『その土曜日、７時５８分』を観ました。

　ニューヨーク。一見、だれもがうらやむ優雅な暮らしをしていた会計士のアンディ（フィリップ・シーモア・ホフマン）は、離婚し娘の養育費もまともに払えない弟ハンク（イーサン・ホーク）に禁断の企てを持ちかける。それは、実の両親が営む宝石店への強盗計画であった。その土曜日、７時５８分。
最悪の誤算を引き金に、次々とあらわになる真実。そして急速に追い詰められていく二人の運命は・・・
（公式サイトより）

　冒頭の通りなんです・・・が、この作品、見せ方が面白かったです。
強盗の話を持ちかけて、強盗シーン、そして７時５８分に起こる「誤算」・・・
そこから、その前後の各人の物語を断片的に映し出し、少しずつ全容・・・そして結末が現れてくるって流れです
２人の兄弟（には決して見えませんが）の、「誤算」をきっかけにどんどん嫌な結末になっていく様が、見事に「気分が悪く」なります
特に、フィリップ・シーモア・ホフマン演ずるアンディが見事
簡単、かつ完璧にいく計画だったのに、弟が余計なポカをして、どんどん大変な事態になっていく・・・冷静に対処しようとしても、イライラがつのり、我を制御できなくなる・・・怖いくらいです
結局のところ、最期の最期まで、後味悪いまま終わっちゃいましたが、この作品にハッピーは似合わない。それでいいって感じです
ちゅうことで、親父はあの後、どーしてしまったのか・・・で４５点
※あくまで個人的主観ですので、気分害されましたら申し訳ありません

『バーン・アフター・リーディング』を観ました。

　ＣＩＡの機密情報が書き込まれた１枚のＣＤ－ＲＯＭを、勤務先のフィットネスセンターで拾ったチャド（ブラッド・ピット）とリンダ。チャドはそれを利用して一攫千金を狙う大胆な計画を思いつく。そのころ、元ＣＩＡ諜報員のオズボーン（ジョン・マルコビッチ）は、機密情報の紛失にうろたえていた。一方、オズボーンの妻ケイティは、財務省連邦保安官ハリー（ジョージ・クルーニー）と不倫中で…。
（ｇｏｏ映画より）（公式サイト）

　コーエン兄弟の作品って、昔からやや苦手な俺でしたが、ちょい前に観た「ノーカントリー」は異色で面白かった
で、彼等の最新作です。
オズボーンの解雇に始まり、色々と人が別々の場所で物語を形成し、次第に端々で人が繋がり、物語がつながってます。
群像劇ではあるんだけど、そんなに人数が多くないし、テンポもゆっくりで、人物相関図を知らなくても何とかなるかな
そんな人々の中で、おもろかったのは、やはりジョージ・クルーニーとブラピでしょうね
前者は、出会い系に夢中なオヤジ、で、後者は（ＣＭでも目立っていたけど）おバカなインストラクターときたもんです
２人とも、最近はシリアスな役ばかり見てたんで、余計にこの変わりようは笑えました
そんな奴らが、ドンドンとヤバい方向にハマってく、救いの無い話でしたねぇ。
ＣＩＡの報告という形式で、一人一人始末されたってのを知るのは、ちょっと端折りすぎのような・・・
ちゅうことで、ブラピの最期があんなあっけないとは・・・で５０点
※あくまで個人的主観ですので、気分害されましたら申し訳ありません

娘と映画鑑賞

　しかし昨晩の嵐はすごかったね
朝、新聞を取りに出たら、車庫の屋根はめくれてるワ、犬の置物は全く別の場所で座ってるワで、凄まじかった
昨晩の食べすぎで今朝は朝から胸焼け状態
だけど、子供達と約束してた映画鑑賞をすることに
もともと柏の葉のポイントカードがたまってたんで、タダで見れるというのが発端だったものの、Ｙが希望したプリキュアがやってない
なので、そのタダ券はカミさんにあげて、カミさんはＫとｓを連れて柏の葉にドラエもんを観賞、俺とＹは守谷でプリキュア観賞となった
最近の映画館は８つくらいの劇場で多数の作品をやってるのが魅力なのに・・・こんな効率悪いのってアリなの
プリキュアは公開２日目ってことで、８割方埋まってるという大盛況
作品も楽しかったし、キャラメルポップコーンも美味しかったし、満足だぁ

