半熟オヤジの基地

完熟できないオヤジの「狭く浅い&自己満足」の部屋

『その土曜日、7時58分』を観ました。

2010-03-22 08:00:00 | えいがかんしょうの部屋
 ニューヨーク。一見、だれもがうらやむ優雅な暮らしをしていた会計士のアンディ(フィリップ・シーモア・ホフマン)は、離婚し娘の養育費もまともに払えない弟ハンク(イーサン・ホーク)に禁断の企てを持ちかける。それは、実の両親が営む宝石店への強盗計画であった。その土曜日、7時58分。
最悪の誤算を引き金に、次々とあらわになる真実。そして急速に追い詰められていく二人の運命は・・・
公式サイトより)

 冒頭の通りなんです・・・が、この作品、見せ方が面白かったです。
強盗の話を持ちかけて、強盗シーン、そして7時58分に起こる「誤算」・・・
そこから、その前後の各人の物語を断片的に映し出し、少しずつ全容・・・そして結末が現れてくるって流れです
2人の兄弟(には決して見えませんが)の、「誤算」をきっかけにどんどん嫌な結末になっていく様が、見事に「気分が悪く」なります
特に、フィリップ・シーモア・ホフマン演ずるアンディが見事
簡単、かつ完璧にいく計画だったのに、弟が余計なポカをして、どんどん大変な事態になっていく・・・冷静に対処しようとしても、イライラがつのり、我を制御できなくなる・・・怖いくらいです
結局のところ、最期の最期まで、後味悪いまま終わっちゃいましたが、この作品にハッピーは似合わない。それでいいって感じです
ちゅうことで、親父はあの後、どーしてしまったのか・・・で45点
※あくまで個人的主観ですので、気分害されましたら申し訳ありません

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