さそりのらびりんす~たわごと~

慢性膵炎持ちのあゆが気ままに書く、たわごと日記です。

ごあいさつ

ようこそ、いらっしゃいました。あゆと申します。
2005年に慢性膵炎を発症いたしました。
闘病記録に日々のあれこれ、趣味のこと。
たわごとに寝言、なんでもありの内容となっております。
時折現れる、さそりの毒にはご注意を。(^_-)-☆

慢性膵炎の経緯はこちら。重症急性膵炎の闘病記はこちら
過去の入院・検査記録はこちら。お薬の履歴はこちら
膵臓に関する記事は、あくまで素人の作った内容です。
間違いが含まれている可能性はありますので、あくまで自己責任ということで情報を利用してください。

ご意見のある方はayushirokun☆hotmail.comへ、☆を@に変えてメール送信してください。
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抗酸化物質ってナニ?

2009年08月13日 12時54分36秒 | 慢性膵炎と日常生活
カオルさんのブログで知ったのですが、このたび難病センターの記事が変わったそうです。

新しい内容が、赤文字の部分。
腹痛に対しては鎮痙薬、鎮痛薬を投与します。
腹痛の程度が比較的軽度の場合には、消化酵素薬の大量投与や酵素阻害薬の経口投与などを行います。
さらに、ビタミンCやEなどの抗酸化薬による膵炎発症予防が推奨されています。

ビタミンCやEに膵炎発症予防の力があるとは初耳でした。
ビタミンCといえば果物。
多いのがレモン、柚子、柿、いちご、ネーブル、パパイア、きんかん等。
野菜ではピーマン、ブロッコリー、カリフラワー、さやえんどう等

ビタミンEが多く含まれる食品といえば、
ラッカセイ、大豆 、アーモンド、植物油 、マーガリン 、マヨネーズ
と膵炎には厳しい内容ではあるのですが、
私が比較的相性の良いオリーブオイルはビタミンEが豊富で、抗酸化作用も強い食材。

ふむふむ、なるほどー。

抗酸化物質というのは、体の酸化を止めてくれるもののこと。
では酸化物質とは何かというと
活性酸素の作用で体内に生じる有害な過酸化物・過酸化脂質などのこと。
細胞膜と細胞脂質を酸化させ、つまり体をサビつかせるもの。
だそうな。
体がサビついて老化すると、あちこち具合が悪くなるのだろうから
酸化させないってことは大事なのかな。

主な抗酸化物質は上述のビタミンC、Eのほかに、セレン、カロテノイド、ポリフェノールがあるそうで、
セレンを多く含むのは
わかさぎ、いわし、かれい、ホタテ貝、ねぎ、ビール、牡蠣、たら、牛肉、玄米など
カロテノイドを多く含むのは、
緑黄色野菜、果物(アンズ、マンゴー、パパイヤ、柑橘類)、
とうもろこし、すいか、赤とうがらし、ワカメ、ヒジキ、卵黄、えび、かに、いくらなど

ポリフェノールを多く含むのは
なす、赤ワイン、ブルーベリー、ビール、緑茶、紅茶、コーヒー、ココア、
チョコレート、玉ねぎ、りんご、大豆およびその製品、しょうが、ごま、そばなど

これらは食べられない食材も多いので、選んで食べましょうというところかな。

墓参り

2009年08月13日 12時09分50秒 | たわごと
今日は、早起きして父方の墓参りに行ってきました。
父方は一族で墓参りするので、なんと8家族17名のご一行。
これだけの人数で行くので、適当に遊んでたら(笑)掃除も終了。

母方は祖父はまだ健在で、祖母はお寺で永代供養をして貰っているので
参るべきお墓はありません。
でも、母方の祖母にはとっても可愛がって貰ったので
お寺に行って、会いにいってこなくては。

お盆って不思議なんだけど、
あの世とこの世の境目が薄くなるのか、迷い込んでこられる方がよくいます。

また、
「お盆に海にいったら足を引っ張られる」
という言われがあるけど、
お盆が近づくと水の事故が増えるので、迷信とも言えないなと感じてます。

うちの母は迷信などは一切信じない人なんだけど
お盆に海行くな!だけは守ってます。
というのも。
その昔、会社の同僚が、お盆に海に行くと行ったので
「そんなことしたら、足引っ張られるよ」
と止めたのに
「大丈夫、そんなわけないやん。」
とその人は海に遊びにいってしまったらしい。

そしたらば。
海では亡くならなかったものの、帰ってきてすぐに突然死してしまったそうな。
やっぱり、お盆に海に入るのは怖いなあ・・・。

写真はお盆用の生け花です。


フオイパンは効くのか?

