大手報道のサイトに先日の米ロ首脳会談でトランプ大統領がプーチン大統領に指を突き当てている写真(なぜか白黒)が公開されたようです。同時に、1959年のモスクワで開催された米国の展覧会場で当時のニクソン副大統領がソ連のフルシチョフ第一書記(国家元首に相当)に指を突き当てている写真が掲載されたとのこと。後者の写真は台所論争と呼ばれるそうです。
しかし、話題が古すぎるのか、ネットではちっとも話題になっていません。なので、私の感想を披露します。とはいっても、私には台所論争の記憶はありません。一つ上の団塊の世代の人は印象は覚えているでしょうけど、全員後期高齢者のはずです。
当時の日本はまだまだ復興期のはずで、海外の話題はニュースでしか知らないと思いますから、遠い世界の出来事と思えていたと思います。内容もハイカラな話題だし。
時代的には第二次世界大戦からの復興が一段欄を迎えた状態でしょう。ソ連は共産国群の盟主であり、米国は資本主義の代表格でした。この直後にJFケネディ大統領が登場し、いわゆる代理戦争は断続して起こっており、そして有名なアポロ計画が推進されました。
東西冷戦が深刻だったのはこの時期で、その後は古びてゆきました。