戻ってカミさんと合流した後に、電器店、そしていつものお買い物＆昼マック
帰宅後は、ずーっと夜まで、我が家のＣＤを整理し、ＰＣに取り込んだ。
そのワケは、後ほど

『プリキュアオールスターズＤＸ２』を観ました。

　物語の解説は省略ってことで（公式サイト）

　昨年の春に公開された「オールスターズＤＸ」が、やはり大ヒットしたんでしょうねぇ
仮面ライダーといい、この手の総出演って、ファンにはたまらないプレゼントでしょうから
今回の作品は、その続編ってことで、前作の１５人のプリキュアに加え、今ＴＶでやってる「ハートキャッチプリキュア」の２人も加わって、なんと総勢１７人
そりゃ変身するだけでも５～６分かかりますよ
今回は敵キャラも、過去に出てきたボス連中が出て来ているので、予備知識なく入れるのは、楽だったなぁ。
過去作品同様、そんな敵に打ちのめされつつも、「夢はあきらめない」「希望は捨てない」という強いメッセージをもって、全員で協力して相手を倒すという王道の展開。うん、いいんじゃないでしょうか
相手を倒す際に、子供達に配られたライトを照らすという演出もヨイ
今回、更に２つ嬉しいことが
１つは、満と薫が出てきたこと
彼女達は以前、敵として対峙して、改心したものの、苦悩と葛藤があって、敵ながら印象的なキャラでした
そんな彼女達が、脇役ではあっても、元気でいてくれたのはヨイ
もう一つ。それはやはりエンディングでしょう。
ＴＶのプリキュアでも有名な、綺麗なＣＧで描かれるプリキュアのダンス
このダンスが、総勢１７人で、それも過去作品の曲を見事にアレンジしてメドレーで踊られちゃう
これだけでもＤＶＤ欲しくなっちゃいましたぞ
ちゅうことで・・・といいつつ、娘も俺ももうすぐ卒業かもねぇ・・・で７０点
※あくまで個人的主観ですので、気分害されましたら申し訳ありません

『フロストＸニクソン』を観ました。

　１９７４年、ウォーターゲート事件の責任を取って大統領を辞任したニクソン。英国のＴＶ司会者フロストは、ニクソンから謝罪の言葉を引き出せば高視聴率を稼げると考えて渡米。ニクソンとの対談番組を企画してTV局に売り込む一方、高い出演料を提示してニクソンに出演依頼。強気なニクソンはフロストからの取材をディベートに変え、相手を返り討つ腹だ。１９７７年、最高で約４５００万人の視聴者が目撃する伝説のインタビューが火蓋を切る！
（ｗｏｗｏｗ作品紹介より）

　「世紀のインタビュー」と言われた・・・ってのは知ってますが、内容はさっぱりな俺でした
でも、この作品でよーく分かりました
タイトルの通り、フロストとニクソンの「言葉の一騎打ち」ですね
フロストは一攫千金を狙って、私財を投げ打ってこのインタビューに挑んだものの、（軽い気持ちが）見事に玉砕されちゃいます
一方、断腸の思いで大統領の座を降りることになったニクソンは、このフロストとのインタビューを通じて、なんとか自分のイメージを回復し、再び政界進出を狙う
４日間に渡って繰り広げられるこのインタビューのうち、３日目まではこんな展開でしたが、その日の夜の１本の電話が２人の運命を変えることになりましたね
これがキッカケでフロストは死に物狂いで情報集めに走り、最後のインタビューに臨みます
この最後のインタビューが、いわゆる「世紀のインタビュー」なワケですねぇ
フロストの表情、そして追い詰められるニクソンの表情が印象的でした
こりゃ、本当のインタビュー映像をネットで探して観て見ないと
ちゅうことで、なんでニクソンは電話しちゃったんだろうか・・・で８０点
※あくまで個人的主観ですので、気分害されましたら申し訳ありません

