明るくなってきたので寝ようと思ったが、寝付けぬ。
昼から髪の毛を切りに行く予定なのだが、いっそのことそのまま起きていようかと思っている。書いたら寝る、というのもありか。
とはいえ、ちと眠いような気もするので、これから先の内容はわしの生まれつきの如く、メチャクチャになるであろう。
それは措くとして。
わしは大学まで行ったが、卒業はしていない。留年しまくって、挙句の果てに放り出した。
それはともかく、今年になってようやく出したラヂヲにあったコメントのことをふと思い出した。
「ようやく陰謀論を卒業したようだな」云々と。
さて、関連するとはいえ、話が変わる。
以前、コメントを取り上げてはなにやら書くという、嫌がらせのような記事を出した。
前回の最後だったかと思うが、「これが主な理由ではないが、長くなるので省略」という風に書いたのを、わしは忘れた。
前々回だった。
確認すれば済む話だとはいえ、こう思っていたのである。まあ、メールアドレスの交換などをしているわけでもないので、連絡は出来ないが。
「人の話をまとめて聞いてから考えることをしないで条件反射でつまらんコメントをしている奴と、あわよくば暇人云々の奴は同一人物だな」と。
具体的に言えば、ライヒの話のところで、支配というのがまるで支配を騒ぎ立ててる奴らの妄想から出てきてるのか?というようなコメントなどである。
わしの説明の仕方がまずかった可能性もあるとはいえ、とりあえず、そこは放置する。
では、世間で言う「陰謀論」とは何か?を簡単に書いてみよう。
こうかな。
「世の中は秘密組織に牛耳られている!あれもこれも支配のための布石なのだぁ!」というアレ。
そーゆー風に騒いでいる、ラリったやつがいるのは間違いない。実際にそうであるかないかは別としても。
日本で韓国人が犯罪を犯したら「韓国人は皆キチガイ」というのは、理屈で言えば間違いではある。
まあ、日本人が殺人犯したら、「日本人は皆キチガイ」という理屈を述べるキチガイもいるので、キチガイはどこにでもいる。
誰かがキチガイというより、皆の頭の中のいるキチガイが、そいつではたまたま行動を起こしたり、大抵の人は寝てたりという程度のものだと思っている。
と、話が逸れた。
で、支配してるのが、例えばアメリカだとか、いやいやイギリス王室だ!とか、それらを顎でこき使えるロスチャイルドだ!とか、そもそも人間ではない別の存在(爬虫類人だとかレプティリアンと呼ばれる)が彼らを皆動かしている!だとか。イルミナティという組織(アイクが言うには組織ではないそうだが)だ!とか。
じゃあ、陰謀とはなんなのか。
別に国語辞典を引こうという話ではない。
文字通りに言えば、陰の謀りごと。裏で謀りごとをするということ。
服屋に行ったとする。実際は全然安くないのに店員は「これはお買い得ですよ」と言って、買わせようとするのもまた、陰謀である。
陰謀論の本の翻訳やらHPを運営していたおっさんは、秘密掲示板なんか作って珍妙な謀りごとをしていたので、これもまた陰謀を働いていた訳である。ミイラ取りが云々。
「陰謀論」というやつで言われている謀略というのは、実際に起こっていることについて言ってはいるのだが、それを行った存在がいなかったり(アイクが言うにはイルミナティは以下略)憶測で語られている、もしくはそのように見えたりで伝わらなかったり、伝える方も前提の知識を世間も認知してるものだと思って語ることが多かろう。多分。
で、そーゆー人達をあげつらって、「陰謀論」なんぞという言葉に「妄想に取り付かれている」とかいうような意味をくっつけられて、ネガティブキャンペーンよろしく広まっているという有様である。
その意味では、「陰謀論を卒業した」なんぞという言葉は、マスコミに流されているだけではある。
さっきから「」をつけて「陰謀論」なんぞと書いてきた。それは、この上に書かれている通りだからである。
一般的な例えを言えば、中華人民共和国があるあたりは、かつて「支那」と呼ばれ(インドから伝わったらしい)、別に蔑称でもなんでもなく、当時の中国人、といっていいのかしらんが、彼らは自身を何々人と呼ぶのか考えたことがなかった(世界は中華以外にないという思想であったから)ので、面白いなと、気に入って自称したりもしてたそうだが、昨今は変わりつつあるようだが、日本語で「支那」と言ったら「差別だ!」なんぞと騒がれていたものである。
余談だが、英語で中国を指す言葉は「China」。これは、「支那」の語源になった、中国初の統一国家である、「秦」から来ている。
「支那」に侮蔑的なニュアンスが最初からあっただろうか?
