うまく逃げられた・・・京都金杯

　関西での正月競馬のメイン、京都金杯は内枠で先手を主張した②シルポートが勝利、小牧太騎手の好プレーに応えてまんまと逃げ切った。

　レースがスタートすると、内からシルポートがポーンとスタートを決め難なく先手を主張。大外から⑭マイネルファルケも先頭をうかがうが、⑤ガルボがスタートを決め番手を追走したことで、先手が奪われず3番手を追走、昨年の覇者④ライブコンサートは4番手、その直後に⑥ネオヴァンドーム、③リーチザクラウンなどが追走した。

　5日の京都競馬は、芝・ダートともに前々で競馬をした馬が連に絡むレースが大半であったが、このメインレースでも同じような結果に・・・・・・。

　逃げるシルポートは、マイペースでスローに落としながら外回りの坂を下り直線に向かった。

　終始、番手追走のガルボは、シルポートのペースに合わせながら直線に入った。

　3、4コーナーで、3番手のマイネルファルケを交わしたライブコンサートが直線で前に詰めるも、逃げ込みをはかるシルポートにラストスパートを掛けたガルボが迫る。

　内に入った1番人気のリーチザクラウンが、最速の末脚33秒9を繰り出し先団を追うが時既に遅く、先手を主張したシルポートが前走と同じように、二の脚を使ってまんまと逃げ切った・・・リーチザクラウンが、もっと前で競馬をしたら展開も変わったかも。

　終始番手追走のガルボが、シルポートにクビ差迫ったところが決勝点であった・・・・・惜しい競馬だね。

　3、4コーナーで3番手に上がったライブコンサートが、そのまま3位入線となり、終わってみれば行った行ったの競馬・・・・・。

　この日の京都競馬・・・・追い込み馬の出る幕は、ほとんどなかった


　一方の中山金杯、1番人気の④コスモファントムが決勝点手前で鋭く抜け出して勝利。狙っていた⑫ナリタクリスタルは、大外から坂を駆け上がってくる脚いろに来たきた、これなら1位入線かと興奮しながら見ていたが・・・・・残念、0秒1差3着の惜敗


[追　加]
～ガルボ惜しいクビ差２着～
　２番手を進んだガルボは必死にシルポートを追い詰めた。池添騎手は「（シルポートが）楽に逃げているなと思ったけど、後ろの馬も怖いから…」ともどかしそうな表情。それでも今年の飛躍を予感させる重賞２着に「返し馬も良かったし、いいリズムで競馬できた」と内容をたたえた。
（出典：JRA-VAN NEXT 抜粋）

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