ウヰスキーのある風景

読む前に呑む

約束

2010-10-27 | 雑記
今月の中旬から下旬にかけて、ちょっと飲みすぎたなぁと感じていたため、せめて十月一杯は飲むのをやめようと思い、大体一週間程度経った、はず。ちょっと覚えていない。

「休肝日が必要なのは、昼間から飲むことが普通の西洋人であって、基本的に夜にしか飲まない日本人には一晩でよい」とどこかの医者が言っていた。だから、別にやめている意味はなかった。とりあえず、飲んですぐ寝てしまうのはやめようとは思った。ああなると目が覚めてからしんどい。そして目が覚めたのが午前三時ごろ。水を飲んで茶漬け食べて、それからお茶飲んでケーキ食べてすっきりした。ケーキまで食べたのはやりすぎだったような気がする。


休みとはいえ、前の日に徹夜でゲームやって寝たのが朝。目が覚めたら夕方。うーん、散歩するか、というわけで暗くなってきたが出発。このところ雨か曇りばかりでうんざりするが、外の空気はひんやりしていて気持ちがいい。

しかし、すれ違う人の服装はひどく暖かそうというよりは暑そうに見える。向こうから見たらこちらは実に寒そうに見えるだろうが、それよりも、今頃ダウン着てたら真冬に何を着るんだろうか、と思わざるを得ない。

ウインドブレーカーを一番上までファスナー閉め、両手をポケットに突っ込み「俺はとても寒いんだ」といわんばかりに歩いていたりと、感覚が違うから仕方ないとはいえ、体をお大事にしすぎに見える。

昨日今日で急に寒くなったわけでもないのに。今週から木枯らしが吹いて寒くなる、とは言っていたが、今日はそこまで寒かったかというと疑問だった。明日はどうやら比較的寒いようだ。

バイクに乗る人は厚着になるのは仕方なかろうが、歩いている人が厚着では汗かいて却って風邪を引くんじゃないかと心配になるが、心配したところで仕方がないので、「暑そうだなぁ」「寒そうだなぁ」と思い思われながら暮らすことにする。


さて、散歩が終わって帰宅。飯の準備をしていると電話がなる。散歩の間は実は家に放置していたが、仕事場から電話だった。「ゲーム中?」といわれる。その時は確かにゲーム中だった。用件は予想通り、明日は急遽来てほしいとのこと。景気がいいのは喜ばしいことで。


晩飯はちょっと大量になった。というのも、先に酒と肴をやりつつ、それからご飯と味噌汁へ、という流れだったからだ。

前々から気になっていた、「おかひじき」という、芝生みたいなものを買った。おひたしにするとよいらしく、今回試してみた。細い割りに意外とシャキシャキしており、ほうれん草や小松菜でやったのとは違って味自体はちと淡白だった。

箱書きには「マヨネーズや辛子醤油で食べるとよい」とあった。食べてみて納得だったが、鰹節と醤油でも悪くはない。

酒は、たまには日本酒を買おうかと思った。以前の吟醸杯を使いたかったからだ。が、ついでにウヰスキーの棚を見ると、なんと「膳」がない。買う日本酒が思いつかなかったらそれにしようと考えていたのに、してやられた。


というわけで、こういうのを買ってきた。



でっかく「八王子城」と書かれている。八王子でとれた米を一部使用しているという。

あっさりしたおかひじきにあっさりした日本酒。丁度よい気がする。

そして飲みすぎたのかすぐ寝てしまった。午前零時くらいだったか。そして冒頭の午前三時ごろに目覚めてから現在に至る。

ついでに動画も投稿しておいた。

試しに一本にして出そうと思っていた動画を二つにわけて続けて掲載。

理由は一本だとどうしようもない画質になったから。前半の終わりはCMが入っている。一本にまとめた状態で前半後半とCMで区切ろうと思ったネタだったのだが、まあ、これでもいいやと思って前半はCM終了と同時に切れる。そのうち、気合があればだが、今までやってきた動画のCMでも作ろうかと考えたが、それほど数は多くないので、古いCMを拾ってきて流そうと思う。恐らく酒のCMで。

二十発目



そして後半
二十一発目



〆て二十数分程度。テレビアニメ一本分くらいの時間だが、こうやるのが今のところ限界のようだ。画質が悪いころにはもう戻れない。では、また。

氏と名

2010-10-25 | 雑記
先日、さる家族に第一子が誕生した。母体が妊娠中毒症(現在はそう呼ばない)で、最悪死産の可能性も、という話だったが、無事に生まれた。

