半熟オヤジの基地

完熟できないオヤジの「狭く浅い&自己満足」の部屋

『リングにかけろ1 影道編(全6話)』を観ました。

2011-04-15 22:00:00 | あにめ&ひーろーの部屋
 1977年に始まった車田正美の大ヒット漫画「リングにかけろ」が、20年以上たった2004年に突然アニメ化されたのが、この「リングにかけろ1」シリーズ。
で、今回は、その第3弾ってことで、「影道編」です
本来のボクシング大会から、ちょっと離れて、最初は「影道」にある塔での戦いからスタート。
姉を人質にとられて、その塔に奪回に向かって・・・数々の難敵を自らの拳で倒す。
リング以外で拳を使うわ、メリケンサックまで出してくるは・・・今考えるとやっぱり突拍子もない展開ですが、当時は分かりやすくて熱くなりましたよ
で、そんな理不尽な誘拐事件まで起こした「影道」の軍団と、今度は大阪万博会場で、ボクシングで勝負する後半。
今でも、「志那虎のスペシャル・ローリング・サンダー」「河井のジェット・アッパー」「石松のハリケーン・ボルト」「剣崎のギャラクティカ・マグナム」「高嶺のブーメラン・フック」・・・言えるし、真似できるし
異次元のボクシング、そして漫画そのままに冴えわたる演出・・・変に現代風にリアルにしたり、余計なコトせず、あくまでオリジナルをリスペクトしたこの見せ方は、個人的にはとっても好印象です
実際、「リングにかけろ」を全く知らない子供も、単純明快なこの物語、すっかり見入ってましたもん
また、普通、漫画をアニメ化するとなると、漫画よりアニメのが話が速く進んでしまうので、オリジナルの話を混ぜたりして「時間稼ぎ」をするのが常ですが、この作品は全く逆
漫画と同じ、いや、漫画より速い展開で、「いいとこ取り」をしちゃってる。
「全6話」というとっても短い時間で大きな山をしっかり見せる「思い切りの良さ」。
1コマを2ページとかで「どーん」と見せる車田漫画同様で、ホントにスッキリします
ちゅうことで、話は早々に「(第4弾)世界大会編」に進む・・・もちろん見るべしで70点
※あくまで個人的主観ですので、気分害されましたら申し訳ありません
コメント
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