差別語だと騒がれ始めたのは、20世紀あたりか、もしくは二次大戦後と推測する。その話をするために書いているのではない!
陰謀論については、その言葉が出てきた時の経緯はよくわからんが、基本的に否定するために使われていたとは思う。が、前後に否定的な言葉を詰めて言わないと、本来は否定にはなりえないだろう。
「それは陰謀論だよ」といった時は、妄想染みている!とか、荒唐無稽だ!と非難しているわけだが、さらに進んで、陰謀を論じると書いただけで妄想と読ませるとは、実にゲイジュツ的と言わざるを得ない。
レッテル貼り、というやつである。そのレッテルを見ただけでわかった気になるという、危険な行為である。その代表例が「陰謀論」というわけである。
ついでに、「陰謀論」と書かれたレッテルにはわざわざルビが振ってあって、「キチガイ」とか書いてある。皆こっちを読む。漢字よりは読みやすい感じなのでな!
以前、ラヂヲで「人間が生きてるということは陰謀みたいなもんだ、何でもかんでも陰謀なんだよ」という、どーいいたいのかよくわからんことをしゃべった。
というわけで、具体的な陰謀とやらの例を挙げておく。
第二次世界大戦後、アメリカの占領下に日本はおかれた。食料が少なかったので、アメリカの「支援」で小麦を供給してもらい、日本全国にパンを配った。
実際は、腐りかけの小麦粉の処分先に選ばれただけである。
そして、パンを食わせるときのお話。
「米を食ってると頭が悪くなるから、小麦のパンを食え。アメリカ人の体格を見よ!日本が負けた理由がわかる!」といった具合である。
当時の栄養学が太鼓判を押したという。服屋の店員と同じである。
邪魔な小麦粉の処分と、小麦漬けにして日本の食糧自給を減らしてアメリカ側を有利にするという陰謀であったことは、昨今、色々なところで語られている。
これすらも受け付けない人もいるだろうから、これの前提になった、戦争の話をしようか。
戦争は何のためにするのか?えーそれはロスチャイルドが云々という話は却下!あるけど却下!
勝って自分の要求を相手に押し付けるため、ではないのかな?
要求とは違う気もするだろうが、戦争で一番必要なものはといえば、お金である。使った分を取り返しなおかつ、である。
近代戦ではルールがあり、負けたほうは勝ったほうに賠償金を支払ってきた。
ヒトラーの台頭の原因のひとつが、第一次世界大戦での賠償が天文学的な額で、それでドイツが荒廃したからという話である。
日本は賠償金という名目以上の「賠償金」を払ったというわけである。それの一例が、上のパンの話。これをこれ、アメリカの陰謀である。
日本を支配する気があるのかないのかしらんが、する気だとして、「支配するつもりです」なんぞと言ってやるわけはない。
つまり、周知されていることに当たっているか当たってないかで、陰謀論が「陰謀論」になってしまっているのである。
ヒトラーの名前が出たからもう少し。
ライヒのオーガズムインポテンスと支配者の精神と支配の構造の関連を掻い摘んでラヂヲで語ったら、条件反射でコメントを書いている奴がいる、というのがこの話の始まりである。
ヒトラーは、父親に激しい暴力を振るわれていた。そして、家族は誰も助けてくれなかったという。そして、母方の祖父はユダヤ人だったとかで、それでいじめられたとかなんとか。就職先に困ったとかいう話だったような気がするが、調べてくれたら色々と出てくるだろうから、自分で調べて欲しい。話の本筋には関係ないのでな。
また掻い摘んでいうが、そうやってねじくれて、総統になったらなったで、その仕返しをするような政策を実施していたそうだ。親だか肉親の人種を証明の義務付けもその一つという。ユダヤ人に対する政策は実際、自身がユダヤ人の血が入っていたことと関係あったのかは忘れたが、なんにせよ、攻撃する対象があればそれを攻撃するつもりであっただけのようである。
で、それで気が晴れるのかというと、晴れはしないのである。やり返したいはずの父親はもういなかった。
その後のヒトラーがどうなったかはここに書くまでもない。
