さそりのらびりんす~たわごと~

慢性膵炎持ちのあゆが気ままに書く、たわごと日記です。

ごあいさつ

ようこそ、いらっしゃいました。あゆと申します。
2005年に慢性膵炎を発症いたしました。
闘病記録に日々のあれこれ、趣味のこと。
たわごとに寝言、なんでもありの内容となっております。
時折現れる、さそりの毒にはご注意を。(^_-)-☆

慢性膵炎の経緯はこちら。重症急性膵炎の闘病記はこちら
過去の入院・検査記録はこちら。お薬の履歴はこちら
膵臓に関する記事は、あくまで素人の作った内容です。
間違いが含まれている可能性はありますので、あくまで自己責任ということで情報を利用してください。

ご意見のある方はayushirokun☆hotmail.comへ、☆を@に変えてメール送信してください。
当ブログのコメントは承認制になっています。

処置室にて

2010年10月22日 17時40分34秒 | 慢性膵炎の通院
今日はまず母の通院付き添いでかかりつけ医へ。
久々に会った仲良し看護師さんに体調の心配をして貰い
「前もって電話さえして貰ったらフサン入れておくから、いつでも来てね。」
とありがたいお言葉を頂戴いたしました。

その後、殿病院へ点滴に行ってきました。
気温が下がってきたので、ルートを入れる前にホットタオルは必須です。
昨日、左手に入れたので、今日は右手を差し出したのはいいけど、
果てさて、どこに入れる?
「いつもはどこに入れてます?」
この台詞、よーく聞かれます。
見えてる血管もあるんだけど、既にたこになっていたり
すぐに漏れてしまう血管だったりしてセレクトが難しい。
結局、一番入れやすそうだということで肘関節の内側に入れました。
ただ、この場所だと点滴の間中身動きが出来ません。
まあ、寝てりゃいいっか。

。。。と思った私を思わぬハプニングが襲いました。
点滴が始まって数分経ったころ、処置室に不似合いな匂いが漂ってきたのです。
匂いなんてものじゃありません。
正しく、悪臭です。
たとえて言うなら、浮浪者の匂いです。

え・・・?

状況と匂ってくる場所から答えが判明。
出所はその少し前に私の隣のベッドに寝た患者さん。
ベッドに寝るときに自力で動けないからと
看護師さんと家族が介助していました。。。

カーテンで仕切られただけなので、強烈に漂ってきます。
到底、眠れるわけもありません。
漏れ聞こえてきたところによると、抗生剤の点滴のようなので
30分ぐらいで終わるはず。
それまで我慢だ我慢。

点滴終了ーーー。
患者さんが離れたら、匂いがなくなりました。
ヤレヤレ。
その後、隣でなにやらごそごそと音がしたと思ったら
看護師さんがゲホゲホと咳き込んでいる。
どうやら、布団に相当強烈な匂いが染みついていたらしい。
その後、シーツ全交換、消臭スプレー、ベッドの柵の拭き掃除と
しばらくガタガタやってました。
隣とはカーテンで仕切られているので全貌はわからないけど
全部取っ替えるとは相当だったのかなあ。。。
今まで3桁の数字の点滴を処置室で受けていますが
患者さんが離れたあとでシーツの全交換してるのを見たのは初めて。

抜針の担当が一番仲の良い看護師さんだったので、こっそりと
あ「今日は大変でしたね。」
と言ったら
看「匂い大丈夫でしたか?」
と聞かれましたわ。
大丈夫じゃなかったけど、
といって匂いは本人の責任ではないしね。
多分、自宅では入浴出来ていないのでしょう。
看「ああいう方もお気の毒なんですけどね。」
そうですよね。。。

その後、全とっかえしたベッドに
何事もなかったかのように一人の患者さんが入りました。
入院中のベッドも同じことなんですよね。
前のベッドが何だったかなんて、わからない。
病院とはそういうところです。

そのベッドは今日は訳あり患者さん担当(?)だったみたい。
耳鼻科で入院が決定していたようなのだけど
荷物を取りに帰りたいと仰ってます。
看「ご家族の方は?」
患「身よりがないんです。いや、ないわけじゃないけど、頼りたくないんで。」
看「。。。」
声から察すると、せいぜい30代?という感じでした。
これから、身よりのない一人暮らしパターンは増えてくるでしょうね。

