新型コロナ感染症の我が国での感染者数が増加していて、しかしたとえば、私の職場の近所の大病院の外観は落ち着いたもの。SARSの時の厳しい対応とは大違いです。先月、6月半ばに検査態勢が変更になったし、軽症者への対応が分かってきたためだと思います。
まあ、見りゃ分かる、と言うことでしょうが、どこかでまとめていますか。政府のページを見れば良いのかな。
で、古典幾何学の話題。仕事の合間に、E5(1-2-1)(仮)、E4(0-2-1)(仮)、E3((-1)-2-1(?))(仮)の頂点数などを、E8(4-2-1)→E7(3-2-1)→E6(2-2-1)の単純な外挿で計算してみました。当然ながら、E3(3次元図形)とE4(4次元図形)に関しては、知っていた図形が出てきました。(-1)-2-1は側面が正方形の正三角柱です。
0-2-1は、ええと、こう言うの何と言ったか。いわゆる切頂図形ですが、切り取る範囲が大きくて、辺の中点まで切り取った状態。つまり、正四面体の頂点から削っていって、ついに正八面体(普通の正八面体とは対称性が異なり、対称性は正四面体のまま)を出す感じで、4次元図形の正5胞体の表面の5個の正四面体を削っていって、5個の正八面体にして、頂点の所は同じ辺の長さの正四面体の中心点になります。
と言うことは、正八面体は4面で隣の正八面体に接していて、完結してしまっています。残された四次元空間の穴、正四面体は頂点だけで接しています。正三角柱の方は、正方形の帯で完結してしまっていて、蓋と底の正三角形は離れてしまっています。
ふむ、何となく仕掛けが分かってきました。多分おそらく、ユークリッド空間の球面充填の一歩手前の、超球面の球面充填です。残念なことに、単純群の範囲では、この系列は8次元で終了してしまいます。
もちろん、9次元以上のユークリッド空間の超球面充填も存在して、たとえば24次元の特異的に稠密な超球面充填にはリーチ格子という名前が付いています。まだしっかりとは調べていませんが、E8の3回の直積とのこと。
この分野(古典幾何学の対称図形)では直感の力は大したものです。ただし、今のままでは数学と言うよりは、数秘術というか単なる占いの段階で、しっかり調べる必要があります。