2009年08月12日 10時20分37秒 | 慢性膵炎と日常生活
昨日は某所にて膵マープチオフ会でした。

そこで話題になったのが。
“フオイパンは本当に効くのか?”
について。
その膵マーの友人は効果を感じたことは全くないそうな。

私がフオイパンを飲みはじめて、かれこれ5年近く。
正直、当初は効果がさっぱりわからず、殿に
『お薬が効いている感じはしますか?』
と聞かれても首を傾げるばかり。
体感的には消化剤を処方された時のほうが、よっぽど効きました。
点滴のフサンはテキメンに効くのに、この違いはなあに?

フオイパンは胃で分解されちゃって膵臓に届かないことがあるから、
胃酸抑制剤のH2ブロッカーかPPIを同時に服用する必要があるそうだけど
友人の場合はガスターと一緒に飲んでも尚効果を感じられないらしい。

そういや、私もガスターの時はフオイパンの効果はまだ感じられず
パリエットになってようやく効いている感じがしたなぁ。
それも好調だからとフオイパンを1回1錠に減らしたところ
吐き気と痛みが強くなったので、結果的に「効いていたのか」と思った次第。

殿も
『フオイパンは高いばっかりで効かない。』
と仰っていたことがあるけれど、
臨床成績でも慢性膵炎におけるフォイパンの有効率は50%弱しかないそう。
つまり、二人に一人は効かないお薬ということになります。

友人は飲んでも飲まなくても全く変わらないし、
なんといっても高いからお薬やめたいけど、Drは処方したがる、と言ってました。
ちなみにその友人も消化剤は効いたそうな。

私はジェネリックについては非常に懐疑的なので、
ジェネリックに変えるつもりはないものの
ずっと飲み続けるにはフオイパンの薬価の高さは、ぞっとします。

勤務医に永遠はない

2009年08月11日 22時13分26秒 | 慢性膵炎と日常生活
プーしゃんの主治医が退職なさるらしい

膵炎は検査結果と症状が一致しない病気なだけに
信頼する主治医が代わられるというのは、とてもショックなことです。

でも、残念ながら、
勤務医である限り、いつかは異動or退職がやってくるのよね。。。

私の主治医である殿は、今の病院に来て既に6年経過。
うちの病院は、大学医局がらみの異動がまだ生きてるし、
殿は今のままでは上がつっかえていて上がれないので
いずれは異動が避けられないであろうと思ってはいる。

殿が異動されたら地の果てまで追いかける!
とか言ってはいるものの、
現実問題、大学医局がらみの異動となると
新幹線か車で数時間かけないと行けないような病院になる可能性が高い。
となると。
いつ具合が悪くなるかわからない膵炎患者にとっては追いかけるのは難しい。

胆膵専門の殿にすら
『こんなパターン見たことない。』
と言わしめた重症急性膵炎の経緯を持つワタクシ。
とにかく教科書が全くアテにならないタイプなので
実際にその状態を見たDrでなければ
分かって貰えないであろうという不安が強い。

Drとの相性ってとても大事。
殿は殿だけに切り捨て御免が得意ワザで(笑)
自分が聞きたいことだけ聞いたらすぐに話を切ってしまうし
患者(下々)に愛想を振るなんてこともないし、
取っつきにくいと感じることも少なくはない。

小姓のほうはまだ若いこともあって人なつっこくて、
院内であったら必ず立ち話するけど
殿の方は恐れ多くて声が掛けられません、という雰囲気を醸し出してます。
(何しろ、殿、だからね。)

ただ、私は、話の早いあっさりさっぱりなところが結構好きで
(当然、容姿も好きだがw)
理論はともかく、結果オーライなら良しとするという、
感覚を大事にされるところが、非常に合う。
というか、理論を大事にされては、私の場合先に進まない(爆)

病院との付き合いが長いだけに消化器内科のDr全員に診て頂いたことあるけど
他の先生では、同じようにはいかない。
これが相性なんだろうな。

プーしゃんの今回のお話は、
いつかは殿にも異動がある、
勤務医に永遠はない、
そして、それは明日やってくるかもしれない、
という事実を認識させられました。

でも、願わくは。
殿が最悪異動されても小姓に残って貰えたらなあ。。。と思う。
若いから先が長いもん、安心。
ただ、若い先生のほうが異動多いんだよね。
なので、普通に考えたら
小姓異動、その後、殿異動となる可能性が高い。

もしも、殿も小姓も異動されちゃったら。
私はかかりつけ医に戻るかな。
入院さえしなければ、どこでも治療に大差ないしね。

とまあ、何が言いたいかわからなくなったけど。
今、相性の良いDrに診て頂いているという事実にもっと感謝して
日々を過ごさねばと思ったのでした。

きりやん次期内定

2009年08月10日 16時29分56秒 | 宝塚
モバイルタカラヅカからメールが来ました。

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宝塚プレミアム情報
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2009/8/10 16:00発信

この度、次期トップスターに、月組の霧矢大夢が決定しましたのでお知らせ致します。 

今回は順当だろうとは思ってましたが。

きりやん、おめでとう!