一人暮らしといえば。
先日、80代ぐらいの患者さんが点滴を受けてました。
何時に終わるのかをしきりに気にしています。
ヘルパーさんが昼から来るのでそれまでに帰りたいと。
お子さんはいるけど、離れて住んでいて一人暮らしらしい。
ヘルパーさんに連絡が取れないから帰るしかないと。
痛みで緊急受診していて、入院の話まで出てるから
早く帰るという状況でもなさそうなのですが。
外科でガンの手術をしたあとのようでしたし、
もう一人暮らしは無理じゃないかなあ。
結局、ヘルパーさんの連絡は病院のスタッフがしたようでした。

一人暮らしでなくても、こういうパターンも。
これまた80代ぐらいのお母さんに付き添ってきた息子さん。
母一人子一人。
お母さんはガンで声帯を摘出してしまい筆談状態。
頻繁に痰の吸引が必要で、自宅では息子さんがやっているらしい。
その日は状態が悪かったようで、主治医から即入院を告げられていました。
息子さんがお母さんに言います。
「何日も夜眠れてないから、寝ずに仕事行ってて体がもたへんのや。入院って言われたから、入院してな。」
昼間は仕事、夜は介護。
本当に大変です。
しかし、息子さんが去ったあと、
入院の説明に来た看護師さんにお母さんは筆談で訴えました。
「入院は嫌。」
気持ちはわかるけど、息子さんのつらさもわかってあげようよ。

とまあ。
処置室には色んなドラマがあります。

今日の処置室は耳鼻科と血液内科のオンパレードでした。
季節の変わり目で喉を腫らす方が多いようです。
病棟も完全満床で、緊急入院でもベッド待ちになるらしい。
そろそろ風邪予防を心がけたほうが良さそうですね。

病院から戻ってきて、本を読んでいたら。
母がしみじみと
「点滴して貰ったら元気になるんやねえ。。。」
自分で思う以上に、使用前使用後で変化しているようです。
フサンさまさま。
効く薬があって良かったです。

(長文失礼

本日診察日

2010年10月21日 16時41分45秒 | 慢性膵炎の通院
今日は診察日でした。
昨日は眠れないことを想定して眠剤を倍のみ。
そして、背中にカイロを貼り付けて寝ました。
おかげで思ったよりすぐに眠れたし、目覚めると痛みが殆どない。
夜になると痛み、朝になると治まる法則健在。

でも、ここ数日続いていることなので
診察前に点滴を申し出ました。
いつも同じ、フサン10mg。
同時に採血もしました。
そろそろ気温が下がってきたので、ルートを取りづらい季節です。
今日の看護師さんは
“そんなところに血管あるの!?”
というところに1回で入れてくれましたよ。
お見事。

その後診察。
調子が良かったのに、ここ数日イマイチで
昨日から左胸の下から背中にかけて痛いと伝えました。
採血結果では、またまた白血球が下がっていると。
殿「SLEということは、ないかなあ。。。」
だって。
なんだか最近毎回「SLE」という単語を聞いている気がしますわ。
SLEだったらどうするのか聞いたら良かったのかな。
といっても、ネットでの知識ではあるけど症状も治療法も知ってるから
聞いてどうするの?という感じだし。
今回も、あー、そうですかって感じでスルーしてしまいました。
一度、ちゃんと話してみたほうがいいかもね。
殿も基本的にさっさと診察をしたい人だから
患者からの質問がなければ先に進んじゃうし。

アミラーゼは183(基準値37~120)と低め。
あ「なんか調子の悪い時のほうがアミラーゼが低いような気がします。」
殿「アミラーゼの値は関係ないね。(きっぱり)」
・・・なら検査する意味ないのではないかい??
白血球の状態のが気になるのかな。

