半熟オヤジの基地

完熟できないオヤジの「狭く浅い&自己満足」の部屋

『寝ても覚めても』を観ました。

2019-11-25 05:30:00 | えいがかんしょうの部屋
 東京。サラリーマンの亮平は、会社にコーヒーを届けに来た朝子と出会う。真っ直ぐに想いを伝える亮平に、戸惑いながらも惹かれていく朝子。ふたりは仲を深めていくが、朝子には亮平に告げられない秘密があった。亮平は、かつて朝子が運命的な恋に落ちた恋人・麦に顔がそっくりだったのだ――。
同じ顔をした二人の男と、その間で揺れ動く女の8年間を丁寧に、そしてスリリングに描く本作は問いかける。人はなぜ人を愛するのか?その人の何に惹かれ、なぜその人でなくてはならないのかー?傷つけ、傷つきながらも、誰かを愛さずにはいられない。まっすぐな想いが引き起こす衝撃の展開に、観る者は共感、時に反感さえ覚えるだろう。心をかき乱され、恋愛観を揺さぶられる、ただならぬ「大人の恋愛映画」の傑作が誕生した。
(公式サイトより)

 「ん どうした 何やってるの」というのが、俺の最初の呟きでした
美術館で後ろを通り過ぎた男性に気づき、そのまま彼を追い(まるで尾行)、そして彼が振り返り、抱きしめる
予備知識を全く持たずにこの作品を観て、いきなりの「運命の出会い」シーンでしたので、ただただポカンとするしかない状況でした。
でも、麦くん、なんか変だなぁ・・・ 事故でも何でもなく、単に「失踪」しちゃいました
しばし時が開いて、場所も東京に代わり、朝子の前に、同じ顔の亮平が現れました
この出会い、亮平からしたら(知らない女性にいきなり顔をさわられたりして)「ん どうした」って感じですよね
どんどん愛情を深めていって、幸せなシーンが続きますが、そこに麦がまた出現・・・映画してますな
でも、(麦が乗る)走り去るロケ車に手を振って、スッキリした表情をした朝子を観て、「一件落着」かと思いましたよ
麦は置いといて、その他の人たちは、全ていい形で収まってましたもん
しかし、麦は、予想できない行動を取るんですね・・・朝子を強奪しちゃいました
この行動、そして、その後の仙台での朝子との別れまで・・・麦は何を考えているのか、全くもって分かりません。
(あえて、麦ではなく、朝子にスポットを当てているから)
朝子もねぇ・・・思い出の地、仙台であったから、行き止まったって感じですよね。
ここからラストに向けては、色々と述べたらキリがありませんが、冒頭の物語の中の言葉で言うと、俺は「共感なんて無い」というところです
「運命の出会い」って、そんなに周囲をかなぐり捨ててまでも「上」に位置するものなのかなぁ・・・という感想です
まあ、そんな境遇になった事が無いから、分からないのかな
ちゅうことで、仲本工事サンだったんですね。。。。ちょっとビックリ・・・で55点
※あくまで個人的主観ですので、気分害されましたら申し訳ありません

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