Ｕ家連動企画

　さあ、３連休だぞー
今日はＵ家と「家族遊びしましょー」という企画を立ててた。
朝８：１５出発、連休初日ってコトもあって、渋滞に何度もハマり２時間かけて着いたのは、千葉動物公園。
現地集合予定のＵ家は更に渋滞にハマったらしく、合流できたのは、ナント１２時過ぎ・・・オツカレサマでした
昼食後、まずは動物園ルートへ
Ｕ家のＡクンがやたら元気で、ガンガン走っていっちゃって、それを追うウチの姉ちゃん兄ちゃん、で、更にそれを追う我らが親４人＋ｓという展開がずーっと続いてた。
疲れたけど、子供達が動物にクイついてくれたのは、嬉しかったな。
ちょい風が強かったものの、暖かかったんで、動物も結構表に出てくれてたし
大混雑の風太をチラ見し、小動物コーナーでは、ちょうどタイミング良く、ヒツジ・ヤギへのエサやり体験をさせてもらった
その後は「お決まり」の遊園地コーナーへ
最初なかなか交流できてなかった子供達も、ここまでくれば、すっかり打ち解け、手をつないで遊びまくってた
男親がたまに乗り物につき会い、女親は遠目で談笑三昧
「今度は泊まり企画かなぁ・・・」などと盛り上がってた

４：００過ぎに退場し、渋滞回避行動とりまくり戦略で６：００頃、我孫子付近にてＵ家と「バイバーイ」。
今日はありがとうねー。子供達も楽しかったみたいっすよ

その後は家に戻らず、ある調査があって外食することに
ロングドライブで疲れた体に、生大は効いたーーーー
食べ放題なのをイイ事に・・・・過ぎちゃいました。
明日が怖い

『ストリートファイター ザ・レジェンド・オブ・チュンリー』を観ました。

　中国の豪邸に父母と暮らし幸せな日々を送っていた少女・春麗（チュンリー）。しかしある夜、裏組織シャドルーを牛耳るベガとその部下バイソンに父が連れ去られてしまった。その後大人になりピアニストとして活躍していた春麗の元に、謎の絵巻物が届く。それが行方不明の父の手がかりだと考えた彼女は巻物に書かれた言葉に従い、元と名乗る男を捜すためバンコクへと向かうのだが……。
（ｇｏｏ映画より）（公式サイト）

　ご存知ＣＡＰＣＯＭの大ヒット格闘ゲーム「ストリートファイター」のキャラの一人、春麗が主役の作品です
俺は「ストⅡ」くらいまでしかやってないし、それもかなり弱かったので、ゲームに関しては偉そうに語れません
展開としては「ありきたり」
春麗の生誕から、色々な危機を乗り越え、かつ偉大な師の協力と自らの強い意思で、強い格闘家となる物語っす。
単純な展開、嫌いじゃないんですが、この手の作品であれば、もっと敵を強く、そして憎たらしく描いてもらって、観ている観客にも「怒り」を持ってもらったほうが、盛り上がると思うんですが・・・
バルログや、バイソン（マイケル・クラーク・ダンカンだぁ）はまだ良かったですが、最強・最凶であるはずのベガが、全く強さと威厳を感じなかったってのがＮＧですね
（俺もゲームで、ほぼ歯がたたなかった）
また、ベタではあるけど、他のキャラが助太刀するとか、戦うとか、そういった盛り上げもして良かったんじゃないですかね
（最後にリュウの話がちょっと出てたから、続編でやるのかな。。って、続編あんのか）
春麗役の方（クリスティン・クルック）が美しくて、しなやかで良かっただけに、勿体無いなぁ・・・
ちゅうことで、春麗が波動拳だしちゃ駄目でしょうで３０点
※あくまで個人的主観ですので気分害されましたら申し訳ありません

２０１０年第１戦 バーレーンＧＰ・決勝

　スタート前にフェラーリが２台ともエンジン交換したって聞いてビックリ
今年も年間８基と決まってるのに、いきなり初戦で１基駄目にしたってコト？それともエンジンそのものではなく外的要因なのか？
緊張のスタートでしたが、ちょっとした波乱はあったものの、全車かなり慎重に走ってましたね。
慎重という点、最後までそんな感じで、当初ＦＩＡの目論見であるオーバーテイクが殆どなかったのは、ちょっと退屈だったかなぁ。
終盤ヴェッテル選手のトラブルで、フェラーリはタナボタの１－２
でも、ここからのヴェッテル選手の走りは圧巻でした。あんなトラブル抱えてても、ドライビングを変えて対応し、いいタイムを刻んでいるんですもん
昨年同様、マシントラブルでの脱落が今後、多くないといいですが
フェラーリはレースペースが一貫してて良かったですね
特にアロンソ選手は、王道の走りでした。こりゃマッサ選手は今後頑張らないと、№２ドライバー扱いになっちゃう
メルセデスＧＰは、安定はしてましたが、あまり速さを感じなかったような・・・
シューマッハ選手は、予選ほどロズベルグ選手との差を感じなかった気がします。
これからですよ。彼は　やってくれると思います

