半熟オヤジの基地

完熟できないオヤジの「狭く浅い&自己満足」の部屋

『アドリフト 41日間の漂流』を観ました。

2021-07-18 16:00:00 | えいがかんしょうの部屋
1983年、婚約したばかりのタミーとリチャードは、ヨットに乗り込みタヒチからサンディエゴへと旅に出た。ところが出発から2週間後、記録的なハリケーンに遭遇し巨大津波に飲み込まれてしまう。船室にいたタミーはしばらくして目を覚ますが、ヨットは操縦不能で無線も繋がらない。さらに、大怪我を負い波に漂うリチャードを発見する。リチャードを助け出したタミーは、極限状態の中、セーリングの知識を総動員し陸を目指すが…。
(公式サイトより)

 実話です 日本の場合「41日間の漂流」と、ご丁寧にも、作品の内容そのものをサブタイトルにしちゃってますね
タミーとリチャード、なんだかラブラブです 本当にあっという間に・・・
リチャードは強い「夢」があるみたいで、最初こそタミーは乗り気じゃなかったんですけどね・・・
しかし、彼を立てて 船旅を開始しましたが、早速の事件が・・・
この遭難シーンは強烈です。圧倒的で・・・絶望的で・・・
見せ方も独得でしたね。後半の遭難をチョイ見せして・・・
リチャードが重症なんで、とにかくタミーが、時にリチャードの助言を聞き、時にタミー自身が必死に計算をして、状況判断して・・・
自分がこんな立場だったら、計算も出来ないし、ひたすら運に頼るしかない・・・
後半の彼女はめちゃ強い女になってましたもんね。
ただ、更なる遭難にて・・・そりゃあ、心砕けますよね
何とか生還。良かったものの、彼女の失ったものは大きすぎる・・・
・・・でも、今でも航海しているようで・・・強いです
ちゅうことで、ボートの隠れ食品探しは・・・意外に呆気なかった・・・で、50点
※あくまで個人的主観ですので、気分害されましたら申し訳ありません
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『ソワレ』を観ました。

2021-07-18 02:30:00 | えいがかんしょうの部屋
 俳優を目指して上京するも結果が出ず、今ではオレオレ詐欺に加担して食い扶持を稼いでいる翔太(村上虹郎)。ある夏の日、故郷・和歌山の海辺にある高齢者施設で演劇を教えることになった翔太は、そこで働くタカラ(芋生悠)と出会う。数日後、祭りに誘うためにタカラの家を訪れた翔太は、刑務所帰りの父親から激しい暴行を受けるタカラを目撃する。咄嗟に止めに入る翔太。それを庇うタカラの手が血に染まる。逃げ場のない現実に絶望し佇むタカラを見つめる翔太は、やがてその手を取って夏のざわめきの中に駆け出していく。こうして、二人の「かけおち」とも呼べる逃避行の旅が始まった──。
(公式サイトより)

 この作品、作品そのものより、制作陣に話題が集中していたような気がします。豊原功補さんと小泉今日子さんがプロデュースしたって点が
いきなり、翔太の「役者志望」の一端が出てきますね。それも、お年寄りをダマす、「オレオレ詐欺」で・・・
役者の学校の態度を観てても、なんだかヤル気が感じられないですよね。飄々としている点が、妙に腹が立つ
一方のタカラも、介護職を天職にしている・・・という感じはしないです。でも、翔太と違って、頑張ってる感じは伝わります。
でも、大変なお仕事です。。。ウチのカミさんからも、この職業の大変さを教えてもらってますので・・・
職場で辛い経験をしただけでなく、彼女の場合は、両親の問題も・・・こちらはかなり深刻です
父親との場面に偶然遭遇してしまったが故に、あの事件が・・・
翔太が最初に言った、すぐに警察に連絡をするという選択肢。タカラにとっては全く無いくらい、今まで辛い経験がされてたんですね・・・
翔太自身もソコを強引に行動できずに、「逃避行」という形を作ってしまった。
「逃避行」って言葉の通り、本人達もそうだけど、見ているこちらも「心の余裕」が無くなりますよね・・・
ここでも、働いているタカラと比較すると、翔太が腹立ちますね。
お世話になった人の家で盗みを働いたり、ギャンブル漬けになったり・・・ベースの考え方がどうしても受け入れられない。
ただ、彼も過去に色々とあった・・・と思いたい。ずっと1人だったと思いたい
そうでないと、終盤、2人で抱き合うシーンに繋がらないはずですもんね
・・・で、多くは語りませんが、ラストは意外な話になってましたね。そんな「繋がり」が2人にあったんだ
ちゅうことで、開始37分後に映画のタイトル・・・これも意外・・・で60点
※あくまで個人的主観ですので、気分害されましたら申し訳ありません
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