半熟オヤジの基地

完熟できないオヤジの「狭く浅い&自己満足」の部屋

『変身』を観ました。

2008-11-16 20:00:00 | えいがかんしょうの部屋
 病室で、長い昏睡から目覚めた純一(玉木宏)の耳にまっさきに響いたのは、恵(蒼井優)が自分を呼ぶ声だった。
何故、僕は病院のベッドにいるのか? 何が僕に起きたのだろうか? 
退院後、恵は以前と変わらぬ優しい笑顔で純一に接してくれるが、純一自身、自分の中にコントロールできない何かかが生まれ、恵に対しても別の感情が生まれてくるのだった・・・
公式サイトより)

 純情な青年、純一(名前が「純」なのは←だから?)と恵の関係が、出会いから超ラブラブになるまでに、なんと10分かかりませんでした
ただ、何かの事件があったようで、純一は脳移植を受けていて、長い昏睡から目覚めてました。
で、復活したものの、その脳の影響からか、性格が変わってる
得意の絵描きが出来なくなって、変わりに頭が良くなって、音に対して敏感になり、キレやすくなり・・・
周囲も、そして本人も戸惑いまくりです
その原因となるところ、観ている俺達でさえも簡単に理解できる「脳移植」が原因ってことで、無くなっている記憶をたぐってて、その真実を知る・・・という展開です
なかなか面白い設定なんですが、真実は分かりきっているものであるし、そこに行き着くまでのシーンのつなぎや、人物の変貌が唐突で、なんか盛り上がりが無いです
 事実を突き止めた後の純一の行動も、一貫性が無い ま、これは、まだ純一の中に制御できない別人の存在がいるからなんでしょうが
ただ、映画の中でず~っと変わらないのは、恵の気持ちであり、願いってのは、ホント救いです
(やっぱ蒼井優は好きです
そんな恵の想いに、100%応えてあげられないが故、ラストで純一はああいった行動に出るしかなかったんですよね・・
純一にとっても、恵にとっても、哀しいなぁ
ちゅうことで、東野圭吾原作作品、最近観ているかもで55点
※あくまで個人的主観ですので、気分害されましたら申し訳ありません
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指痛っ!

2008-11-16 19:31:10 | 日々をたらたら(日記)
 洗車しようと思ったらこんな天気
午前中は家族は3B体操ってことで、送り迎え以外はのんびりしてた
迎えに行った時、チョロチョロしてたsが乗り込もうとしたところ、スライドドアをタイミング悪く閉めようとしてしまったK
sの指がドアに挟まってしまった
すぐカミさんが気付きドアをあけたものの、sは「痛いよう」と号泣
挟み込み防止機能が付いているけど、2歳の子供の指では、まだ細すぎて反応しなかったようだ
とりあえず様子を見て、骨折などはしてないようで、ホッとしたよ

午後は、スポーツ観戦&情報あさりをした
まずはやっぱり、オグシオだよね
全日本選手権5連覇、おめでとうございます
北京で脚光を浴びたスエマエとの決勝戦、見応えがありましたいえ、見惚れておりました
こんな強くて美しいペアが、優勝して解散って、格好良すぎますし、寂しいですよ
惜しくも負けてしまったスエマエもお疲れ様でした。悔しくて表彰台にも最初立てなくて崩れていた前田選手、対照的に、悔しさを出さない末綱選手・・・北京で光輝いた貴方達も素敵でしたよ

 次にニュースで知ったのは、F3マカオGP
国本京祐選手、優勝おめでとうございます
あの超難関のマカオのコースで、世界中のF3ドライバーの頂点に立ちました
日本人としては、佐藤琢磨選手に次ぐ2人目の快挙ですよ
素晴しいです。更に実績を積んで、いづれはF-1にステップアップしてくださいね
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『スウィーニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師』を観ました。

2008-11-16 08:05:49 | えいがかんしょうの部屋
 19世紀のロンドン。フリート街で理髪店を営むベンジャミン・バーカー(ジョニー・デップ)は愛する妻と娘と共に幸せに暮らしていた。しかし、美しい妻に恋をしたターピン判事(アラン・リックマン)の陰謀で、バーカーは無実の罪を着せられ、投獄されてしまう。15年後、妻と娘を奪われたバーカーはスウィーニー・トッドと名前を変え、フリート街に戻って来た。理髪店を構え、パイ店の店主、ミセス・ラペットの協力を得て、ターピン判事への復讐を始める。
goo映画公式サイトより)

 ティム・バートン監督、ジョニー・デップ主演っていう、「何かをやらかしてくれるコンビ」です
手の込んだオープニング、そして全体的に白黒を基調とした世界、そして主人公は刃物を扱う・・・「シザーハンズ」を思い起こしますが、内容は全く違いますぞ
 家族を奪われ、無実の罪を負わされたベンジャミンは、スウィーニー・トッドという素敵な名前、いや悪魔の殺人鬼として戻ってきます
一番目を惹いたのは、彼の「殺人ショー」ですね
理髪用のシートを自ら改良し、そのシートに座らせ、顔を剃る時に喉を
次々に殺しては、下階に落としていく・・・この一連のテンポが良く、更に(この映画はミュージカル仕立てなので)デップ本人が唄いながら仕留める
大変非常識な言い方ですが、このシーンがとっても美しく、そして恐ろしいです
広いフロアの中央に、そのシートがポツンとあるのも、なんか怖い
憎きターピンを仕留める場面で、そのショーも歌も最高潮に達します
ものすごく残酷な描写なんですが、オペラを見終えた感じに似ているこの気分・・・まさに、ティム・バートン監督の「マジック」なんでしょうねぇ
この余韻を残したまま、物語は終幕を迎えます。
終盤殺した人の中に、あの人が居たことに気付き愕然とし、そこから自らの運命も終えるあのシーン・・・
暗い中、血だらけの2人の動かぬ場面から少しずつ離れるような撮影の仕方・・・う~ん秀逸だなぁ
デップ様、そしてアラン・リックマンの歌声は、正直そのまんまって感じでしたが、彼らが本当のミュージカルとしてこの作品をやるなら、間違いなく観にいきますね
ちゅうことで、ある意味、シザーハンズとは正反対だったで70点
※あくまで個人的主観ですので、気分害されましたら申し訳ありません
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