半熟オヤジの基地

完熟できないオヤジの「狭く浅い&自己満足」の部屋

『時越えのデリダ(全12話)』を観ました。

2018-12-21 21:00:00 | あにめ&ひーろーの部屋
2050年。父の興したメーカー・リビルド社で、「自律機械DZ(ディジィ)」への開発貢献により、若くして名声を得た技術開発者デリダ・イヴェン(主人公)。
デリダは、あるとき同僚のネイサンと共に「DZ」の重大な欠陥に気付くが、忠告に耳を傾けない上司に腹を立て、危険と知りながら対策を先延ばしにし、ネイサンの愛娘・マージュの誕生日を祝うパーティへとむかう。
しかし、穏やかなひとときを過ごしたその翌日、デリダとネイサンは謎の部隊に襲われる。
逃避行の末、冷凍睡眠装置に落ちたデリダが再び目を開けると、10年の時間が過ぎ、見渡す世界は荒廃し戦争状態になっていた!
制御を失った「DZ」の群れに襲われ、何もかも諦めそうになったそのとき、デリダはネイサンの最期の言葉を思い出す。
「マージュを頼む」
己に降りかかった運命に戸惑いながらも、マージュを探すため、デリダは歩き出す。
公式サイトより)

 自律ロボットの研究開発って、現代でも盛んですよね。自分が生きているうちに、アトムまではいかなくとも、ペッパー以上のものは観れそうな期待があります
この作品の世界では、今よりはかなり進んでいるようで、DZはなかなか優秀のようです。
自分が開発したシステムにある「欠陥」なかなか認めたくはないけど、安全性・健全性って観点を考えると、しっかり報告しなければ・・・
潔く報告したネイサンですが、上司が悪すぎる・・・ 
そんな状況がキッカケなんですね。この作品は、哀しいです
ここで突然と出てくる「冷凍睡眠装置」たるもの・・・物語の流れを強引に未来に持ち越ししちゃってる点は閉口気味ですが、ま、タイムスリップという括りで我慢しましょう
10年後の世界は、案の定、10年前の「不始末」のせいで、荒れ放題、ネイサンは、自らの「自責の念」と「使命」のために、動き回ります
ワイルドな奴も仲間に加えて、マージュ探しを続けますが、個人的には、ネイサンを執拗に付け狙うドナの存在が一番、印象が強かったですね。
最初こそ、この手の作品に現れる、「強敵」の一人って感じで観てましたが、彼女こそ、この世界の「被害者」であり、ネイサンと対峙しなければならない存在でしたもんね
もっともっと掘り下げて欲しかったなぁ。若干作品バランスが狂ってでも・・・
最終的には、自分の「責任」に逃げずに幸せまで掴んでしまいました。。。
沢山の犠牲、そして混沌をもたらしただけに、うーん・・・と感じる部分はあれど、ま、上司が悪かったってコトで済ませます
ちゅうことで、DZの進化は10年でも見られなかった・・・・で、50点
※あくまで個人的主観ですので気分害されましたら申し訳ありません
コメント
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