ウヰスキーのある風景

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賤虚

2016-07-24 | 雑記
惨淫殲というのが先日ありました。

なんという他人事!と思われるかもしれないが、なに、あなた自身もわし自身も他人事には違いない。


そんな冗談染みた話は措くとして、選挙、じゃなくて賤虚とやらの話をしておいてもよいかもしれぬ。



ふざけた当て字はいいとして、選挙とやら。民主主義をきっちりやっているのだ!と思い起こさせてくれる蟻形い、じゃなくて有り難い儀式でございます・・・。

まだふざけるか!いやいや。いったであろう?儀式だと。


今月の末、つまり七月の晦日だが、徒痴児浅とかいうのがあるのだが、周知の通り、人気、じゃなくて任期が終了したからやるわけではない。

バッシングを受けて知事が示威、じゃなくて辞意を表明し、それでやる羽目になったわけだ。

理由はこれまた周知であろう、金を勝手に使ったから、というわけなのだが・・・。


かの知事とやらがいくら使ったとかいうのは細かく覚えておらんので単純にいうが、500万としとくか。

よし!次の知事を決めるために賤虚だ!!となる。

ゼーキンを使って一代イヴェントだぜぇ!とやるわけだが、そのゼーキンがかのものが使った一桁以上をそのちょっとの期間でパッと消える。

GDPとやらの足しにもまるでならん、付箋を箱に放り込む儀式であっという間に金が消えると。

これをバタイユのいう「蕩尽」といわずしてなんというか。是非とも答えを聞かせていただきたいが、どうでもよい。

ちなみに、その「蕩尽」とやらには戦争なんかも例に挙がっている。余談である。毎日が戦争なのだな。


別に前の知事がよかったなどというつもりもないが、使い込んだ額だけで言えばStone Empty lot氏よりもはるかに些少といえる額だとも聞く。

額の多寡ではない!という向きがあるのは理解するが、では何ゆえ以前の時には何もいわなかったのか?沽券に関わるとでも?
その程度で言ったり言わなかったりするのであれば、財政が傾かなければ何も言う気はなかったか、もしくは誰かが騒がなければ何も知ろうとも考えようともしなかったのだろうという以外に言葉などない。
無論、わしも知らなかったので何も言えないであろうが。

ほんの数年で情報が出回りやすくなった時代になったせいでもある、とはいえ、使った額を返すと申している前都知事と、妄想で書いた本がベストセラーになっている権威的じいさんとでは、まだ若くて叩きやすい方を叩くのが世の常というわけであろう。


とてつもない震災に見舞われたその直後に、東南アジアのどこかにODAいくらもっていくことになったぜぇ、などと喋っていた現副葬離とやらの動画が削除されていたりだと、もう何年も、何十年も、もしかしたら何百年も前からこの体たらくというわけである。




覚えているだろうか。3.11の直後に選挙があったことを・・・。


どちらかといえば、ここからが本題である。そして、まだここも枕である!!


我が実家がとある宗教団体であることはもう毎回のように書いた。

政権のKの方である。ここまで伏せると書くのが馬鹿馬鹿しいので、高名な公明の創価だ。


休みの日だったか。家にいるとチャイムが鳴る。


覗くと、近所の創価のおっさんだ。

選挙があることは判っていた。

選挙だと・・・?何人死んで何人生きてるかわかったもんじゃないそんな状況で選挙だと?

案の定、センキョセンキョと壊れたラジヲのごとくいうので、わしはこうどなった。

「こんな大変な状況で選挙なんぞやってる場合か!ふざけるな!」と。

相手のおっさんは「そ、そうか・・・」とダジャレを言っておった。


普段何も言わない、もしくは当たり障りのないようなことしか言わない天皇ですら(それも普段は原稿読まされている感じで)、テレビ放送で声明をしたくらいである。天皇とやらが良いか悪いかは別として、なんにせよだんまりこくにもだんまりこかせてるわけにもいかぬ状況だったといえる。

国をどうにかせんとならん状況でセンキョ!セイケン!とかほざく輩は、火事場泥棒と同じである。

そんなことを微塵にも考えないから、臆面もなく「センキョです」などといいに来る。その禿げた頭は奴隷として働きすぎた結果でしかない。(そのおっさんは禿げている)

