２００９年第６戦 モナコＧＰ・決勝

　天気が良いのもあって、レース前はモナコの素晴しい風景をずっと映していましたね
一つ、ひねくれた話をすると、モナコの海、遠めで見たら真っ青で美しく感じますが、実際に近くで見ると、巨大なピンクのクラゲがわんさか浮いてて、決して綺麗とは思えませんでしたよ
（といっても、１０年前に行ったときの話ですが・・・）

　予選のときにもコメントしましたが、ＫＥＲＳを積んでスタート馬力のあるライコネン選手、そしてマシンが軽いヴェッテル選手に「とっても」期待してました
が、２番手の路面は悪くて、ＫＥＲＳどころか、バリチェロ選手に抜かれてしまったライコネン選手、そして、すぐタイヤが駄目になり、防戦一方の末、オーバースピードでクラッシュしてしまったヴェッテル選手・・・
序盤にして、俺の期待は散ってしまいましたね
１回目のタイヤ交換をした後は、なんだか淡々とレースが消化されていっちゃいました
一貴選手は、（まさかの）ワンストップ作戦だった後続の車たちに抜かれてしまった末に、残り１周で単独クラッシュ
完走扱いになったとはいえ、あの最後は印象悪いですよぉ
トヨタ、ＢＭＷも、今回は予選からずっと印象悪いままトヨタはコースによって好不調の波があるようだけど、ＢＭＷは不調のまま
逆に印象が良かったのは、フェラーリ
ブラウン勢を脅かす存在には、まだ遠いと思いますが、着実に速さを取り戻しているように見えました。
マッサ選手のシケインショートカットは、目立っちゃいましたが
で、ブラウン勢は、またもや１－２フィニッシュ。
コンストラクターズも、２位レッドブルの倍以上稼いでいるし、強きフェラーリ時代を彷彿させてます。
ヨーロッパに戻って、フェラーリ＆マクラーレンが組織力とカネにモノ言わせて一気に差をつめると思ってましたが、今シーズンはシーズン中のテストが全面禁止となってしまったんで、そこまでの急成長は不可能でしたね
・・・ということは、早くもブラウンチームのチャンピオンシップは色濃くなっている気がします
それはそれで、面白くないのも確かかも
他のチームに頑張ってもらうしかないです
バトン選手が最後、遅かった時代のクセで、マシンをピットに回してしまい、慌ててマラソンして表彰式に向かったのは、なんだか初々しく感じましたが

次はトルコＧＰです。
ここは、過去マッサ選手が抜群に速く、そして相性も良いサーキットなんで、ブラウン勢に一泡吹かせて欲しいもんです

同日にアメリカでは、伝統のインディ５００マイルレースの決勝が行われてましたね
カストロネベス選手、優勝おめでとうございます
武藤選手に期待してましたが、今年はまだ波に乗れていない感じがします
まだまだ先は長いし、是非優勝を狙ってください