持病のこともあってどうなるかと思ったし、
今後も不安がつきまとう病気ではあるけど
なんとか無事に走り抜けて欲しいです。

相手役は誰になるのかな。
できれば、歌える子を選んで貰って(路線で歌える娘役を探すのも難しいが
ミュージカルで歌いまくって欲しいな。

宙組『大江山花伝』『Apasionado(アパショナード)!! II』

2009年08月10日 09時53分24秒 | 宝塚
「大江山花伝」ー燃え尽きてこそー

とけてはかなきうす紫の夢の狭間にたゆたいて~

20年以上前、ファンになったばかりの頃にはまった「大江山花伝」
(博多座HPはこちら
ビデオを何度も何度もすり切れるように見ました。
時は経ち、生で主題歌を聞いた瞬間、
ヅカファンになった頃の思いや、当時のわくわくした気持ちや、色んなものがあふれ出してきて
また、まさに「劇画から抜け出したような」茨木童子のゆうひくん(大空祐飛)を見て
涙が出てきそうなほど、感動しちゃいました。
こういう感動を宝塚で味わったのは、久しぶりです。

初演に強い思い入れがある作品は、再演するとどうしても「こうじゃない」と感じる部分があるのだけど
今回に限っては初演をと勝るとも劣らない出来だったと思います。
特に茨木童子のゆうひちゃんに関しては、今までの色んなキャリアが一気に花咲いた感じで、
まず、センターに立っている時のきらきら感にびっくり。
お披露目公演での新トップさんは
センターに立っているのに精一杯な印象を受けるものなのですが、
ゆうひちゃんは堂々。
そしてスターオーラ、バリバリ。
こんなにセンターが似合う人だったんだ、とビックリ。
というか、センターに立ってこそ、更に花開くタイプの人だったのね。
何故、この人がトップ路線をばく進出来なかったのかと今更ながらに首を傾げつつ
それでも最終的にトップの座をつかめたのは、彼女の人気があってこそなのだろうと納得。
(宝塚には裏事情が色々あるけどね)

ゆうひくんの独特のアンニョイな雰囲気と両性具有的な色気に、
茨木の孤独や複雑な心理状況がうまくあわさり、
また、今のキャリアならではの風格も備わり、
鬼と人間の間で悩み苦しむ茨木童子が見事にはまり役になっていました。
初演当時、カリンチョさん(杜けあきさん)が1人でおいしいところを持って行ってしまったような印象を受けたのですが
あれはカリンチョさんのずば抜けた力量あってのことだったのですね。
(しかも、当時まだ研7)
再演を見てみると、茨木がちゃんと主役でした。(当たり前か)
ブロンドのカツラに、独特な和物のお衣装もぴったり。
妖しくて美しい、苦悩する鬼そのものでした。

藤子のすみ花ちゃん。
藤子があうだろうなと思っていたけど、やはりその通り。
洋物より、和物化粧のほうがかわいいですね。
茨木との絡みはそんなに多くないのに、
どれだけ藤子が茨木のことを思っているか
茨木が藤子を大切に思っているか
それが痛いほどに伝わってきます。
火傷で見にくくなった自分の身を恥じて、身をあかさない切ない女心。
そして、最後の鬼と人間に関わる独白シーンでは、女優魂炸裂。
もう、涙なしには見られません。

綱のほくしょー(北翔海莉)
彼女も上手い人なんですけど、カリンチョさんの記憶と比べるのは酷というものかしら。
初演よりは印象の薄い綱になった感じがしましたが、
これは綱の印象が薄くなったというよりは、茨木の存在感が増したというほうが正しいのかな。
歌はさすがで聞き応え十分でした。

胡蝶のアリスちゃん(花影アリス)
初演で鳩笛真希さんがやった、すごくおいしい役です。
このころの柴田先生は、二番手娘役格に大人のいい女を出してくることが多くて
鳩笛さんはトップのモサクさんより上級生だったこともあって
いかにもいい女を見事に演じてらっしゃいました。
アリスちゃんはゆうひくんより随分下級生だからどうなるのかしら、と思ったけど
なんのなんの、見事な姉さんっぷり。
今回の最大の功労者といっても過言ではないのではないでしょうか。
アリスちゃんは歌もうまいし、かわいいし、このまま路線を外れちゃうのは惜しいなあ。