触診では意外なほど痛みなし。
殿「たいしたことないね。」
ことだったので、点滴は明日だけすることに。

今日の採血結果(異常値のみ)
WBC 2900 (基準値3100~9200)
RBC 329 (基準値370~480)
Hgb 8.9 (基準値10.7~15)
Hct 28.6 (基準値34.4~44.4)
RDW 15.5 (基準値11.5~14.5)
TP 6.5 (基準値6.7~8.3)
ALP 82 (基準値115~359)
TG 39 (基準値50~150)
ついでに
T-cho 168(基準値130~220)
Glu 98(基準値60~110)←食後2時間ぐらい

今日貰ったお薬です。



フオイパン 1日6錠×28日分
セブンイー・P 1日6cp×28日分
パンクレアチン 1日6g×28日分
パリエット 1日1錠×28日分
ビソルボン 1日3錠×28日分
ブスコパン 1日3錠×28日分
ボルタレンサポ25mg 30個←外用薬
レンドルミンD 30回分←とんぷく薬
ボルタレン錠25mg 10回分←とんぷく薬

レンドルミンがレンドルミンDに変わってた~。
これだと水なしで飲めるらしい。
お薬代は9450円。
診察代はIgGの検査があったせいか4700円でした。

2010年10月20日 21時31分27秒 | 慢性膵炎と日常生活
ここ数日、夜になると睡眠を妨げる程度の痛みがあり、
朝になると治まるというのを繰り返してました。
昼間はたいして痛まないので病院に行くほどではないけど、イマイチな雰囲気。
すると、今朝からいよいよ雲行きが怪しくなってきました。
左胸の下から背中にかけて、矢で刺されているような感じで痛いのです。
矢はちょっと大げさ?
何かが刺さってるような感じ。
(同じことか)
身動きでも痛みが増す感じがするので、背中を丸めてじっとしています。
のたうち回るような激痛ではないので、
救急を受診するほどではありません。

『背中が痛い~』
と言ってたら、母が背中を擦ってくれました。
不思議に痛みが和らぎました。
いくつになっても親はありがたいものです。

明日はちょうど診察日なので、点滴をして貰うつもりです。
昼間は相変わらず暖かいですが、朝晩の気温が下がってきたので、それに反応しているような気がします。
冷えには要注意

揚げずにからあげ

2010年10月19日 10時53分54秒 | 膵炎の食事
関西ではおなじみ(?)のヒガシマルから
こんなものが出てます。

『揚げずにからあげ』
『揚げずにとんかつ』


どちらもこれそのものに脂質は殆どなく
この粉をつけて、小さじ2杯の油で焼くだけ。
トンカツは豚ヒレ肉で、からあげは鶏の胸肉(皮なし)で
共に試食してみました。
まずまずのおいしさです。
ただ、衣が荒いので、サクサク感はありません。

同じモドキなら、
タニタのレシピ本をアレンジしたやり方のほうが美味しかったです。
(オリーブオイルで予めパン粉を炒める→材料にパン粉をつけてクッキングシートで焼く)
でも、この方が油は使ってしまうかな。

ヒガシマルといえばお醤油。
関東ではキッコーマンが主流でしょうが
こちらではヒガシマルが結構幅をきかせてます。
我が家ではお醤油は濃口→キッコーマン、薄口→ヒガシマル
という風に使い分けていて、
スーパーの特売でも同様のところが多いです。
元々キッコーマンは関東の会社のせいか、
薄口の醤油を作っていなかったようですね。
(今は薄口も作っているようです)

そろそろ今年のリンゴが出回るようになりました。
膵炎患者といえばリンゴという式がなりたちそうなぐらい
入院中は来る日も来る日もリンゴ。。。
「一日一個のリンゴは医者いらず」
というぐらいですし、膵臓にも優しいみたいだし
秋から冬にかけては毎日のようにリンゴを食べてます。
そこで、去年頒布会で届き、すごーくおいしかった「トキ」を
今回はJAから取り寄せしてみました。



甘いのにシャキシャキ。
王林の甘さにフジの歯ごたえが入ったような感じです。
私的にはリンゴはこれがナンバー1です。
一番といえば、世界一というリンゴもあります。
でも、これは名前はいいけど、大味でイマイチです。