それも頭を悩ませる話だったようだが、それよりも悩んでいたことがあった。名前が決まらないのだとか。一応、当人が決めた名前は、夫婦両方の父母からは「別にいいんじゃないか、二人がよければ」とのことで、決まりかけていたが、それ以外の親戚が猛反発をしているという。

それはまあ、直近の話ではあるが、以前から「名前を、名前を」と、姓名判断と睨めっこをしていた。

「では、君に哲学的な名前を考えてもらいたい」と、生まれる子供性別がわかったころにそんな沙汰が降りた。

なにやらよくわからない本を読んでいることがたまにあるので、そんなことを言われてしまったが、名前に哲学的、などとは非常に難しい。
パスカルの「人間は考える葦である」から、「葦」。どうだい実に哲学的じゃないか、とはさっき思いついたネタ。

名前に意味をこめる、とはいうが、意味ではあるが親の子に対する願いであって、「哲学的」な、では妙な名前になりえる。あとは、苗字と名前を続けて読んだときにいい響きになる、というのはどうだろう、などと言ってみた。


さて、生まれたすぐ後にも顔を合わせたので、仮眠中に考えた名前を伝えてみた。

それが下の写真。「安生さんが子供の名前決まったら例の毛筆で書いてくれるんですって」と宣伝されたので、その練習でもある。実際にやるかはわからない。




そう、哲学的、というから安直に哲学の哲に子で「哲子」でどうですかと。
哲子といったら字は違うが、黒柳が浮かぶので却下された。
ここまで書いてて示すのを忘れていたが、生まれたのは女児。寅年の蠍座でなくてよかった、とは本人の弁。

もし、男だったら、というわけでもう一つ。




もしこんな名前だったら、マグロ泥棒も自分を改造した悪の組織がやったに違いないと騒ぎ出す、正義感あふれる青年になるに違いない。



さて、名前について別のことを一つ。

ここで自分がコメントを返しているときに使っている名前、「安生」について。ここのブログの始まりにも関わりがある。

昔、モンスターハンターがPS2で発売され、大ヒットした。オンラインで他人と協力プレイが出来るアクションゲームということで、続編のGから自分はオンラインをやっていた。その時は名前の表記はアルファベットのみ。Anseiと名乗っていた。「安生」の読みを変えたものだ。

さて、時代は下り、これまたオンラインゲームたるファンタシースターユニバースを始めることになった。こちらは名前に漢字を使用可能ということを、初オンライン時のキャラクタークリエイト(自分のキャラの容姿を決める)で判明。

元々、モンスターハンターの時といい、性別を自由に選べる場合は女性キャラを選んでいた。別にゲーム内で女性らしく振舞っていたわけではないが、まあ好みの問題で。

そうすると名前を考えにくい、どうしようと思ったが、そこで思いだしたのが、例の「安生」。昔、大学の授業で、教授が一人ひとりの顔と名前を一通り見ようとしたのだろうか、名前を書いたカードを、初授業の日に提出させていた。顔を見て名前を見て、「えー、何々(氏名)?」とやっていた。

で、自分のを提出したときにこう来た。「○○(苗字)、アキ?」


あー、この名前そう読めたりするんだなぁ、となんだか印象に残っていた。


そこで話が戻る。ファンタシースターユニバースでも女性を選ぶ。名前は漢字で「安生」。読みはアンセイかアキでご自由に、と触れ回っていた。

人によっては安さん、と何だか韓国から来たような名前になってしまったが、そう呼ばれたり、アキのほうもある程度定着していた。

マニアックな人は、アンジョウと読んで(これ自体は一般的だが)さらにそこから司令長官と呼び出す猛者が出た。何故長官かは簡単なこと。とあるプロレスラーのリングネームに「アン・ジョー司令長官」というのがあり、「アン・ジョー」は「安生」からきているのだとか。長らくその人からは長官と呼ばれることになった。


