「風吹けば桶屋儲かる」
という言葉がありますが。
昨日、父の月命日で我が家に来られた坊さんが
この言葉の逆だと嘆いておられました。
相変わらず法事なし、無給の日々が続いておられるそうで。
感染症が流行って寺が暇になるなんて、まさか!?ですよね。
ちなみに敬虔なカトリック教徒の多いイタリアでは
亡くなる前の懺悔のためにコロナ患者のところへ神父さまが赴かれたせいで
神父さんたちがたくさん(コロナをうつされて)亡くなったそうです。
そ・・・それよりはマシでは???
坊さんは今の現状を
「モンテクリスト伯」のセリフ「待て、しかして希望せよ。」
だとおっしゃられてましたわ・・・フランス語で。
高尚すぎてついていけません。(爆)
人生という嵐の中で絶望に陥ることなく
絶えず希望を捨てずに努力せよ
・・・という意味らしいですけどね。
しかし、二度目のロックダウンだというのに、
ロックダウンなど気にせずに人が出歩いているおフランスには
耐え忍ぶという感性など存在しそうにないので、
「待て、しかして希望せよ」というのは
現状を悩まずに、目先の楽しみを優先しろ・・・というような意味では?
なーんて思ってしまいます。
そんなおフランス。
昨日の感染者は60486人、死者828人。
以前も書きましたが、日本でこの感染者と死者が出たら
到底、正気は保てません。
そういう意味でも、やはり強いですね、おフランス。
さて、流行りものには乗っておかないと
と、大ヒット映画の鬼滅の刃を見に行ってきました。
さすがに何の予備知識もないまま行ったら、
いつぞやのハリーポッターのように途中で寝てしまうもしれない(おい)
と思ったので、詳しい知人から最低限の情報だけは手に入れて、
あとは想像力で補いました。
知らなくてもそれなりに楽しめましたし、
ところどころにスピリチュアル的な考えが入り込んでいるというか
「強く生まれたものは弱いものを助けなくてはいけない。」
というのは、利己主義になりがちな昨今だからこそ、
響いてくる言葉だったような気がします。
利己主義といえば、アメリカ大統領選は利己主義と利己主義の戦いみたいになっております。
これが仮にも一番の先進国と自負している国の選挙かと思うと
正直呆れるしかありません。
そもそも、何故にアメリカの大統領を70代で争っているのか?
人材がそんなにいないのか???って話で。
アメリカが揉めると、お隣さんが喜ぶだけだと思うんですけどね・・・。
日本はいい機会(?)なので、自国のことは自国でどうにかする、
ということを考えたほうがいいのかもしれません。