清久ファン倶楽部 50 バチ鑿
新しいバチ鑿です。何とも言えないこの美しさうっとりしてみています。
繊細な作りの中に首の部分は筋肉が盛り上がったような感じが何とも言えません。
それでいて隅までキチッと切り込みが入るようにコバは1㎜程度に収まっています。これ以上薄くすると欠けてしまうのでしょう。
相変わらず矢沢木工さんのグミ柄は叩いた力が穂先に伝わるようしっかりと据えてあります。
鋼の肉厚もしっかりとあるのですが清久鑿のどれを研いでも研ぎやすさは変わりませんでした。
まさに隙のない鑿に仕上がっています。
この鑿にまた何度か救われるのでしょうか。