楽しんで節制

2010年10月16日 21時27分07秒 | たわごと
昨日は背中に注射(硬膜外ブロック注射)を打たれてる夢を見ました。
別にお腹や背中が痛かったわけでもないし、朝起きても何もなかったんですがね。

この間、新聞に免疫力のことについて、アレコレ載っていました。
海外の研究で
『食事を節制させたグループと好きなものを好きなように食べさせたグループでは、後者のほうが長生きした。』
というデータがあるそうです。
つまり、『食べたいものを食べられない』ストレスは免疫力を低下させ、寿命を縮めるということです。

何ですと?
なら、膵炎の食事制限は意味なし?
好きなものを食べたほうがいいと?

そんなワケはありません。
それこそ、寿命の保証が出来ません。
しかし。
食べたいけど我慢しなきゃ、とストレスを抱えると体に良くないのです。
膵炎は痛みを我慢するストレスだけでも相当なものですから、
これに食事のストレスまで掛かったら、ストレスに弱い膵臓には良いはずがありません。
食事制限は楽しんでやりましょうということですね。
膵炎食は健康食なのですし、食事の工夫をして『あれもこれも食べられる』と考えて、楽しく節制したいですね。
あとは、笑いも大事だとか。
作り笑いでも免疫力がアップするそうです。
ストレスを減らし、ケラケラ笑って免疫力アップを目指しましょう。

医龍3

2010年10月14日 23時29分00秒 | たわごと
昼間の再放送とネットのあらすじで追い付き、無事に『医龍3』を見ました。
神の手朝田Drには惚れ惚れしますね。
須磨先生が監修に入ってるので、朝田の技術はそのまま須磨先生のものかな?
とか思いながら見てました。
白衣フェチだからというわけではなく(笑)
生まれ変わったら、理系の知能と強靱な体力を手に入れ
医者になって人助けをしたいと常々思ってます。
医療者の方にはお世話になりっぱなしだから、恩返しをしたい。
でも、現世では無理っぽいから。

もし本当に医者になれたら何科になりたいか?
先日そんな話が某所で出ました。
そんなこと考えたことなかったもので、はて?と考えてみました。
外科はスプラッタが苦手なので却下。
やはり内科、それも消化器内科。
といいたいところですが、
最近の消化器内科は外科同様器用さが必要とされるので難しいかなぁ。
(別に現実的に考える必要はナイ)
なので、内分泌内科、中でも膠原病を専門にしたいですね。
(具体的に考えても無意味。)
膵炎以上に症状と検査数値が一致しない病気なので、
教科書的ではないという面でも興味があります。
検査データだけで結果を出そうとするDrにはなりたくないです。
(なりたい、なりたくないという次元ではない。)

うちの姉に同じ質問をしたら
「消化器内科医」
と即答。
理由。
患者が我慢強くておとなしいからやりやすい、だって。(笑)
確かに消化器系の病気の人は自分一人で我慢するタイプ多いですもんね。

『医龍』をオンエア時(もしかしたら再放送?)は長期入院をしていた時です。
親しい看護師さんが
『あんなことが出来るのかって感心するのよ。だから、あなたの膵臓もいつかすごい治療法が発明されるかも。』
と言ってくれたことがあります。
そうあって欲しいですね。

今日のお花です。



実のついている葉ものは名前を忘れました。(花屋さんで見たのに
ほととぎす(後訂正:名前間違えてましたっ)
なでしこ
サンゴールド

いただきもの

2010年10月13日 20時52分57秒 | 食べ物のこと
友達から素敵なプレゼントが届きました。
ジャムが食べたいなあ・・・と呟いたら
ジャムにプラスして、
以前食べてすごくおいしかったシフォンケーキと
膵炎患者でも安心して食べられるベーグルを送ってくれました。
(以前にも『いただきもの~』で紹介しました。)
嬉しいっ。
ありがとおっ。

