夕方の空に木星と土星が並んでいて、本日17日には月とも接近していました。もちろん、地球から見ての見かけ上のものですが、太陽系としても一直線上に並んでいるので、いわゆる惑星直列で、伝聞ですが、占星術ではかなりの話題になっているようです。
木星と土星の最接近は21日頃とのことです。
月は三日月の少し前で、いわゆる地球照で球形に見えます。直径の見かけの角度は約0.5度で、木星と土星の接近具合も本日はその程度でした。
ちなみに、木星はとても明るく、土星はやや暗いので、観測慣れしていない方はなかなか識別できないと思います。木星はほぼ白色で、土星は金色に輝いています。どちらも明るい(ついでに月も)ので、日没前後でも明確に肉眼で確認できます。