そして、そのファンタシースターユニバースからの付き合いで始まったのが当ブログ。始まりが始まりだから、名前もその時のものを使った。読みも準拠、というわけだ。

名乗ってもいない名前をここで呼びかけるのはデリカシーにかける行為だ。わかりましたか、タイセイ、taisei、いや泰生さん。


今日の動画

2010-10-20 | 雑記
無駄に長いとか言われたことがあるので(有益に短いなんて無益な気がする)今日はもう動画載せて終わりにしてしまおうと決意した。

これで先月末までに撮影した分は終わり。長いなぁ長い。引き延ばしが過ぎる。

十九発目


可哀想なのでコメントされてしまうな。では、また。

月夜

2010-10-17 | 雑記
昨日、たまたま目に付いたニュースを見ていたら、ツキノワグマが各地で出没、人を襲ったり小学校に引きこもったりしたそうな。

襲われた、という割には後ろから突き倒されて膝に怪我を負った程度のおばあちゃんがいたりと、熊のやることはよくわからない。


さて、そんなことが念頭にあったのか、今日も帰り道を歩き始めて思ったのが「たまにはハンバーガーでも食べるか、モスで」だった。マクドナルドではないのは、単なるつむじ曲がりである。ここはその念頭がまったく関係ない。

寄り道具合によって、いつも歩く道は変わるが、ほぼ同じになる。その、最初がどうあれいずれ合流する通りまで来たときのことだった。

然る焼肉屋の隣に、日本家屋の佇まいの蕎麦屋らしいのがある。蕎麦屋らしい、とは入り口の見本を見てわかったことだったが、前から飲食店が新しく出来ていたな、という程度の認識で、いつも一瞥だけだった。

名を「三日月庵」という。レシートを確認したので間違いない。


店員は三名ほど。昼限定だったか、オススメの定食がある。席に着くと言ってきた。外の黒板で見たよ、とは言わない。黒板には三種類ほど書かれていたが、気のせいということにしておく。店員が勧めてきたのは、その黒板の一番上に書かれていたものだった。

というわけで、そのオススメの鮪山掛け丼セットを頼むことにした。蕎麦屋でありながら、うどんも出来ますという。蕎麦屋なのに、とつい思ってしまうが、蕎麦にした。富士そばでもうどんを売っているが、ならば讃岐うどん屋でそばを売ろうじゃないか、とはならないだろうな。

ふらっと立ち寄った飯屋で一人で飯を食う、というのはなんだかあるマンガを思い出す。

穴子の一本丸揚げ!そういうのもあるのか! このわざとらしい関西風出汁! 

穴子のなんとかは、後から来た中年夫婦の女性が頼んでいた。入り口でも見たが、飯のつもりだったのでパスしたが、上のセリフを思いついてしまった。

蕎麦は掛け蕎麦にした。外は曇りがちで、暑くもないがかといって上着を着て歩くとちと汗が出そうな気配。蕎麦本来の味を楽しむには盛り蕎麦が一番だが、細かいことはよい。外の黒板によると、産地に拘っていることが窺える。

で、上記の妙なセリフになる。醤油の色が薄い、出汁が利いている関西風だと感じたが、果てさて、比較対象は富士そばくらいしかないが、富士そばはもっと濃い醤油の色と味だったので、関西風だと思った次第。


関西と関東で出汁が違う、というのは聞いたことがあるかもしれない。主な原因は水にあるそうだ。

関西の水はミネラル分が少ない、軟水と呼ばれるもので、出汁が取り易い。取り易い、ということは余計な味をつける必要がない、ということになり、出汁が重視されることになったわけだ。

関東の水は、社会科の時間などで聞いたことがある言葉、「関東ローム層」というのがある。これは火山灰が積もった地層で、ここを通った水は比較的ミネラル分の多い水になる。日本の水は全体的に軟水といえばそうなのだが、関東のは関西と比べれば硬水だといえる。
比較的出汁が取り辛い水だそうで、結果、濃い味付けをすることになる。関西風と関東風の出汁の違いのルーツはこういったところにあるといわれている。

で、なんの話だったか思い出せないが、蕎麦の感じは悪くなかったと思う。次回があれば蕎麦を頼んでみたい。

だがしかし、何か物足りない、というのを出来上がるまでに感じていたので、ついお酒を頼んでしまったのだった。

「清泉」という、新潟のお酒のようだった。ようだった、というのは壜の書き込みを曖昧にしか覚えてこなかったからだ。

流石に、昼飯を食べるのと同時にぐいぐいやると、ちと廻るのが早いかと感じた。覚ます時間はたっぷりあるので気にしない。


さて、帰り道。以前見つけたフランス菓子の店を探してみたのだが、さっぱりわからない。あきらめて家に向かっている途中、ようやく思い出したが、かなり通り過ぎていたので次に思い出したら、ということにした。
では、また。

思い立ったが吉日

2010-10-16 | 雑記
夜勤明けで仕事場の冷蔵庫を開けてみる。奥に白ワインがあった。誰のものでもない、お客さんの忘れ物。

一週間かそれ以上放置されている。まあ、そこらで買えるよくあるワインだが、丁度話題に上っている。
なんてことはない。チリワインである。穴掘る人たちが穴掘ってもらって助け出されたというやつだ。

