511. アイマスチャンネル、2013-10-02号、その1

　追加のダウンロードコンテンツは今後、しばらくは毎週水曜日に配信されるようです。
　で、今頃気づいたのですけど、ゲームショップが関わらなくなりました。ソーシャルゲームはそうじゃないか、週刊トロ・ステーションもそうだったし、ということで、特別な販売形態ではないと思います。でも、ゲーム雑誌の売り上げ数の表には載らないし、店頭で見かけることもありません。

　PS3の場合、ブルーレイディスクにして売ると、毎回ディスクをPS3にセットする必要があって、これが週刊だとものすごく煩わしくなります。次世代のPS4でも同等でしょう。
　もし店頭を利用するのなら、薄めのパンフレットにプロダクトコードのカードを付けて、書籍系の販売ルートに乗せる程度の工夫しか私は思いつきません。買えなかった人はダウンロード版と。可能ですかね。

　さて、今回はグラビアフォーユー(G4U)vol.1が300円と戦略価格になっています。このvol.1は今まではPS3版アイマス2の初回限定版でしか手に入らなかったので、このトロフィーがあるとかなりのコアなファンと断定できるものでした。逆に、幻の回になってしまったところがあると思います。普通に通常版を買ってしまったPには朗報でしょう。

　初回限定版が発売された2011年はアニメ・アイドルマスターの年でもあって、とある事件でプロデューサーが大混乱の真っ最中。何とか販促しなくちゃ、なら一発グラビアだ!、との軽いノリの企画だったと思います(私の想像)。いつものようにめちゃくちゃ力が入っているものの、どう見たって低予算の感じのソフトです。ところが、これが意外にPに受けたため、9回も続くことになってしまいました。
　G4Uはブルーレイディスク(BD)版のアニマスのおまけソフトで、BDのアニマスだけなら単体でも売っています。多少の資料が付くとはいえ、G4Uのセットは高価でした。でも、これが毎回、ゲーム売り上げ上位にランクインする驚異のソフトとなってしまって、最後(vol.9)までゲーマーの話題になっていました。

　G4U vol.1の内容は、衣装「ビューティミズギ 」を着た13人のアイドルが海岸でポーズをして、Pが写真を撮る、というものです。一応、ゲームのカテゴリのソフトですが、信じがたいですけど、内容はそれだけです。
　で、アイドルたちは目一杯ポーズしてくれるのですけど、アイマスのポリゴンモデルというのはかなり細くて、水着になってしまうともう何というか。シャイニーTVのミュージックリップで、この春香の水着のポーズシーンを集めた動画(グラビアミュージッククリップ、有料)が見られますけど、色っぽいと言うよりは、正直、コメントに困る画像なのです(あくまで私の意見)。

　ところが何と、このG4Uがエッチ系のソフトと勘違いされたことがあって、どこをどう見たらそう思えるのかは不明なものの、一応、反論はしておかなくてはいけません。
　これ、冗談ソフトです。しかも、回を重ねるにつれ、悪乗りの度合いがレベルアップして行く、いわゆる公式が病気系の典型例。
　そのつもりで見ると、アイマスファンに対するサービス満点のソフトであることに気づくはずです。このvol.1にも仕掛けがあって、単に思いつきで海岸で撮影しようとしたのではないことが分かるようになっています。
　なお、解像度がオリジナルより高いようで、ある回はPS3の能力を使い切ったそうですから、今からどうなるのかが楽しみです。(追記10/6: 内部解像度は720pのままのようです)

　ちなみに、PlayStation vitaからのリモートプレイはアイマスチャンネル自体が対応していないので無理そうです。PS4に移行時に期待です。