上記のヒトラーのように、一例だが父親からの暴力でねじくれる、というのが世代を越えても受け継がれてきている、という話が『ハラスメントは連鎖する』という本にある。相撲部屋の話の例を覚えていたら、話が早い。
それはともかく、そーゆーねじくれた性根から出た、「民族」だとか「文明」だとか、はたまた「道徳」というものに、わしらは支配されているんだよ、というわけである。
道徳は語る。
「若い奴らは、言葉遣いや態度がなっとらんので、見ていてむかつく」と、語ったのは為清のおっさんだが、これは嘘である。陰謀である。おっと、発言を捏造したわけではないぞ。
これは、言葉遣いや態度がなってないからむかつくのではなく、若い存在に嫉妬しているからむかついているのである。45過ぎたおっさんは若くはない。
ちなみに、むかつく、は胃や胸が変調して、吐きそうになったりする不快のことだったのだが、それが判らん「若い」やつではある。
言葉遣いや態度を厳しく躾けられたからこそ出てくる感情なのであろうが、その躾けのそもそもの始まり(為清のおっさんの親よりもずっと遡って)が嫉妬だったからといえる。
それを判りにくくされている。これは陰謀と呼ばざるを得ないのである。感情や思考を裏で操っているのである。まるで秘密結社のよーだな。
意図せずとも陰謀を働く。これが人間の性といえる。
というわけで、標語的に書き出しておく。警句というべきか?
どっかの誰かの言葉だったらいいのだが、わしの思い付きである。
だから、わしは陰謀論を卒業した覚えなどないのである。
昼から髪の毛を切りに行く予定なのだが、いっそのことそのまま起きていようかと思っている。書いたら寝る、というのもありか。
とはいえ、ちと眠いような気もするので、これから先の内容はわしの生まれつきの如く、メチャクチャになるであろう。
それは措くとして。
わしは大学まで行ったが、卒業はしていない。留年しまくって、挙句の果てに放り出した。
それはともかく、今年になってようやく出したラヂヲにあったコメントのことをふと思い出した。
「ようやく陰謀論を卒業したようだな」云々と。
さて、関連するとはいえ、話が変わる。
以前、コメントを取り上げてはなにやら書くという、嫌がらせのような記事を出した。
前回の最後だったかと思うが、「これが主な理由ではないが、長くなるので省略」という風に書いたのを、わしは忘れた。
前々回だった。
確認すれば済む話だとはいえ、こう思っていたのである。まあ、メールアドレスの交換などをしているわけでもないので、連絡は出来ないが。
「人の話をまとめて聞いてから考えることをしないで条件反射でつまらんコメントをしている奴と、あわよくば暇人云々の奴は同一人物だな」と。
具体的に言えば、ライヒの話のところで、支配というのがまるで支配を騒ぎ立ててる奴らの妄想から出てきてるのか?というようなコメントなどである。
わしの説明の仕方がまずかった可能性もあるとはいえ、とりあえず、そこは放置する。
では、世間で言う「陰謀論」とは何か?を簡単に書いてみよう。
こうかな。
「世の中は秘密組織に牛耳られている!あれもこれも支配のための布石なのだぁ!」というアレ。
そーゆー風に騒いでいる、ラリったやつがいるのは間違いない。実際にそうであるかないかは別としても。
日本で韓国人が犯罪を犯したら「韓国人は皆キチガイ」というのは、理屈で言えば間違いではある。
まあ、日本人が殺人犯したら、「日本人は皆キチガイ」という理屈を述べるキチガイもいるので、キチガイはどこにでもいる。
誰かがキチガイというより、皆の頭の中のいるキチガイが、そいつではたまたま行動を起こしたり、大抵の人は寝てたりという程度のものだと思っている。
と、話が逸れた。
で、支配してるのが、例えばアメリカだとか、いやいやイギリス王室だ!とか、それらを顎でこき使えるロスチャイルドだ!とか、そもそも人間ではない別の存在(爬虫類人だとかレプティリアンと呼ばれる)が彼らを皆動かしている!だとか。イルミナティという組織(アイクが言うには組織ではないそうだが)だ!とか。