メープルシフォンケーキ

ノンオイルのケーキです。
使ってあるのは卵黄3つのみ。
オイルを使わないとふんわり焼き上げるのが難しいのだそう。

早速頂きました。

ふわふわとしっとりが絶妙のバランスです。
おいしいーっ。
安心して食べられるケーキはいいなあ。

黄金桃のジャム

早速明日の朝ご飯で頂きたいと思います。
白桃のジャムなら食べたことあるけど
黄金桃のジャムは初めてです。
楽しみ楽しみ。

そして、脂質0のベーグルです。


どれもこれも本当においしそう。
食べ物は作り手の愛情が込められて
さらに美味しくなるのでしょうね。

急性すい炎

2010年10月13日 00時41分55秒 | たわごと
次長課長の河本さんが“急性すい炎”のため年内休養されるようです。
二ヶ月の入院予定とは、かなり症状が重いのではと推測。
ネットの記事をちらちら読んだところによると
5日には腰が割れるように痛い、
6日には強い腹痛
と本人がツイッターにコメントしていて
8日に風邪を理由に舞台降板。

事務所発表を当初意図的に“風邪”とした可能性はありますが、
いずれにせよ急性膵炎の病名にたどり着くまで時間がかかったのようではあります。
慢性膵炎ならともかく、急性の場合は採血とエコーをすれば判明しそうなものなのに
見逃されることがあるのですね。
膵炎由来の発熱があったかもしれませんが
膵炎が風邪だなんてオイオイです。
せめて胃潰瘍ぐらいの誤診にして欲しいものです。

そういえば、昔の会社の取引先の人にもそんな方がいました。
夜中に強烈な激痛に襲われ、歩くのもおぼつかない状態で救急を受診したそうです。
受診時には既に立っていられず、痛みで脂汗もタラタラ。
なのに医者はろくに検査もせずに『胃ですね』と診断して、
薬だけ処方して追い返したそうです。
フラフラになりながら帰宅。
薬を飲んでも治まるはずはなく、どんどん痛みが増すばかり。
絶対おかしいと再度受診したら、ようやく急性膵炎が発覚。
アミラーゼ900にて緊急入院となったそうです。
この人はかなりの大酒飲みだったので、間違いなくアルコール性。
でも、その後もアルコールをやめることはなかったため、何度か再発。
画商さんなので付き合いにお酒は必須だとか。
(その前にやめる気もなさそうでしたが。
この方の場合は自業自得と言えなくもないですが、
それでも急性を見逃されるのは痛すぎますね。

急性は治療が遅れるとどんどん悪化するし、命にも関わるのに。。。
早く回復されるといいですね。

どうでもいいことかもしれませんが、
“膵炎”を“すい炎”と表記されると違和感を覚えます。
“膵”が常用漢字に入ってないからなのでしょうか。
膵臓は五臓六腑の中に含まれておらず、
従って“膵”は中国にはない文字で、日本で作られたのです。
膵臓という概念が東洋医学ではなかったぐらい
わかりにくい臓器なんですよね。
そろそろ、メジャーな臓器に変身して貰いたいものです。

御在所岳

2010年10月12日 14時20分46秒 | おでかけ
昨日は母と一緒に、三重県にある御在所岳まで行ってきました。
車でも行けるのですが、往復一人で運転する自信はないので
格安バスツアー(笑)
バスツアーに参加するなんて久々です。
5年前に仕事のストレスで膵炎を発症して会社を退職した後には
両親とあちこちのバスツアーに出かけてました。
●雪の大谷ウォーク
●立山スーパー林道ウォーキング
●ニッコウキスゲと霧ヶ峰
●香嵐渓と横谷温泉
それ以外にも弟たちと東北旅行にも行きました。
あの年は旅行の当たり年でした。
もともとは海外旅行が大好きで、会社の長期休暇のたびに海外に出かけていて
旅行は海外でないと意味がないと思ってました。
国内なら北海道か沖縄でないと・・・みたいな。
でも、国内にも良いところがいっぱいあるんですよね。

格安だし、効率よくまわれるし、自力ではいけないところまで行けるし、
バスツアーも侮りがたいのです。
膵炎になったとはいっても、あの頃は元気なものでした。
やはり体力が持たなくなったのは重症急性膵炎発症以降。
後遺症なく治ったとはいっても、非可逆的な臓器なだけに
見えないレベルでのダメージがあるのかもしれないなあ、と思ったりします。

