半熟オヤジの基地

完熟できないオヤジの「狭く浅い&自己満足」の部屋

『ペルセポリス』を観ました。

2009-05-24 20:00:00 | あにめ&ひーろーの部屋
 1978年のテヘラン。9歳のマルジは、パパとママ、そしておばあちゃんに愛され、何不自由なく暮らしていた。そんな時代に革命が起き、反政府主義者だったおじさんが帰ってくる。しかし革命から1年後、おじさんが投獄。自由に発言もできなくなった社会にマルジの将来を案じた両親は、彼女をウィーンへ留学させる。ウィーンでマルジは次第に大人の女性へ成長するが、海外での生活に疲れ、テヘランの家族の元へ帰る決心をする。
goo映画より)(公式サイト

イラン女性マルジャン・サトラピの半生を綴った小説を自身監督にてアニメ化したそうです
冒頭から知った曲(アイ・オブ・ザ・タイガー)などがかかって、ノリ良く入っていったワケですが・・・
波乱や奇跡があるような半生じゃないです。どちらかと言うと、普通の日記をそのまま物語としちゃったような感じです
ただ、この時代のイラン、そしてイスラム政権という背景が大きく影響しており、その部分を皮肉っぽく、そしてブラックユーモアたっぷりになってる点が特徴ですね
その部分に興味が無い人が観ると、全く眠く、つまらない作品になっちゃうでしょうが
作画については、白黒を基調にしており、「真っ白な画用紙に黒マジックで描いた絵」のようです。
この作画も、イランの実情を示しているように思えました
ちゅうことで、色々な意味で日本に無いアニメですで、40点
※あくまで個人的主観ですので、気分害されましたら申し訳ありません
コメント
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