空になった壜を持ってきて名前を確認してみた。「コノスル シャルドネ ヴァラエタル」とある。白ワインだ。

ハーフボトルなので、持って帰って昼飯と共に飲んでしまおう、そう思って鞄にいれた。

あと、髪の毛が少々長くなってきたので、切りに行こうと思ったのだが、土曜も夜勤で、それならいっそ日曜を待つかと思ったり、やっぱり行こうかと迷ったので、いつもの一駅前からの散歩をしながら考えることにした。

結局、もう切って帰るか、と思ったが、たどり着いた先で言い渡された沙汰は「予約が混んでて次は一時か一時半なんです」

じゃあ、今日はいいです、といって店を出た。これから帰って酒飲むのにまた来るとは思えない。

ついでに「伊勢屋」で豆大福も買って帰る。


さて、白ワイン。白というより透明ですよね?とか突っ込んだのは子供のころだったが忘れよう。

ワインといえば健康によいというポリフェノールというのがあるのだが、白は赤と比べて少なめだとか。
なんでも、あの赤い色素が絡んでいるそうで、野菜や果物の定説にある、果皮に成分が多い、というのもきっちり引き継いでいる。白ワインは赤くないので少ない、というあたりでいいだろうか。

ちょいとWikipediaを見たところ、白ワインは、白ブドウなどの果汁のみで作るそうだ。なおさら少ないことになる。

まあ、酒飲むのに健康になるか不健康になるか、などと考えて飲むこと自体が不健康なので、最初から考えない。

さてそのシャルドネなんとか。ラベルによると、味わいは辛口。合う料理は鯛の塩焼き、クリームパスタ、鶏肉料理など、とある。

昔から白ワインは魚に合わせる、とは聞いていたが、鶏にも合うのか、そういえば、昔よくやった「鶏肉のトマトソース煮込み」は白ワインをいれてトマトソースを作るんだったな、よろしいならば鶏肉だ、というわけで上記の料理を作ることになった。

その作り方はというと、何年も前に、「ブナピー」という白いシメジの仲間が発売されたことに端を発する。

それの販売促進用料理紹介カードが店頭にあって、それで覚えたのが始まり。ずっと遡れば、スパゲッティを入れる応用などもここに載せたのを見れるかもしれないが、確認するのは骨なのでやらない。

後には、鶏肉などをいれないアラビアータ風に省略化されることが多かったが(スパゲッティ以外はやってなかった)、基本的には何も変わらない。

トマトソースを鍋に作っておいて、一口大に切った鶏モモ肉フライパンで炒め、塩コショウで軽く味付けをする。実際は鶏肉に塩コショウを振っておく、だったかもしれないが、細かいことはいい。皮から焼いて両面よく火を通し、石突を切ってほぐしたブナピーを入れて炒める。塩コショウを振るのはここでやるほうがいいのかしらないが気にしない。

で、全体に軽く火を通したら、鍋のトマトソースをフライパンに入れる。全体を混ぜ合わせて5分くらい煮る、だったろうか。今回は他にやることがあったので、すぐ火からおろして余熱程度になってしまったが、問題はなかった。

さすがに最近は涼しくなってきたが、どちらかというと寒い時期に向いた料理ではある。特に、トマトソースは結構な時間を煮込むのだが、鷹の爪を入れるので、辛いのが苦手な人にはちょっときついかもしれない。辛さが足りない人は鷹の爪を二本にするとか、ある程度砕いて(砕きすぎるとかなり辛くなる)入れるとよい。

さて、ワインを一口。辛口というが、少々酸味もある。さわやかな酸味は、少し炭酸でも混じってたのかなと疑うほどだったが、グラスを凝視しても泡は見当たらなかった。

鶏肉煮込みも、しっかりトマトソースを煮込んでおいたのもあって、具と程よく絡まる。そして食が進むので、少々ワインがおいてけぼりになってしまった。
軽く焼いたフランスパンにソースを付けて食べてみたり、なかなか楽しめた。手前味噌だが、こう書いてて腹が減ってきた。

月曜に飲んで、しばらく酒はいいか、と考えたが、右から入って左から抜けたくらいの勢いで忘れ去られたようだった。


さて、夜勤に行く前に一本動画を仕立てておいた。
これの一本前にちと腹の立つコメントが着ていたが、アホなコメントに腹立てるのもアホなので忘れ・・・まあいいや、どっちにしてもアホだ。アホなコメントしたやつは明日財布を盗まれてしまえ。

