咲とその夫

 定年退職後、「咲」と共に第二の人生を謳歌しながら、趣味のグラウンド・ゴルフに没頭。
 週末にちょこっと競馬も。
 

皐月賞トライアル「スプリングS」が面白い・・・

2012-03-15 23:01:20 | スポーツ
 新潟県地方では、豪雪の上に降雪下の大量の水による土砂崩れの被害がTVで放映されている。記録的な豪雪、その上にあのような及びもつかない被害が拡大するとは、自然の猛威の前には何と人間の愚かなことかと思い知らされるが、その被害を真面(まとも)に受けられた住民の皆さんに対しては言葉もない・・・。

 人間界の留まることを知らない欲望の前に偉大なる自然が、各地で猛威を奮っており一刻も早い温暖化抑制が求められているのであろう。地震・津波と温暖化の因果関係は少ないものと思われるが、異常気象の一端に温暖化が関与していることは間違いないであろう。

 さて、そのためでもないが2週連続の重い渋った馬場によるレースが続いており、悪化した馬場を味方に思わぬレース展開となっている。そろそろ今週あたりは、乾いた良馬場におけるスピード競馬が望まれる。

 今週も皐月賞最終切符を狙うトライアルレースが開催されるが、昨年の「フジTVスプリングS」の勝利からクラシック三冠馬となったオルフェーヴルも今週の阪神大賞典から始動とのこと・・・このレースも楽しみである。

 それでも、牡馬・牝馬ともにクラシック戦線に暗雲が漂うようになっており、今年の覇者が皆目見当もつかなくなっている。それでも、「スプリングS」に出走予定のディープブリランテの動向が最も気に掛かっており、同馬がクラシックの第一冠を奪取するものと・・・期待していることは変わらない。

 で、あるから、このレースは何としてもキッチリと仕留めてくれるものと思いながら当日のレース観戦をしたい・・・TV画面であるが。

 ここで無理なレースをしなくても本番出走は間違いないが、それでもここをキッチリととるのと、とらないのでは、同馬にとっても陣営にとっても今後に禍根を残すこととなるであろう。
 こうなると、本番以上に鞍上にとっても大きなプレッシャーとなるが、そこは名手・岩田康誠騎手がうまく対応すると思って、期待感を持って観戦したい。

 「共同通信杯2着のディープブリランテ(牡3、矢作)は1回使ったことでガス抜きができた。貝沢厩務員は『基本的にはおとなしい馬が、前回はピリピリして少し雰囲気が違った。今回は落ち着いている』。荒れた馬場も苦にしない走りも魅力。当然、巻き返しを狙っている」とのことらしい。

 ここには、もう1頭の追っかけ馬「グランデッツァ」が出走するが同馬も侮れない1頭。デビュー3戦目の札幌2歳Sのレースぶりにすっかり惚れ込んで追っかけている。

 スーッと先団につけてレースを進めるセンスがいい馬と思っているが、前走のラジオNIKKEI杯2歳Sは、外枠からうまく先団へつけて折り合っているように思われた。
 最後の直線でも一端は先頭へ躍りだすも、C.ルメール騎手にうまく内を掬われてしまった・・・ちょっとした油断であったのかも。そのため、最後はゴールドシップの末脚にも屈している。

 今回は、鞍上に短期免許で駆けつけたM.デムーロ騎手らしい・・・。

 「帰厩してから予定の調教メニューをこなして細いくらい仕上がっている。1週前の反応が良かったし、とにかく順調に来たのが何より。この相手でどこまでやれるか楽しみ」とは、平田修師のコメント。

 そのほか、朝日杯FSの1、2着馬のアルフレード、マイネルロブストあたりも気がかりであるが、千八、二千を経験しているマイネル・コスモ軍団のロブストの方を狙ってみたい。

 いずれにしても、下の荒れているキツイ馬場の中山コース、先週も内からの逃げ残りがあった小回りのこのコース、枠順発表と最終追い切りなどあらゆる要素も検討して・・・何とか本番で活躍しそうな馬をピックアップしておきたい一戦。

 一方、春の天皇賞を目指す競走馬たちが、阪神大賞典(芝外・三千)に出走するが、四冠馬・オルフェーヴルの走りが楽しみである。昨年の覇者・ナムラクレセントの巻き返しにも期待しているが、どこまで立て直して出走するものか・・・。(夫)


(映画「戦火の馬」・・良かった)

 参考資料:サンスポ、大スポ、JRA-VAN NEXT他

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