半熟オヤジの基地

完熟できないオヤジの「狭く浅い&自己満足」の部屋

『Saltburn (ソルトバーン)』を観ました。

2024-01-06 05:30:00 | えいがかんしょうの部屋
 オックスフォード大学に入学したオリヴァー・クイック(バリー・キオガン)は大学生活になじめないでいた。そんな彼が、貴族階級の魅力的な学生フィリックス・キャットン(ジェイコブ・エローディ)の世界に引き込まれていく。そしてフィリックスに招かれ、彼の風変わりな家族が住む大邸宅ソルトバーンで生涯忘れることのできない夏が始まった。
(amazon prime video作品紹介より)

 名門、オックスフォード大学・・・なれど、そこの生徒にこんな「格差」があるとは・・・
「成績」の格差なら仕方ないにしても、ここでは、「身分」の格差ですよね。
オリヴァーは、あんなに必死に頑張っているけど、周囲の身分の高そうな連中から、全く相手にされません。
しかし、ふとした事から、フィリックスと「友達」になっちゃいました
(自転車を貸してくれたくらいで、「命の恩人」って、ちょっと言い過ぎじゃない)
ここから、オリヴァーは、フィリックスに対して、愛情が芽生えちゃいましたね。
ちょっと俺は受け入れられないような行動が多かった(浴槽舐め、墓地で裸で・・・)ですが、彼の底知れぬ愛情を感じるには十分なシーンでした
フィリックスも、オリヴァーとは形は違うけど、愛情はあるように感じました。周囲の差別連中とは明らかに違います。
そして、あの屋敷へのご招待となります すげー屋敷
フィリックスの家族や、招かれている友人なども、個人差はあるけど、やはりオリヴァーに対して持つ印象は変わらないようで・・・
でも、フィリックスの母親とかには気に入られちゃって・・・なんだかんだ言って、居ついています。
・・・・ここまで、正直言うと、ちょっと眠かった俺ですが、その後のフィリックスがオリヴァーの家にサプライズ突入したシーンから、バッチリ目が覚めました
いやぁ、オリヴァー・・・気持ちは分からないでも無いけど、ちょっとウソ、やりすぎです
さすがに、フィリックスの態度のほうに肩入れしちゃいますよ。あんだけ裏切られたら・・・
最愛のフィリックスの信用(愛?)を失い、一気に窮地に追い込まれたオリヴァー、どうなるのかと思ったら・・・
うわぁ、こんな展開になっちゃうんだ・・・強烈!!!
俺自身、オリヴァーに肩入れできないので、このエンディングは不気味でしかないですね。
完全犯罪(なんで足がつかない?)を遂げてしまったオリヴァー・・・あの屋敷で今後も過ごすのかな?
ちゅうことで、名前を書いた石を投げる・・・この「しきたり」にも絶句・・・で、80点
※あくまで個人的主観ですので、気分害されましたら申し訳ありません

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