というわけで、小出しが過ぎる最新動画をどうぞ。

十八日目



さて、もうすぐ撮った分がなくなるので、次に行こうかと思って撮影をした。するとアラ不思議。音声だけ入っていなかった。話の本筋に関係ない寄り道だったので、そのままボツにして、また後で取り直しておいた。

さすがに意思が挫けたので、短くなったが、前回で負けた雪辱を晴らすことはできたのであった。では、また。

達磨

2010-10-13 | 雑記
先日の連休最終日、後輩を呼んで酒を飲みに行くことにした。

集まったら集まったで「何を飲みたいのですか」と来るのだが、「バーにいくぞ!」と誘ったはずだったので、わざと「なんでもよい」と答えておいた。

前回は煮カツサンドという名物があるジャズバーに行ったので、そこでまた煮カツサンドを食べようと思っていたが何故だか別の店に向かった。入り口で看板を見ると、クーポンでカクテルが安くなるとのこと。あれ?

カウンターは十から二十あったかくらいの席数、テーブルの数も中々多く、五人程でかけられる大きなテーブルもあった。

まずやらんだろうが、もっと集まることがあったらここを使うのも悪くなさそうだ。


さて、つまみをいくつか。ソーセージ盛り合わせにビーフタコス。飲み物は最初はギネスにしておいた。

一番下の後輩が、なんだか見たことないビールがあるというので、それを頼むと、栓抜いた壜の状態で出てきた。

こっちはグラスに注がれていた。なかなかうまかったらしい。こちらのギネスも実にうまかった。泡がなめらかで、ビールの苦味と程よく合わさる。家ではこうはいかないだろうな、と感じた。


つまみのソーセージがこれまたうまい。市販の奴と比べて、皮が厚めで、かといって硬いわけではない。
そして中の肉がかなり濃いめの味で、ビールと頼んで正解だったと思わされる。

タコスもいい感じだった。昼すぎにラーメンを食べていたので、それほど腹が減ってないかと思ったが、問題なかった。


ビールも飲んだし次はこれだ、というわけでメニューを手繰る。

例のジャズバーには置いていなかった品を見つけた。
オールド・パーという。伝説なのか言い伝えなのか忘れたが、長寿のじいさんの名に肖った名前で、壜の形が独特の丸みを帯びており、転がしても転がらずに立つという。

日本の政治家がそのダルマの性質に験かつぎをして好んで飲んでいる、という。誰とは言わんが、早く転がってしまったほうが世のためになるやつも多いが、そういう方々がお飲みになられているかは存じ上げませぬ。


ロックで頼んでみた。かなり大きな正方形のロックアイスに注がれて出てきた。そしてチェイサーは無料。

細かい氷だとすぐ解けて、味わいが急激に変わってしまい、台無しになるのだが、半分にきったジャガイモくらいの大きさの氷だと、手の温度にすぐ負けるということはなく、よく味わえる。

今まで飲んだものと比べると、落ち着いた味わいで、よくある「消毒薬みたいな」感じはない。
しかし、なんだか物足りない。「最近、ストレートでないと物足りんな」とつぶやくと「ええ」と驚かれた。


酒はまだまだ飲んだのだが、目新しいのは上記のもの。食べたものを少々並べよう。

この次に頼んで出てきたのが「合鴨のパストラミ」端的に言うとタタキ。焼いたところには胡椒が降られている。
バーテン曰く「わざと奇数枚にしました。けんかして食べてください!」と乗り良く。

よく冷えた肉は、ちと腹が膨れてなければどんどん食べていたであろうが、最後に残った一枚を食べたところで二枚目だった。「なんで最後の一枚たべてんですか!」というので、「わしはあれで二枚だぞ」というと、残る一人が「すんません、俺三枚でした!」と白状した。酒が廻ってたので本当かどうかはお互い不問にする。

順序は忘れたが、サラダピザとオススメのたこのから揚げを食べた。サラダピザは宅配みたいなしつこい味はなく、サラダの味を殺していない。たこのから揚げはうまかったが、三人では少なかったかもしれない。

途中で時計を見たとき、七時半前後だったのだが、会計直前でもう九時になっていた。下の後輩は「タイムスリップしたみたいですねぇ」という。かなり廻ってきて寝そうになっていたのもあったに違いない。

ハシゴしましょうか、などと冗談を言ってきたが(言ってきた当人は明日からテストだとかいうのに)一番下が寝そうなのと、これ以上飲むとひどい目にあうかもしれないと思ったのでやめた。一番下はウコンを買いに行った。