酒呑童子の大輝いりす。
身長があることもあり、迫力十分。
茨木のゆうひくんよりかなり下級生なのに、それを感じさせない堂々とした立ち居振る舞い。
しっかり鬼の王者&お父さんでした。

『Apasionado(アパショナード)!! II』

月組で上演されたものは、入院中だったので見られなかったのですが。
同行の友人によると
「いかにもあさこちゃんのためのラテンショー」
とのこと。
でも、演出は大ちゃんだし、『JOYFULⅡ』の時のように、ゆうひちゃんにあわせて変えてくるのでは?と思ったら。
結局、ほぼ一緒だったらしい。
ショースターのあさこちゃんのものを、ほぼそのままやるのはちょっと辛いよね。
一部、「ゆうひちゃん、がんばれ!」と思った部分もありましたが。
あさこバージョンを見ていない私には、十分楽しめました。
ショーのゆうひくんもトップオーラ、きらきら。
スターさんを見たなあという気分にさせて貰える。
トップ娘役のいない月組のものだから、お披露目なのにトップコンビの絡みが少なくなってしまうのは仕方ないのかな。
すみ花ちゃんはダンスも歌もそこそこレベルだけど
いかんせん、スタイルにちょっと難あり。
ショーはできるだけスカートふんわりの、体型補正のできる衣装にしてあげてほしいな。
ヴァレンチノのゆうひくんは、これまた孤独な雰囲気がよくお似合いでした。
「ヴァレンチノ」ってカリンチョさん以外では再演されていないよね。
すみ花ちゃんなら出来そうだし、このコンビで見てみたいわ。

というわけで。
元々作品に思い入れが深かったこともあって、
近かったら何度でも通いたい!
と思ってしまうほど、楽しい公演でした。
終演後も高揚感が続くような公演は本当にひさしぶり。
宙組のみなさん、ありがとう。

帰りに博多駅でゆかた姿の宙組の生徒さんを何人か見かけて
これまたちょっと幸せな気分になって帰途についたのでした。

立秋

2009年08月07日 16時59分05秒 | たわごと
つい先日、梅雨が明けたばかりですが。
本日、立秋です。
正しくは、18時から節がわり。

ついこの間立春を迎えたような気がしたのに、早いなあ。
私は午未空亡なので、節がわりとともに空亡あけ。
空亡あけても、8月までは運気低迷なんですけど
とりあえずはヤレヤレ。

立秋ってことは、退院して半年経過したわけです。
前回は半年で出戻りだったことを思えば、まずまず順調。
現在のワタクシのささやかな目標は
次回診察日で「調子が良いです」報告をすること。
そして。
退院してからずっと、予約診察日と予約診察日の間に
予約外診察をしちゃっていたので、今回はナシで迎えたい。

ほんとーに、ささやかな目標だけど。
目標はクリアできることから着実にね。

性格の良さは脳の良さ

2009年08月07日 11時22分14秒 | 医療・健康
脳外科医の林成之先生の研究結果によると
性格の良さは脳の良さとイコールであり、心を活性化すると脳も活性化するそうな。

とにかく、否定的なことを言わないことが大事らしい。
脳には自分にとって嫌なことを排除しようとする本能が備わっているので
「できない」「無理」という否定的な情報が入ると神経細胞の反応が悪くなり、脳の活動が悪くなるらしい。
これは、いつまでもボケずに長生きする秘訣でもあると思う。
しっかり長生きしている人は、人の悪口を言ったり、愚痴を言ったりしない。

脳の機能を最大限に生かすには

前向きで明るい性格でいる
仲間の悪口をいわない
面倒見の良い人格を持つ
「出来ない」「無理です」といった否定語を言わない。

とこの4つを実践することが必要らしい。
思うに、これを実践できる人は、病気にもなりにくいのだろうな。
過去記事で某女医の悪口を書いたことを反省した、アタシ。
何かがあった時に他人のせいにすることも
自分が悪いと責めることも、
どちらも悪口なり、否定語に繋がることだから脳に良くないはず。

また、文句を言ったり、感じたりすることは、体のストレスにも繋がるのだから
マイナスのことは感じない思考回路を持つことが一番なのでしょう。

「否定語を言わない」はわかっていても難しい。
「私は病気だから出来ません。」
これって免罪符になっちゃってる気がするけど、それによって結局自分の脳の働きを悪くして、可能性を狭めてしまっているだけなのかもね。

希望というものは、持たなければ叶うことはないらしい。←当たり前
だから。
「できない」ではなく、「したい」「できる」という思考を持つことが大事なんだろうな。

というわけで。
いつかモンサンミッシェルに行くぞ。
という希望を持ち続けたいと思います。
願えば叶う