さてさて、
御在所岳といえば紅葉が有名。
毎年、旅行社のパンフレットを見ながら
「御在所岳に行きたいなぁ。」
と呟いていたのですが、何しろここ3年紅葉の時期は入院中。
今年も飽きずに呟いていたら
母が今なら行けるかも!?ってことで申し込んでくれたのです。
10月当初は体調が悪かったのでどうなることやと思いましたが
幸い体調は持ち直し、天候にも恵まれ楽しい一日となりました。

御在所だけは1221mもの標高があります。
『地上より10度は低いですから、必ず上着をお持ちください。』
と聞かされ、寒いと膵臓の具合悪くなってしまうよ、と
カイロをはじめとして色んな防寒具を持って行きました。
山上まではロープウェイで一気に上がります。
山上についたら・・・暑くないんですけど
ってか、持ってる防寒具が暑いよ
ま、寒いよりはマシですかね。
ものすごい良いお天気で最高の眺望でした。

山上から望んだ伊勢湾です。

名古屋まで見渡せるらしい。
天気が良いと富士山が見えることもあるとか。

既にちらちら紅葉が始まってました。

遠目に見ると綺麗なのですが、近づくと結構枯れてます。
今年は猛暑のせいで木が枯れてしまってるようですね。

ススキたなびく山上。

秋の風物詩ですね。

お昼ご飯は伊勢うどんでした。

太めの麺で、とにかくコシがない。。。というかどろどろ。
讃岐うどんに慣れてる関西人からすると
ありえない食感なのです。
三重県の方からすると、これが美味しいのかなあ。
土地による味覚の違いってことでしょうか。

三重県というと松阪牛に赤福。
松阪牛は逆立ちしてもムリなので、
おみやげには赤福を買って参りました。
長距離のバスには少々疲れましたが
天候に恵まれたおかげで楽しい一日となりました。
御在所岳は春には色んな花が見られるようです。
次に行くなら春がいいかも。
その際には湯ノ山温泉に是非宿泊してみたいものです。

10.10.10

2010年10月10日 21時02分12秒 | たわごと
今日は2010年10月10日。
見事な10並び。
10月10日は晴天率がとても高いそうなのに
昨日の予報では雨。
でも、実際には見事な晴天となりました。
さすが10日10日。
この日はいつも体育の日であって欲しいです。

ついさっきまで秋祭りの練り子の声が聞こえてました。
元気だなあ。。。
当地は海に近いせいか、秋祭りの賑やかなところが多いです。
昨日は豪雨の中での本宮だったところもありました。
祭りの日は決まってるので
雨が降ろうがヤリが降ろうが関係ないのです。
盆と正月には帰省しなくても祭りに帰らないと村八分になる
・・・というところもあります。
祭り好きな人は、祭りが近づくと軽い興奮状態になるようです。
浜手に生まれていても、祭りはどうも苦手だった私には
ちょっと理解できない感覚でございます。
所詮、お祭りは男性のものなのかな。

10.10.10といえば、
昭和10年10月10日は母方の祖父母の結婚記念日だそうな。
「そんな良い日に結婚してもあんなもの。」←母談
母方の祖父母には8人の子供が生まれたものの、
成人したのはたった3人。
生まれて1週間ほどで亡くなったのが3人。
10歳までに病気で亡くなったのが2人。
いくら戦前戦後で子供の死亡率が高かった時期とはいえ、多いです。
「よっぽど遺伝子の相性が悪いんやろうなあ。」←これも母談
5人の子供に先立たれたのに、祖父は未だに健在。
長生きの遺伝子はどこにいった?ということになりますが
遺伝子は2つで1つのため、組み合わせによって親に出ていない病気が出る
こともある、ということでしょうね。
。。。だから相性が悪いというお話。
私も遺伝子の組み合わせが悪い疑惑がありますが?

去年の10月10日には救外受診をしてしまいましたが
ここのところ気温が落ち着いているせいか
復調してまいりました。
気候も良いですし、このまま好調が続いて欲しいものです。
明日は母とちょっと遠出の予定です。