半熟オヤジの基地

完熟できないオヤジの「狭く浅い&自己満足」の部屋

『ジョーカー・ゲーム(全12話)』を観ました。

2016-06-24 23:00:00 | あにめ&ひーろーの部屋
 世界大戦の火種がくすぶる昭和12年秋、帝国陸軍の結城中佐によって、スパイ養成部門“D機関”が秘密裏に設立される。
生え抜きの軍人を尊ぶ陸軍の風潮に反し、機関員として選ばれたのは、東京や京都といった一般の大学を卒業し、超人的な選抜試験を平然とくぐり抜けた若者たちだ。彼らは魔術師のごとき知略を持つ結城中佐のもと、爆薬や無電の扱い方、自動車や飛行機の操縦法はもちろん、スリや金庫破りの技に至るまで、スパイ活動に必要なありとあらゆる技術を身につけ、任地へと旅立っていく。
「死ぬな、殺すな」――
目立たぬことを旨とするスパイにとって自決と殺人は最悪の選択肢であるとするD機関は、陸軍中枢部から猛反発を受けつつも、味方を欺き、敵の裏をかき、世界中を暗躍する。
公式サイトより)

 柳広司さんの短編ミステリー・スパイ小説・・・のアニメ化だそうです。
オープニング前の「語り」がまず秀逸ですね D機関たるものを端的に、そして観る方の興味をそそるような説明です
で、すぐに1話はD機関の中の物語になるワケですが、佐久間中尉がてっきり主人公で、この機関の中で成長する様を描いているモノかと思いました。
だって、どうみたって、他の人たちはもうD機関の生き方を知っている奴らばかりで、トランプのシーンだけみても、佐久間が「手玉に取られている」って感じですよね
しかし、主人公は「D機関の(それぞれの)面々」だったんですね
それぞれの「凄腕たち」が、場所を変え、時代を変え、そして目的を変えて、毎話スパイ活動をしてくれます
敵の連中も単純な奴らではなく、なかなか策士たるものもいますが、毎回、それを上回る・・・スカッとしましすね
で、「ここぞ」というところに出てくる結城中佐がまた渋くて最高っすね
一人一人のキャラもしっかり立ってる(声優さんもみんな主役級)し、彼らの活躍をもっともって観たかったです
ちゅうことで、ぜひ続編、映画化をお願いします・・・で85点
※あくまで個人的主観ですので、気分害されましたら申し訳ありません
コメント
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