そのおっさんはたまに道でばったり出くわした時に、「また話しよう」とか「家に飯くいに来てよ」とかいってて、センキョ以外で来ることはまったくない。

月一の創価放送の集会のお誘いで置手紙をしていっているくらいである。



と、まあ、そこはいい。長い前置きだった。



さて、その創価学会だが。


事前投票というのが、もう10年前だったかもっと前か。始まった。


始まったら始まったで、「会員は基本的に事前投票します」という了解が最初の最初で流布されていた。


今でも思い出す。


夕方、家にいたら、チャイムが以下略。

覗くと近所のさっきのおっさんではない、徒死、じゃなくて歳が近い会員が二人ほど突っ立っている。二人ほど。多分二人だな。


「時間あるなら事前投票しにいきましょう」などという。


何か気持ち悪い。予感でしかなかったとはいえ、何をやるにしても病的に機敏な彼らを見ていると感じざるを得なかった。


さて、ご存知だろうか。


現在の日本のセンキョというのはどういうものなのかというのを。

さっきも言ったとおり、付箋だか短冊を箱に放り込む儀式だと。

そこはいいだろう。よしとして話を続ける。

一昔前、少なくとも事前投票とやらが始まるよりも前は、その付箋やら短冊を人力で数えて票を集計していた。

していた。していたが、今はしていない。コンピューターのプログラムでやっちまうのだ。

このやり方は宗主国のアメリカのやり方を持ってきたという。

そして、そのアメリカでは我々よりも政治の不正やらに目を光らせる度合いが遥かに高いとも聞くのだが、もちろん、国ではなく民間のほうなのだが、調べるとそのシステムは一つの会社が受け持っている状況。そして、そのプログラムは秘密裡に運営されているとのこと。
センキョとかゆー、だいじなぁことですからぁ、というのはこっちが言うべきであって国がやることではなかろう。

植民地とかいうミンチの仲間は宗主国の意向を受け取らざるを得ないので、まったく同じ状況である。


はん?お前の妄想か?と思うのは結構。


日本人の何割か、数パーセントではないだろうが当てにしているであろうTVのニュースで、先月だか今月の頭か忘れたが、センキョとかいう儀式が本当に儀式でしかなかったことを示し得る報道があったことをご存知か?

沖縄県議の占拠、じゃなくてセンキョの時、その票数集計プログラムに、「画面上では打ち込んだ名前が出ていたのに、実際の票数は別の人物に入っていた」というニュースがあったのだ。

いわゆる陰謀論の界隈では有名なサイトが紹介していた。こちら

これで大騒ぎになってないのが現状で、そしてそういうセンキョシステムを受け持っているのは電通よろしく一社である。たしか、スカイツリーの高さの由来と同じ発音の会社だったな?戦国時代から江戸時代始めの宮本なんたら、といったらすぐ浮かぶ名前である。


そして、別の記事だが、不在者投票分がセンキョ当日ごっそり消えてなくなっている、などという話も出ている。


なるほどなるほど。


こういった不正のためには、「投票率はなるべく少なく」そして「いくらでも事前に書き換えられるから事前投票を推進」というわけだ。

先ほど、「創価は事前投票推奨」と書いたが、センキョになるとあなたのまわりのマゾヒストなのにイニシャルSが電話してこないだろうか?大体、事前投票で公明お願いしますとかいってこないだろうか?ないならあなたは不幸な世の中のうちの些細な幸せだろうが幸せだろう。

池田を天皇の如く扱って、つまりは統帥大権というやつだが、今年、「池田先生の命のもとこういうやり方(つまりは不正)でセンキョやってこい」と命令されたというリークが出ていたそうだ。
Yahoo!ニュースだかで出ていた。まあ、あまり当てにしなくてもいいかもしれん。安倍とのパワーゲームなのかもしれんから。

そこはともかく。


上にいるとこれこれこうで不正(というのはこちらの立場で、彼らが作ったルールに則っている)して甘い汁が吸えるということがわかっていたから、事前投票とやらが始まると同時に推奨してたのだろうなぁ、と考えるわけである。



正しく、「賤しく虚しく」というわけである。



不正が公表されることは、報道の自由度72位(カバラで9だと!)のこの日本ではなかろう。

天皇の生前退位の話も、現アヴェマリア、じゃなくて安部政権が渋々センキョの後になら、という許可をして、報道で流れた日ではなかったと聞く。


天皇という、実際には何も気ままに振舞うことが許されぬ立場の方が、憲法に載っていないことをやろうとしたわけは何かというと、「現政権が日本を明治憲法の時代に戻そうとしていることに対しての抵抗」だという。

リテラという評論サイトに書いてあった話で、そのまま続けるが、そうやることによって、天皇というのは役職に過ぎないことを示して、明治憲法の時のように軍部が統帥大権で暴走した轍(天皇は神で我々軍部はその神の命を受けているという越権行為である)を踏ませないようにするつもりだと。


天皇がよかったか悪かったかなどと評論できる立場も能力もないが、あんな爺さんをそこまで追い詰める今の有り様を少しも省みないで「美しい日本」などとどの口が言うのか。
美しいと感じているのは彼らの脳内だけの話であると断言する。

爺さん婆さんを殺し、生まれてくる子供も殺し、未来を担う若者を殺す。これが現政権であり、その片棒を担いでいるのが我が家の所属先という、悩ましくもあるが、時代をよく見える位置にいるのかもしれんな、などと少しニヒルな笑いがこみ上げても来るのである。

これが、国内だけの問題なら、まだマシかもしれんがね・・・。


では、よき終末を。