これから竜兵会は月一ですか?もちろん先輩持ちで、と寝言を申していたが、(ホントの竜兵会は本人持ちとか?)そのせいでたまにはこの二人を誘って飲みに行くのも悪くないと考えていたのを辞めようかと思った。では、また。

朝餉

2010-10-10 | 雑記
ここのところ、夜勤の日なのに時間ギリギリまで寝る、ということがなく、昼前に目が覚めてしまう。

おきてクラクラする、などと怖くなるようなこともないので、朝飯を作ったりする。いや、昼ではある。


昨日は、昼出の夜あがりだった。その日も早く目が覚めたので(一般的には遅い)昼飯を作るため、買い物に。

市内だか近隣で取れた小松菜が安く、お浸しにして食べた。うまかった。束の半分はまだ残っているので夜に使うことにした。


さて、厚揚げを買って帰宅。ひどく眠いということもないので、一週間近く顔を出していなかったPSUに出向いた。

恐らく皆寝ている時間に違いない、と思ったらまだやっていた。連休である。普段よりは長くやろうもの。

仕方ないのでメールを送り、いつも座る場所で放置しておいて、料理にかかった。

こんな感じの料理を目指したが、三角の厚揚げは売っていなかった。

その上、出汁をとるとこから始まったので、出来上がるころには一人しか残らなかった。

飲んで食べながらすこし雑談をしていた。最近きたイベントミッションは少々複雑だ、だのレア吸い取るのだろうなどと。

食べ終わったころ、そろそろ寝るのじゃないかと思ったら、眠気が覚めたのでちょっと行こうと誘われる。

次に来れるのは火曜だから、すっかり忘れてくれる!といいつつ出発した。
半端に壜に残っていたウヰスキーを飲みつつプレイしていたら、勢い余ってむせたりしていた。
久しぶりに苦しかった。あの苦しさは忘れない。


終わってみれば2時半ごろだったろうか。さすがに(向こうが)限界なので、解散と相成った。

グラスを傾けつつ、しばらく動画を見ていたら、自分の動画のことをすっかり忘れていた。

と、いうわけで寝る前に作り上げておいた。

知っている人(オタク向け)は知っている、謎のセリフから始まる今回もまた死んでいる。
時間が十二分程度と短めなので、ビットレートをかなり上げておいた。おそらく綺麗。

十七発目



さて、小松菜の運命はまだ尽きていなかった。まだ残っていたので、今、味噌汁に入れられようとしている。
次は恐らく火曜以降に。では、また。




様式美

2010-10-08 | 雑記
週末の仕事の状況を勘違いしていた。明日の土曜は夜勤ではなく、昼出の夜上がりだった。

というわけで(まったく関係はない)本日の夜勤明けもまた、一駅前から歩いて帰ることにした。

予定としては、「和」までいって一杯やって帰る、という、歩く意味はあるのかという内容。


ちょっとゲーム屋も覗いてきた。先日、海外で大反響のあったゲームの日本語版が出たからだ。

が、中古を扱うその店は、我らがXbox360のスペースはかなり小さくなっている上に
置いてあったのはPS3版のみだった。こんな不当な扱いはありえない。

まあ、360が売れてない、売れる見込みも大きくはない日本では仕方がない。

もし買うとしたら、PC版が出たらやってみるかな、くらいであって、どちらにしても問題なかった。


もういい、充分だ、そう考えて店を後にした。


これから凡そ一時間ほど歩き詰めになる。いい天気のようだが雲も多かった。時折お日様が隠れたりする。


だが、途中で歩き詰めはなくなった。どちらにしても「和」にたどり着くまでは歩き詰めだったが。


市内には何年か前、馬鹿でかいマンション複合施設ができ、一環として美術館もある。
先月の末から、企画展示を始めていた。タイトルは「エミール・ガレの陶芸~日本への憧れ~」

