半熟オヤジの基地

完熟できないオヤジの「狭く浅い&自己満足」の部屋

『イントゥ・ザ・ウツズ』を観ました。

2016-06-15 06:00:00 | えいがかんしょうの部屋
 むかしむかし、長年子供を授からないことに悩むパン屋の夫婦がいた。ある日ふたりは、突然訪ねてきた隣に住む魔女から、その原因が魔女の呪いにあることを知らされる。そして、呪いを解くためには、青い月が昇る三夜の間に、4つのアイテム“ミルクのように白い牝牛”、“血のように赤いずきん”、“トウモロコシのように黄色い髪”、“黄金に光り輝く舞踏会の靴”を森から持ち帰ることだと魔女から告げられる。夫婦は、子供を授かりたい“願い(WISH)”という一心で、森の奥へと出かけて行く。
また、同じ王国に住むおとぎ話の主人公たちもそれぞれの“願い(WISH)”を叶えるために、森に入って行く。おばあさんのお見舞いに行く赤ずきん。それを狙うオオカミ。お金を得るために大事な牛を売りに行く貧しい少年ジャック。王子に見初められることを祈り、お城の舞踏会に出かけるシンデレラ。塔から脱出することを夢見るラプンツェル。
彼らはパン屋の夫婦と森で出逢い、関わりを持ちながらそれぞれの“願い(WISH)”を叶えていく。しかし、全てがハッピーエンドに見えたその時、王国に衝撃の事件が起こる…!
ハッピーエンドのその後、おとぎ話の主人公たちを待ち受けていた驚くべき運命とは!?
公式サイトより)

 「生ける伝説」と言われている(らしい)スティーヴン・ソンドハイムさんのロングラン・ミュージカルの映画化作品だそうです
この作品は何も事前情報を得ずに観ましたが・・・それが正解だったかも
ディズニー、そして、らしい「おとぎ話」ってのがすぐに理解できて、そして、ミュージカルというのも、程なく分かります
しかし、ここからの「おとぎ話」の数々が・・・まあ面白いこと
「赤ずきん」「シンデレラ」、これら単品だけでも面白いのに、「ジャックと豆の木」、そして「ラプンツェル」まで出てくるとはねぇ・・・
しかも、これらの物語の「色付け」がなかなかのものです ちょっと毒々しかったり、微妙に話を捻じ曲げていたり・・・
「あの人とあの人が恋しちゃうの」とか・・・展開が読めないから、興味尽きないですよね。
(ジョニー・デップ扮する(赤ずきんの)狼は、原作通りに終わってしまいましたが
役者さんの歌も、毎度ながらビックリするんですよね・・・邦画ではあまり見かけないですもん。
特に、大御所、メリル・ストリープは、「マンマ・ミーア」でも思いましたが、まあ全てにおいて「素晴らしい」です
こんなに沢山の物語の主役たちを複雑に絡めて、「進撃の巨人」ばりの巨人の脅威も見せといて、さあどうなるか・・・と期待しましたが、ラストだけは、なんか消化不良でしたね・・・
大団円になるのが、この手のハナシの定番かと思うんですが
ちゅうことで、日本の昔話も「au」でやってるか・・・で70点
※あくまで個人的主観ですので、気分害されましたら申し訳ありません
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする