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まったり アイマス2

アイドルマスター2 超ライトユーザーのプレイ日記

2202. ミリオンライブ応援企画II、本編その6

2017年11月26日 | 日記

 ((筆者註、解説は武内P) と、とにかく、硲氏の3機のアンドロイド(女、男、男)を含めて7機のロボットどもが常時ミリオンシアター内部と敷地内をうろつくことになったのだ。公演があってもお客がいても、晴でも雨でも深夜でも早朝でもお構いなし。観客は何かのサービスと好意的に受け取っているみたいだ。
 だから最初は騒ぎにはならなかったのだが、どこからかテレビ局に情報が漏れて、バラエティー番組のネタになった。なんだか空元気のタレントレポーターがディレクターとカメラさんと照明さんと一緒に来た。対応したのは、出たがっていた松田亜利沙を巧妙に排除して、でも他に手を上げたのは最上静香、北沢志保、白石紬の最凶トリオ。牽制するために一見、良識派の箱崎星梨花と桜守歌織をあてがう。火に油を注ぐ気がしないではないが…)

ディレクター。うーん、皆さん顔がこわばっています。何か冗談をかましましょうか。

志保。私は元からこんな感じです。普段から真面目なのを売りにしていますからご容赦を。

ディレクター。とはいっても、この番組は笑いを取らないといけない。一番面白いの誰。

志保。静香さん。

静香。なっ。私は大まじめです。どこが面白いのよ。いろいろ考えちゃうじゃない。

ディレクター。だいたい分かった。こちらの色白の彼女は。

紬。彼女じゃありません。紬と言います。

ディレクター。紬さん、笑顔になれないかな。何か好みのギャグは。

紬。私を怒らせない方が良いです。

ディレクター。だいたい分かった。

星梨花。ええっ、私分からないです。いつもこんなの。面白い番組になるかな。

歌織。ディレクターさんが分かっていらっしゃるなら信頼しなくちゃ。

紬。というか、星梨花が一番怖い気が。

星梨花。いくつかそんな演技したからかな。歌織さんもいざとなったら怖そう。

歌織。そうみたい。

志保。で、こんなので面白くなるのでしょうか。

ディレクター。一工夫が必要だな。いい線行ってるんだけど。

静香。たしか私たちでは無くロボットの取材だったかと。

ディレクター。そうそう、それ。呼んでくれるかな。

 (紬がぱんぱんと手をたたく。ワタリガラスがやってきて、肩に留まる)

ディレクター。…、渾身のギャグとか。

紬。まだやってません。

ディレクター。じゃあそのギャグを。

紬。ヤタガラス、その壺に石を入れなさい。

 (水が半分ほど入った花瓶。ヤタガラスがそばに用意された石を6個ほど入れると水面が上がって、水が飲めるようになった。一口飲んで、こあーっ、と雄叫び)

ディレクター。うーん。元の話を知っている人でないと、何が何だか。

星梨花。知ってる。絵本で読んだ。

志保。有名な話です。

歌織。普通知らないわよ。教科書に載っていたっけ。

ディレクター。しょうがないな。このノリで行くか。

静香。ニシキヘビを呼びます。ニシキヘビーっ。

 (ニシキヘビがするするとやってきて、静香に巻き付く)

静香。どうです?。可愛いでしょ。

ディレクター。そう感じる人、手を上げて。

 (アイドル全員手を上げる)

ディレクター。だいたい分かった。

歌織。分かるもんですか。この子、演技派です。ほら、直立不動。

 (ニシキヘビ、静香から離れて床の上、すっと上に伸びる。しっぽでバランスを取って一本の棒みたいになる)

星梨花。へえ、ずいぶん長いです。

志保。注目点はそこか。

歌織。丸太。

 (今度は棒状のまま床に寝て、適当にごろごろころがる)

星梨花。きゃははは、おもしろーい。

静香。おやじギャグレベル。

歌織。ぶいっ。

 (腹で支えて頭としっぽを上げる。Uの字みたいだが、頭を水平にしてしっぽを振って、なんとかV字っぽく見せかけている)

紬。きゃははは。

星梨花。あ、滅多に笑わない紬さんが笑っている。

レポーター。私、帰る。

静香。えっ、まだ出し物があるのに。

ディレクター。有名な行動ですよ。しょうがないなあ。じゃあここで取材終わり。

静香。待ちなさい。コブン、ここに飛び込めっ。

 (黒猫がダッシュで静香の膝上に飛び込む。だがかなり重い。静香は椅子ごと後ろにずっこけてしまった。全員ぼう然と見る。)

ディレクター。ありがとうございました。いい絵が取れたようです。

▼ 突然ですが、ここで終わり

 なんだか当初の予定とは全く違う方向に行きそうなので、この話はここで止めます。我慢して読んでいただいた方、ありがとうございました。
 やはり元の37人との情報の差は歴然で、紬と歌織はなかなか動いてくれないです。

 シアターデイズは作りが複雑なせいか、話がごくゆっくりしか進みません。この際、春香みたいに二次創作でいじりまくるか、でもそれだとカオスになりそうだし。幸い、ミリオンライブは普通に順調なので時間はあります。

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2201. ミリオンライブ応援企画II、本編その5

2017年11月26日 | 日記

 (改造後もシアターの外見はほぼ変わらず、周囲の公園がやや豪華になった程度。環と紬と歌織も宇宙飛行士の訓練に時々出かける以外は普通にアイドル。
 客のいないシアターのロビーで)

春日未来。そのロボット猫ちゃん、大きい。

環。かなり重い。でもだから活躍しそうだ。

未来。名前はあるの?。

環。まだ考えていなかった。子分としか呼んでなかったから。

未来。じゃあコブンちゃん、こっち来てくれる?。

コブン(黒猫)。面倒だな。

未来。しゃべった。ロボットだからか。

環。元々はしゃべれない。首輪に付いている会話装置でしゃべる。

コブン。そっちに行くぞ。

未来。おいでおいで。…、重い。

コブン。救護班だからな。力が必要だ。

未来。そうなの。

コブン。重いだろう?。あっちに行ってくる。

未来。行ってしまった。生意気な猫。

環。猫はみんなあんな感じ。

未来。良くできている。って、散歩なの?。

環。知らない。時々どこかに出かける。気が付くと戻っている。

未来。いつも一緒。

環。家には持って帰らない。シアターに住み着いている。

未来。じゃあ時々会えるわけだ。

環。うん。

未来。えさはどうしているの?。

環。そういえば食事しているのを見たことが無い。聞いてみよう。

未来。誰に。

環。数学の先生。

 (シアター地下。宇宙研ミリオンシアター支部)

硲。来たか。ゆっくりしてくれ。

未来。初めまして、春日未来と言います。アイドルです。

硲。よろしく。新しくここに配属された硲道夫だ。宇宙研の研究員だ。

未来。社長から聞きました。よろしく。…、ロボットの写真が一杯。

硲。そこに本物もいるぞ。

アンドロイド1 (女性型)。初めまして。

未来。初めまして。って、本物の人間そっくり。動くまで分からなかった。人形みたいですもの。

硲。その効果を狙っていたみたいだ。本物の人間ではなく、かえって動く人形に見えて欲しいそうだ。

未来。そうなの。話が難しくってよく分からない。

硲。細かい点は気にしなくて良い。普通に使ってくれれば良い。

環。コブンのえさはどうなっているのだ。

硲。コブン…、ロボット猫の名前か。

環。そう。さっき名付けた。

硲。えさは今は必要ない。宇宙活動用に原子力電池を搭載した。本来は燃料電池のためにアルコールを飲む。

未来。お酒。

硲。ロボットにとっては単なる栄養源だ。酔わない。

未来。そりゃそうか。眠るの?。

硲。眠るふりはする。休息はいずれにせよ必要だ。…、こんな話、面白いのか。

未来。うん。とても。さっき散歩していた。

硲。元来が救護ロボットで、救護所の警戒も受け持っている。パトロールのつもりらしい。

環。見回っているんだ。

硲。その通り。見回りさせないとかえってストレスになる。

未来。ストレス。人間みたい。

硲。動物に近く見えるようにいろいろ工夫されているのだ。かわいがってやって欲しい。

未来。うん。

環。ああ、だからカラスやヘビがうろついていたのか。

未来。ええっ、あれ、本物だったの。

硲。ロボットだ。危険を感じない限り反撃してこない。

未来。カラスを操っているの誰?。

硲。私だが、普段世話しているのは白石紬。

未来。行ってみよっと。

硲。行ってしまった。相当の慌て者。

環。環も行く。

 (白石紬は控え室にいた。ロボットガラスはと。コートかけに止まり木よろしく留まっている)

未来。うわあ大きい。

紬。ワタリガラスですもの。翼を広げたらびっくりするわ。

未来。カラスちゃん、翼を広げてみて。

ワタリガラス。こうか。

 (日本で一般的なカラスより一回り大きい。なので翼を広げるとちょっと怖い)

未来。うわわわっ。怖い。

紬。でしょ。私も最初はびっくりした。

未来。よく怖くないわね。

紬。これは八咫烏です。とても縁起が良い。シアターの守り神。

環。そうなんだ。じゃあかわいがらなきゃ。

紬。そうしてください。で、あなた方の用件はカラスに会うこと。

未来。うん。悪く思わないで。

紬。気になりません。

環。名前あるのか。

紬。さて、八咫烏としか。

未来。じゃあヤタガラス。決まり。

紬。勝手に…。それでいいかも。ヤタガラス。

未来。手乗りするかな。

ヤタガラス。こうか。

未来。意外に軽い。

紬。2kgだそうです。飛ぶために軽く出来ている。

未来。そうか。飛ぶって特別なんだ。

紬。宇宙研にいるロボットで羽ばたいて飛べるのはこの子だけ。

未来。大変なロボットのような気がしてきた。

紬。とても高価です。

未来。いくら。

紬。20億円。

未来。一台が。

紬。硲さんは一機、二機と数えていました。

未来。一機が20億円。

紬。そう。

未来。ヘビも。

紬。ええ。って、行ってしまいました。相当の慌て者。

環。環も行ってくる。

紬。行ってらっしゃい。

 (桜守歌織はシアター内の廊下を移動中。というかヘビを巻き付けたアンドロイドに付いていっている)

未来。歌織さーん。

歌織。うわあ、びっくりした。いきなり。

未来。ふふーん。へえ、やっぱりヘビだ。

歌織。ニシキヘビのこと。

未来。それと男の子ロボット。

歌織。時々ふと出かけるのよ。だからどこに行くのか付いているの。

未来。ちょっと止まって。

歌織。止まった。命令すれば良かったんだ。

ニシキヘビ。何かご用ですか。

未来。ヘビがしゃべった。

歌織。内蔵のスピーカーから音声が出ているらしい。

未来。何という夢の無い。

歌織。しゃべらないと何考えているのか分からないもの。

未来。出かけるのはシアター内のパトロールらしい。

歌織。そうか。何で知っているの?。

未来。さっき硲さんから直接聞いた。

歌織。私ももっと質問した方が良いかも。

未来。うん。親切な人よ。

歌織。親切すぎて、何というか。

未来。たしかにちょっと変わった感じはある。

歌織。大いにある、よ。財務省の2人も怪しいし。

未来。ああ、あのかっこいい2人。

歌織。あなた、変わっている。

未来。よく言われる。で、ヘビちゃん、あなたの名前はなんて言うの?。

ニシキヘビ。さあ。開発名ならありますけど。

未来。歌織さんは何て呼んでいるの。

歌織。ニシキヘビとしか呼んでなかった。

未来。じゃあニシキヘビ。そのまんま。

歌織。決まったの?。

未来。歌織さんが良ければ。

歌織。異論なんてあるはずが無いわ。

未来。で、男の子は。

歌織。漆黒の髪が腰まで伸びて色白で。表情があまりない。長髪の鬼太郎みたい。

未来。じゃあ鬼太郎。

歌織。著作権は問題ないのかしら。

未来。キタローにすれば問題なし。

歌織。文字にしないと識別できないじゃない。

未来。じゃあこれで決まり。キタローちゃん、うふっ。

キタロー。なんかようかい。

未来。それっぽーい。ありがと。

キタロー。ありがとうございます。

歌織。あんた、幸せな人。

未来。よく言われます。

 (環が呼んでニシキヘビを巻き付けている。ニシキヘビ、いいやつ(メス)のようで素直に巻き付いている。環は子供だが体力があって、平気みたいだ)

環。こいついいやつだぞ。

ニシキヘビ。ありがとうございます。

未来。うげ。さすがにそれはちょっと無理。

歌織。重くないの?。

環。重いぞ。でもうまくバランスとってくれる。

未来。良くできている。

歌織。ええ。不気味なほど。

未来。私が感じるのもそれか。

環。環もそう思うぞ。

歌織。ちょっと妙な気分になってきた。

未来。気のせいよ。

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2200. ミリオンライブ応援企画II、本編その4

2017年11月26日 | 日記

 (シアター地下は元は駐車場のために大空間が確保されていた。敷地は広いのだが高木社長の意向でそこは公園にして、駐車場は都心のビルみたいに地下に設けようとした。しかし、今は実質がらがら。だから好きなように改造されてしまったのだ。誰の意向って?。)

硲道夫。私の意向です。正確には宇宙研の所長の趣味。

信玄誠司。多少の事では驚かない私でも驚いたぞ。

大和亜希。やり過ぎと言えないところが微妙。

硲。で、なぜあなた方がここに。

誠司。それは私たちの質問でもある。筑波は放って置いて良いのですか?。

硲。私の仕事はパソコン一台があればできる。

誠司。でもって、ロボットの改造工場を。

硲。必要だからな。

亜季。でもって、地下ドックを。

硲。万一のことを考えてだ。

誠司。我々でも発想できるかどうか。

亜季。水陸両用車両って。

硲。あのロボットたちはA国軍が開発したからな。そういうのもありだ。

亜季。まさかあの水陸両用車もロボットとか。

硲。その通りだ。いわゆる周辺機器。このアンドロイドたちが操縦する。

亜季。女性1体に男性2体。

アンドロイドたち。よろしく。

亜季。うわわーっ、しゃべった。当たり前か。

誠司。いかにも自然な振る舞い。さすがだ。

硲。ありがとう。

武内P。あの、発言してもよろしいでしょうか。

硲。何を黙っている。ヒントは次々と言って欲しい。今がその時期だ。

武内P。トレーニングセンターの設置、ありがとうございます。

紬。シアターの地上部にもあります。なぜこちらにも。

歌織。見えなかったの?。となりに射撃場付きよ。

亜季。見せてくださいっ!。

硲。すぐ行きましょう。

 (トレーニングセンターに行く。紬たち用というよりアンドロイドの訓練用に用意したみたいだ。財務省の2人は射撃場に直行)

亜季。各種の武器が置いてある。

誠司。遠くからでも分かる。すべてモデルだ。

亜季。でもものすごく正確に再現されている。

硲。何なら撃っても良いですよ。

亜季。それじゃあ、この標準的な小銃で。

 (的に向かって一発撃つ)

亜季。あわわーっ、反動までそっくり。

紬。良くご存じで。

亜季。だってこれが私たちの商売だもの。

誠司。まだ言ってなかったっけ。

歌織。言ってません!。

誠司。この銃はもう撃てないな。変形した。

亜季。プラスチック製だもの、弾丸も。で、どこで作ったの?。

硲。ここです。

誠司。3Dプリンターの様なものか。もっと高度な。

亜季。宇宙研の技術。

硲。その通りです。もっと言うと所長の趣味。

亜季。その所長、ただ者では無い。

硲。経歴は公開されています。有名どころの教授出身ですけど、若い頃はあれやこれやといろいろと。

誠司。会ってみたいな。

硲。いつでもOKでしょう。…、なんだかお客が。

杏奈。これ、ゲームで出てきた銃だ。

麗花。こちらは写真撮影で持たされたやつ。本物だったんだ。

亜季。モデルです。

百合子。じゃなかったら大問題。って、あなた誰。

 (互いに紹介する)

硲。時期が来たら挨拶しようと思っていました。失礼。

百合子。こんな事になっていたんだ。小説より奇なり、というやつ。

瑞希。お芝居です。

杏奈。本物そっくりの。

硲。ネタを安易にばらさないように。

百合子。あなたたち、こんなところにいたんだ。

紬。誰。

歌織。私たちの事よ。滅多に出てこないと思ったんでしょう?。

百合子。てっきり開発部隊が設定練り直しと。

紬。そうらしい。さんざん振り回された。

百合子。で、地下にプロデューサー室。

武内P。ううっ、デジャビュが。

杏奈。ラスボス風でかっこいいぞ。

百合子。その隣の「財務省大臣官房専情課ミリオンシアター分室」って何。

誠司。我々二人のことだ。政府役人。

麗花。軍隊みたい。

瑞希。こちらは本物のようだ。

硲。で、最初に戻って、なぜあなた方がここに。

誠司。武内Pの護衛のため。

紬。などと申しておりますが、多分、財務省で不祥事を起こして、本館を追い出されたとか。

誠司。ぎくぎくっ。

歌織。こちらの方が静かで良いんじゃないの?。

亜季。ふん。ここで活躍して見返してやるんだから。…、だったら硲さんもひょっとして。

硲。ぎくぎくっ。ではない。ほぼその通りだ。このロボットたちは宇宙研ではお荷物だったからな。

歌織。そうだと思った。

麗花。じゃあ本来のミリオンライブの設定というのも。

杏奈。それ以上言わない方がいい。

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