始まったころから、この企画展示のことは覚えていたのだが、毎回素通りしていたのだった。

しかし、今日はお日様が強かったので、入ることにした。ではここで素人がガレについて概説をする。


十九世紀末から二十世紀初頭にかけての、アルー・ヌーヴォーを代表する、フランスの芸術家。

陶芸からガラス器、果ては家具まで作り上げた。工場で土台を作って、大量生産を行う、大雑把にいえば陶器屋をやっていたわけだ。

有名な作品は「ひとよだけ」という、キノコの形をしたランプ。我が愛読漫画の「ギャラリー・フェイク」にも登場した。

というわけで、こんな適当な話を読むくらいなら、なんとかぺディアを読んだほうがいいに違いない。


その「ひとよだけ」は流石に置いてはいなかった。まあ、陶芸といいつつガラスランプが展示の中心では詐欺ではある。

お土産にちょっとしたものを買ってきた。



ガレ風、吟醸杯という。日本酒をいれるべきだと思ったが、家にはないのでウヰスキーで満たされている。


そして一路「和」へ。

先週だか先月末にも一度訊ねたが、いつもの兄さんはその時はいなかった。今日はいた。


オリオン生と島ラッキョウを頼み、食べつつ片づけをしていた兄さんに一つ尋ねてみた。

「何か新しいメニューは決まりましたかね」「いやぁ、特には。まあ、お酒に合うのなら出来ますよ」

と答える。裏メニューがどうこうと聞いてからしばらくこなかったので、早速一つやってくれと頼んだ。


さて、出来上がったメニューはというと、塩豚(リブロースを塩で煮たやつかと思う)ともやしのサラダ風。

ドレッシングは醤油と豆板醤やシークワーサー(沖縄のゆずやらかぼすみたいなもの)胡椒と鰹節などを混ぜたもの。

曰く、「バクバクいけますよ」とのこと。たしかに、箸がとまらなかった。

塩豚は単体でもメニューにあるのだが、もやしと合わさり、うまさが引き立つ。
醤油と鰹節、さらに柑橘類の果汁が混じれば、食欲も増す。ほんの少し混ぜてある豆板醤も食べるほどに後を引く。

惜しむらくはまるで夏のメニューである点と、兄さんもいうには酒呑みに向けるには何か足りないとのこと。
他に具を足すなら何がいいか、冬なら大根はどうか、白に白すぎる、などと言い合っていた。

出された状態では、サラダとしても通用するという点を踏まえて、酒呑みに向けた濃い目の味にするなら
醤油をもう少し足してみてはどうか、と食べながら感想を述べてみた。

ああでもないこうでもないと二、三やりとりしていたら、酒の締めにゴーヤのスープも考えてるんですといって
サービスでいただけた。こちらはゴーヤの苦味がなくなり、締めとして申し分なく感じた。実にうまいと申し述べた。


ちなみに上記の塩豚のサラダ風、兄さんが最近ダイエットをしているそうで、よくそういうのを食べているかから、だとか。

たしかに、以前より丸くなっているような。マスターもかなり丸かった。マスターはやはり今も丸いのだろうか。

醤油多めが吉と出るか凶と出るか、今はまだわからない。また次回、覚えていたら頼んでみたいと思う。では、また。


追記
我がgooブログの編集システムが少々変わりつつある。過渡期というやつだ。移行しつつある新ヴァージョンで書いたため、いつもと改行の調子が違う。その辺りは気を使うのも疲れていたので、おそらくこの調子でやると思う。

処方箋

2010-10-04 | 雑記
このところ、急激な気温の低下があったかと思えば、真夏のようになったりと、しんどい日が続く。

風邪を引いている人が周りにも何人か出てきているようだ。仕事場ではあまり見た覚えがないが。

そしてそもそも、その風邪引き筆頭だった自分が最近は風邪らしい風邪を引いていなかった。

できたら休み日のうち一日は風邪引いてぐったり寝たいもんだとは思うが、あまりそういうこともない。

いつぞやの、風邪っぽくなって生姜湯作った、といった日は確かに風邪の症状だったが、
しばらくしたら普通に近い状態になっていた。


野口晴哉(のぐちはるちか)という人がいて、昔、整体協会というのを開いた。
名前を冠して「野口整体」と呼ばれたりする、整体技術を研究、及び伝道をしていた。

骨の動きで体の調子の状態を調べたり処置を施したりというわけだが、人によって細かく違うのだとか。
こういう体の癖(体癖と名づけられる)の人はこういうふうに処置をするとよい、となる。

なにが「こういう」かは著書にあたってほしいところである。暗記で述べられるほど短くない。


さて、骨や体の動きを観察する野口整体だが、風邪についても色々とある。

風邪は病気というよりは、体の自然治癒が行われている状態であり、治そうとすれば
風邪が過ぎた後の体がもっと悪くなる、と述べている。

前述の「体癖」に関係がある。体の歪みを矯正するのが風邪の役目なのだ、と。

まあ、その野口整体の理屈は風邪を現在進行形で引いている人には意味がないので、簡単な話を。

風呂の際にちょっとした工夫をすると、経過がよくなる。風邪の種類にもよるが、やることは同じ。

まずは風呂の温度についてだが、熱めの風呂でさっと入ること。ふやけるほど浸かってはいけない。

さて、上がるころになって体を拭く。お湯を抜いていいなら抜きながらでもいいのだが、
上半身は拭いておこう。そして残ったお湯を適量にしておいて、熱い湯を足すなり沸かすなりする。