ここでのザウバー勢は全く奮いませんでしたね・・・　次戦に期待
振興チームも散々ではありましたが、ロータスが２台完走ってのはさすがですね
あのカラーリング、俺は好きです
ヒスパニアは完全にテスト走行と化してましたが、仕方ないですね。
しっかし、リタイアしたときのセナ選手のあのバイザー越しの目線・・・・やっぱ似てますよね。あの方に・・・
彼には、色々な意味で大変ですが、頑張って欲しいなぁ
次はオーストラリア。ザウバー頑張れ

同日に開催されたＩＲＬ開幕戦も観ました。
初開催で、路面が最悪で、前日にダイアモンドカッターで路面を削るという荒業に絶句。
かなりダスティなスタートで、琢磨選手は１コーナーで自滅スピン。。。
うーん、琢磨選手にはやって欲しくなかったなぁ・・・彼はルーキーだけど、ルーキーじゃないんですから
予選で速さは見せてくれたから、やはり彼には大変でも優勝を目指して欲しいです
応援してるぞー。琢磨

埃と花粉

今日もめちゃいい天気
午前中は子供達は３Ｂ体操に出かけた。その間、俺とカミさんはお掃除
カミさんは、すっかり花粉がつらいらしく、ずっとマスク姿
幸い、その他面々は花粉性は出てないようだけど、今日に限って、俺はクシャミを繰り返してる・・・これってもしや・・・
で、掃除で個人的に気になるのが「埃」。
俺自身が喘息持ちで、埃と相性悪いってのもあるけど、なんだか気になっちゃって・・・
掃除しているときも、ＴＶとか、ゲーム機、ＤＶＤレコーダーなどのＡＶ機器の開口部にある埃を取ることに夢中になっちゃう
ＡＶ機器とか、パソコンとかの故障の原因って、この「埃」ってのが多いらしいしね
今日もなんだかんだで、１～２時間、没頭してたかも
午前中、細かく動いていたからか、お昼ごはんを食べた後、ちょい横になってたら、いつのまにか・・・
気が付いたら夕方だった
さ、これから風呂入って、いよいよＦ－１観戦じゃ
ジョッキをコチコチに冷やさなきゃね

『トウキョウソナタ』を観ました。

　健康機器メーカー、総務課長として働く佐々木竜平（香川照之）は、人事部に呼び出され、リストラを宣告される。突然の出来事に、呆然としたまま帰宅するが妻、恵（小泉今日子）にリストラされたことを言い出せなかった。夕食時、小学校6年生で次男の健二はピアノを習いたいと言い出すが、竜平は反対。翌日から、会社に行くフリをして、毎日ハローワークへ通っていた。ある日、大学生の長男・貴が、世界平和のためにアメリカの軍隊に入りたいと言い出す…。
（ｇｏｏ映画より）（公式サイト）

　この作品で描かれている家族一人一人、そしてこの世界は、「まんま現代」です。
そして、この「現代」は、ホントに暗いニュースしか無いなぁ・・・と、どんよりしちゃいますよ
竜平のリストラ・・・パパである俺としては、これが一番キツかったかも
家族を養う身でこんな状況だと・・と考えると、竜平の行動が（全てではなくとも）理解できる点があります
そんな竜平の妻、恵も淡々なれど、確実に「しっくりこない」毎日を送ってて・・・暗いです
小泉今日子の「眼」がかなり印象的です。疲れた眼、旦那の行動をお見通しのような「眼」がこの作品の一つの特徴であったことは確かですね
２人の子供達も、それぞれ家族に言えない「秘密」を持つようになって、ギクシャクしている。
食事では必ず４人一緒に食卓に座って食べてるのに、そこに「団欒」が全く見出せないのがとっても哀しいし、ツライです
途中の強盗（役所広司）のところは、ちょっと余計に見えましたが・・・
最後まであまり「光」が見えなくて暗い雰囲気だったけど、救いはラストの健二のピアノコンテストのシーンかな
それぞれの思いを抱きながら、健二のピアノの「奏で」を聞き入るシーンは、この作品の・・そしてこの世界に対しての「癒し」だったのかなぁ・・・
ちゅうことで、健二のピアノの上達ぶりは違和感あったかもで５５点
※あくまで個人的主観ですので、気分害されましたら申し訳ありません