判らない構成でいくつもりである。


松果体から出る、メラトニンという物質が癌を抑制するのだが、それを阻害するものについての話である。しかも、重要な事柄であろうはずなのに、研究は棚上げされている。

ケーザイには逆らえないからで、爆弾のようにすぐに人死にが出るわけではない。癌患者が増えれば儲かるだろう。いつぞやの元官房長官のセリフどおりだから、放っておくつもりなのだといわれても仕方がない。

ひねくれすぎと思う前に、それだけ危うい、もしくは危険性が疑われるものを、無造作に受けれいれるのは間抜けという以外に言葉が見つからない。


誰にともいえない悪口は放っておく。


そのメラトニンとやらは、睡眠に関係するホルモンだともいう。寝ている間によく出るわけだが、時間が夜の十時から午前二時の間が最もよくでるそうな。

と、フレンズ歯科さんの記事に引用されていたような覚えがあったのだが、別の箇所かもしれない。それはさておき。


仕事場で、娘のことを考えてワクチン接種してきた・・・じゃなくて、夜は十時から二時くらいに寝るようにしている、と言っている人がいる。十時になったら寝る、というほどきっちりではないそうだが、なるべくその時間くらいには寝るようにしていたそうな。
彼の口ぶりでは、「成長ホルモンがよく出る時間帯だと聞いた」とのこと。

しばらく続けていると、本人でも自覚できる症状が現れたそうな。

なんと、加齢臭がなくなったという。枕が臭わないのだとか。


後は忘れたが、メラトニンのことだったのだろう。見失った記述通りならば。


というわけで、こちらもずっとではないが、十時ぐらいに飲んで帰って来ては気絶するように寝るという、褒められた話じゃないが、そうやって寝てみたりした。

飲んで帰ってきたら十時ごろで、眠くなったのもあり、「じゃあ、寝てみよう」というノリだったのかもしれない。


それから何日か、飲む飲まない関係なく、その時間に寝てみたりしていたが、おかげさまでやたら早く目が覚めたりする。

のだが、食べたものがよかったのか(嘘を言え!)飲んですぐ寝た割には不快な気分がない。メラトニン恐るべし、と思ったものである。

ただ、やはり現代の生活の状態が続けば、限界もあろうというもの。かつての人類はもっとメラトニンの分泌量が多かったことだろう。

理由は、目に見えている光だけが問題ではなく、電磁波にさらされる状態が光に当たるのと変わらないので、やはり阻害されているということである。
(メラトニンの分泌は暗い状態が良いが、あまり意味がない、もしくは暗いほうが比較的マシ、という程度の差だということ)


というわけで、いつもなら夜勤の直前まで寝ているのに、昼前から起きて、余裕を持って出かけている日が何度かあった。


そして先日。

天気もいいので、弁天池公園を横切った。いつもなら車道側を歩き、中は通らなかったのだが、気まぐれに通っていた。砂利道や池のほとりを通って、向かいの住宅地側へ抜ける。近道といえなくもないが、さして変わらない。


それを二回目くらいに行ったころだったか。手すりから池を覗き込んでいたら、コイが寄って来た。餌をくれる人と勘違いしたのか、見ていると集まってくる。

コイは餌をくれる人の顔を覚えているという。ホントかどうかは知らんが、仕方ないので明日やろうと思い、仕事場へ向かった。


なにを食うのか調べてみたら、なんでも食うそうな。水槽にめだかと一緒に入れておいたら、めだかが食われた、などという。


そりゃ切羽詰れば食うだろう。


明治時代に、日本で縄文時代の貝塚を調査したモースという学者は、わかりにくい状態で混入されている人骨を貝塚の中から発見したそうな。
日本の主流の学説からは排除された話だが、厳然と残っている記録である。

切羽詰れば食うのはどこでも一緒である。切羽詰らなくても食うのは、忘れられないからである。何を?何がかな?そこはあなたの想像にお任せしたい。



じゃあ、駅前でパンでも買って、こちらも齧りながら撒いてやろう、と思ったのだが、フランスパンみたいなのは大きい。

仕方ないのでメロンパンを買い、池まで持っていって、先日と同じ場所に立った。ごそごそし始めると、やはり寄って来る。こいつらめ、餌くれる人間だと最初から考えていたな!

と、計略に嵌ってしまい、ほとんど齧った覚えがないまま、メロンパンは粉になった。紅茶の葉入りのやつだが、彼奴らの胃は、否、胃がなかったが、腹は頑丈なので大丈夫であろう。


文句やら注意が来るかと思ったが、そういうのもなかった。これからもたまに撒いてみようかと思う。



しかし、コイを手すりから見た日の夕方に・・・いや。なんでもない。




さてさて。登竜門という言葉がある。コイが滝だかを昇って龍になるという、支那の故事から来た言葉である。

池のコイがメロンパン食って龍になったら面白いなと思うが、龍じゃなくて流になったりするかもしれない。

龍になるかわからないが、次は元気に餌を飲み込むコイの姿を写真に収めようと思う。では、また。


ラヂヲ特番 一杯目一口

2013-02-07 | ラヂヲ2
フレンズ歯科クリニックの谷先生にインタビューを行い、それをラヂヲとして公開する予定だと、以前お報せした。

まだ、インタビューそのものには入っていないが、医院の紹介などを吹き込んだラヂヲが完成し、確認を取ったところ、許可が出たので、公開する。


【ラヂヲ】ウヰスキーの時間特別番 一杯目一口




一応、番組の区切りとして、「一杯目」と書いたが、他に予定があるわけではない。

ただし、今までの本編と混ぜてしまうと訳がわからなくなると思う。


というわけで、マイリストを別に作り、ブログでもカテゴリを追加した。


今までの調子で続けているラヂヲは今までどおり「ラヂヲ」とし、とても投げやりにも見えるが、インタビューの方は「ラヂヲ2」として、別に記載。



続きはまたしばらく後になるが、お楽しみに。では、また。




※追記
タイトルにもう少し工夫の余地ありとのご指摘があったので、さし当たって下記に変更。

【ラヂヲ】フレンズ歯科特番 一杯目一口

なお、ブログのタイトルも少し妙な「特別番」から「特番」へ。本文の紹介はそのままに。失礼しました。


※またまた追記
紆余曲折あり、タイトルは下記に決定。

【ウヰスキーの時間】フレンズ歯科特番 一杯目一口

お騒がせしました。