ここで風邪の状態によってどれくらいの深さにするかを変える必要がある。

喉やら気管支がやられる人の風邪の場合は、くるぶしが隠れる程度のお湯の量。
胃腸などの消化器官がやられる人の風邪の場合は、膝が隠れるくらいまでの量。

それぞれ、足湯だとか脚湯と呼び分けていたが、あしゆ、には違いない。

細かい時間は忘れたが、五分から十分以内浸けておく。お湯は冷まさないように足すか沸かす。

自分の状態だと見たことがないのでなんともいえないのだが、足を拭いてみると、片方が赤くないのだとか。

そうなった場合は赤くない足に追加で同じことをするのだとか。そしてよく拭いて水を飲む。

そして寝る前に注意。よく温まって寝る、とはいうが、風呂に入って体が温まった状態では寝ないこと。
一度温度が落ち着いてから寝ないと、寝てる間に余計熱を奪われ、風邪が悪化するのだとか。ご注意を。



他にも、腋に体温計を挟んで計った場合、左右で体温が違うので、両方計らないと平熱が出ない
という風に、現代医学ではあまりやらないような観察でもって積み上げられた見識なのだ。

風邪を引いていようがいまいが、風呂を上がる前に上半身を湯船で拭きつつあがる、というのを
ちょっと意識してやっていくと、いざ風邪を引いた時にも、今までと違う感覚があるかもしれない。

と、いうわけで有名無実のカテゴリー(今回は雑記になっている)なので、動画を掲載。

十六発目


今回もまた、戦ってみようと思ったが差がありすぎてやめた、という感じで進む。過去は振り返らない。

今回見かけたボスキャラは、また後ほど戦う。が、今度は負けてしまった。
そして撮影中には無理だということになり、次の分で倒すのか、それとも倒してしまって撮影するか
今のところ未定になっている。まあ、反応がご覧の通りないので、好きなようにやろう。では、また。

茶請け

2010-10-01 | 雑記
先日、家賃を払いに行くと、専務のおばさん一人だけらしく、少しバタバタしていた。

バタバタしていた、というのは語弊があるが、お茶をいれたりお金を受け取ったりで行ったり来たり。

今回は黒烏龍茶をいれてくれるという。サントリーのやつのと同じ茶葉、ではない。

ちょっと薄めになったというそのお茶から窺い知れたことは、薄いのが原因ではない、
一般的な烏龍茶より後味がさらにすっきりしている印象を受けた。

少々雑談をしつつ茶を飲んでいると、この煎餅を持って帰ってから食べてご覧とのことで、
一枚だけで包装されている煎餅を貰った。少し湿気ているという。

貰った直後に少し力を入れて確認したが、実にしっかりしている。それでも湿気ているという。


なんでも、素材にこだわって、添加剤などを使わない昔ながらの煎餅を売る店の物だとか。
駅前の大通りから一本奥に行ったところにある。あの本屋を曲がったところの、と話をすると
わからなくなったが、以前、何度か通りがかったことがあり、次の日に思い出した。


さて、そのもらった一枚を帰宅して食べてみた。確かに、少しばかり湿気ている。

個包装されていたから多少はマシだった、といえるが、素材や作りがいいのかもしれない、と思った。
思っただけで別に根拠はない。それよりも一枚だけでうまい、と思えたほうが問題だった。


というわけで、同じものを買ったわけではないが、夜勤明けでその店に立ち寄った。

遠めでわかりづらいが、こういう状態のものを購入。


包装に「いしだ」と見えるかもしれないが、そのお店の名前。

色々あるなかで、からし味のを買ってしまった。そこの味をよく知るには普通の煎餅がよかったのに。

では一枚。先日もらったのとは違い、もっと歯ごたえがある。買ってすぐのが湿気てたら不良品である。

スーパーで売られているのと比べると、密度が違う。今、比較するものをもってはいないが
煮干をかじったくらいの咀嚼数とでもいおうか。煮干のほうがもっとか噛むか。

それにしても三枚ほど食べてみたが、口内がヒリヒリしてきた。残りはまた後にする。では、また。