じゃあ、陰謀とはなんなのか。
別に国語辞典を引こうという話ではない。
文字通りに言えば、陰の謀りごと。裏で謀りごとをするということ。
服屋に行ったとする。実際は全然安くないのに店員は「これはお買い得ですよ」と言って、買わせようとするのもまた、陰謀である。
陰謀論の本の翻訳やらHPを運営していたおっさんは、秘密掲示板なんか作って珍妙な謀りごとをしていたので、これもまた陰謀を働いていた訳である。ミイラ取りが云々。
「陰謀論」というやつで言われている謀略というのは、実際に起こっていることについて言ってはいるのだが、それを行った存在がいなかったり(アイクが言うにはイルミナティは以下略)憶測で語られている、もしくはそのように見えたりで伝わらなかったり、伝える方も前提の知識を世間も認知してるものだと思って語ることが多かろう。多分。
で、そーゆー人達をあげつらって、「陰謀論」なんぞという言葉に「妄想に取り付かれている」とかいうような意味をくっつけられて、ネガティブキャンペーンよろしく広まっているという有様である。
その意味では、「陰謀論を卒業した」なんぞという言葉は、マスコミに流されているだけではある。
さっきから「」をつけて「陰謀論」なんぞと書いてきた。それは、この上に書かれている通りだからである。
一般的な例えを言えば、中華人民共和国があるあたりは、かつて「支那」と呼ばれ(インドから伝わったらしい)、別に蔑称でもなんでもなく、当時の中国人、といっていいのかしらんが、彼らは自身を何々人と呼ぶのか考えたことがなかった(世界は中華以外にないという思想であったから)ので、面白いなと、気に入って自称したりもしてたそうだが、昨今は変わりつつあるようだが、日本語で「支那」と言ったら「差別だ!」なんぞと騒がれていたものである。
余談だが、英語で中国を指す言葉は「China」。これは、「支那」の語源になった、中国初の統一国家である、「秦」から来ている。
「支那」に侮蔑的なニュアンスが最初からあっただろうか?
差別語だと騒がれ始めたのは、20世紀あたりか、もしくは二次大戦後と推測する。その話をするために書いているのではない!
陰謀論については、その言葉が出てきた時の経緯はよくわからんが、基本的に否定するために使われていたとは思う。が、前後に否定的な言葉を詰めて言わないと、本来は否定にはなりえないだろう。
「それは陰謀論だよ」といった時は、妄想染みている!とか、荒唐無稽だ!と非難しているわけだが、さらに進んで、陰謀を論じると書いただけで妄想と読ませるとは、実にゲイジュツ的と言わざるを得ない。
レッテル貼り、というやつである。そのレッテルを見ただけでわかった気になるという、危険な行為である。その代表例が「陰謀論」というわけである。
ついでに、「陰謀論」と書かれたレッテルにはわざわざルビが振ってあって、「キチガイ」とか書いてある。皆こっちを読む。漢字よりは読みやすい感じなのでな!
以前、ラヂヲで「人間が生きてるということは陰謀みたいなもんだ、何でもかんでも陰謀なんだよ」という、どーいいたいのかよくわからんことをしゃべった。
というわけで、具体的な陰謀とやらの例を挙げておく。
第二次世界大戦後、アメリカの占領下に日本はおかれた。食料が少なかったので、アメリカの「支援」で小麦を供給してもらい、日本全国にパンを配った。
実際は、腐りかけの小麦粉の処分先に選ばれただけである。
そして、パンを食わせるときのお話。
「米を食ってると頭が悪くなるから、小麦のパンを食え。アメリカ人の体格を見よ!日本が負けた理由がわかる!」といった具合である。
当時の栄養学が太鼓判を押したという。服屋の店員と同じである。
邪魔な小麦粉の処分と、小麦漬けにして日本の食糧自給を減らしてアメリカ側を有利にするという陰謀であったことは、昨今、色々なところで語られている。
これすらも受け付けない人もいるだろうから、これの前提になった、戦争の話をしようか。
戦争は何のためにするのか?えーそれはロスチャイルドが云々という話は却下!あるけど却下!
