半熟オヤジの基地

完熟できないオヤジの「狭く浅い&自己満足」の部屋

『パブリック 図書館の奇跡』を観ました。

2021-07-25 05:00:00 | えいがかんしょうの部屋
 米オハイオ州シンシナティの公共図書館で、実直な図書館員スチュアート(エミリオ・エステベス)が常連の利用者であるホームレスから思わぬことを告げられる。「今夜は帰らない。ここを占拠する」。大寒波の影響により路上で凍死者が続出しているのに、市の緊急シェルターが満杯で、行き場がないというのがその理由だった。
約70人のホームレスの苦境を察したスチュアートは、3階に立てこもった彼らと行動を共にし、出入り口を封鎖する。それは“代わりの避難場所”を求める平和的なデモだったが、政治的なイメージアップをもくろむ検察官の偏った主張やメディアのセンセーショナルな報道によって、スチュアートは心に問題を抱えた“アブない容疑者”に仕立てられてしまう。やがて警察の機動隊が出動し、追いつめられたスチュアートとホームレスたちが決断した驚愕の行動とは……。
(公式サイトより)

 エミリオ・エステベスさん、かなり久しぶりに聞いた名前ですけど、彼が監督 ビックリしました
最初っからゾロゾロと、何を待っているのかと思ったら、図書館のオープン
どうみても、「読書好き」で並んでると思えないですね
でも、スチュアートは、結構彼らにもフレンドリー・・・というか、立場が小さいというか・・・やや手玉に取られている気もしました
それで、冒頭のセリフ「今夜は帰らない」です・・・
彼らの言いたい事は分かるし、実際、彼らに与えられた環境が酷すぎるのも、良く分かります。
スチュアートもそれを分かって、加担してくれますが、ちょっと気になったのが、彼ら(ホームレス)の、その図書館内の行動です
スチュアートの多大な厚意に対して、結構自分勝手というか、館内で好きな事してるし・・・もうちょっと大人しく、そして紳士的になってくれないかなぁ・・・と
まあ、作品としては、それ以上に検察官などが「嫌み」な立場にいるので、彼らを「敵視」することで、なんとか「正義」「悪」という構図がかろうじて保たれています
なかなかの「大事件」になってしまった感がありますが、あの程度の結末で済んだのもビックリ。
「奇跡」って言葉がこの展開に見合うかは微妙ですが、まあヨシとしましょう
ちゅうことで、クリスチャン・スレイターも、最近めっきり良い「悪役」になってますねぇ・・・で、50点
※あくまで個人的主観ですので、気分害されましたら申し訳ありません
コメント
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