勝って自分の要求を相手に押し付けるため、ではないのかな?
要求とは違う気もするだろうが、戦争で一番必要なものはといえば、お金である。使った分を取り返しなおかつ、である。
近代戦ではルールがあり、負けたほうは勝ったほうに賠償金を支払ってきた。
ヒトラーの台頭の原因のひとつが、第一次世界大戦での賠償が天文学的な額で、それでドイツが荒廃したからという話である。
日本は賠償金という名目以上の「賠償金」を払ったというわけである。それの一例が、上のパンの話。これをこれ、アメリカの陰謀である。
日本を支配する気があるのかないのかしらんが、する気だとして、「支配するつもりです」なんぞと言ってやるわけはない。
つまり、周知されていることに当たっているか当たってないかで、陰謀論が「陰謀論」になってしまっているのである。
ヒトラーの名前が出たからもう少し。
ライヒのオーガズムインポテンスと支配者の精神と支配の構造の関連を掻い摘んでラヂヲで語ったら、条件反射でコメントを書いている奴がいる、というのがこの話の始まりである。
ヒトラーは、父親に激しい暴力を振るわれていた。そして、家族は誰も助けてくれなかったという。そして、母方の祖父はユダヤ人だったとかで、それでいじめられたとかなんとか。就職先に困ったとかいう話だったような気がするが、調べてくれたら色々と出てくるだろうから、自分で調べて欲しい。話の本筋には関係ないのでな。
また掻い摘んでいうが、そうやってねじくれて、総統になったらなったで、その仕返しをするような政策を実施していたそうだ。親だか肉親の人種を証明の義務付けもその一つという。ユダヤ人に対する政策は実際、自身がユダヤ人の血が入っていたことと関係あったのかは忘れたが、なんにせよ、攻撃する対象があればそれを攻撃するつもりであっただけのようである。
で、それで気が晴れるのかというと、晴れはしないのである。やり返したいはずの父親はもういなかった。
その後のヒトラーがどうなったかはここに書くまでもない。
上記のヒトラーのように、一例だが父親からの暴力でねじくれる、というのが世代を越えても受け継がれてきている、という話が『ハラスメントは連鎖する』という本にある。相撲部屋の話の例を覚えていたら、話が早い。
それはともかく、そーゆーねじくれた性根から出た、「民族」だとか「文明」だとか、はたまた「道徳」というものに、わしらは支配されているんだよ、というわけである。
道徳は語る。
「若い奴らは、言葉遣いや態度がなっとらんので、見ていてむかつく」と、語ったのは為清のおっさんだが、これは嘘である。陰謀である。おっと、発言を捏造したわけではないぞ。
これは、言葉遣いや態度がなってないからむかつくのではなく、若い存在に嫉妬しているからむかついているのである。45過ぎたおっさんは若くはない。
ちなみに、むかつく、は胃や胸が変調して、吐きそうになったりする不快のことだったのだが、それが判らん「若い」やつではある。
言葉遣いや態度を厳しく躾けられたからこそ出てくる感情なのであろうが、その躾けのそもそもの始まり(為清のおっさんの親よりもずっと遡って)が嫉妬だったからといえる。
それを判りにくくされている。これは陰謀と呼ばざるを得ないのである。感情や思考を裏で操っているのである。まるで秘密結社のよーだな。
意図せずとも陰謀を働く。これが人間の性といえる。
というわけで、標語的に書き出しておく。警句というべきか?
「人間が生きていること、それ自体が一つの陰謀である」
どっかの誰かの言葉だったらいいのだが、わしの思い付きである。
だから、わしは陰謀論を卒業した覚えなどないのである。