京都発・町家・大工はんなり日記

京都で仕事と道具を楽しみながら毎日過ごす。

清久+矢沢+梨屋。

2007-12-24 10:17:19 | 道具箱
清久+矢沢+梨屋。

ベストな組み合わせ。刃は大好きな清久鉋台は梨屋鑿の柄は矢沢木工これが新潟県三条市へ注文の私のベスト。

鉋台は柾目の良く通った白樫でお願いします。

鑿の柄は今回の物は山桜。

これに荏胡麻油をしっかり染みこませて染みこんだ所をあげてもう一度立てておいて出てくる油をしっかりと3週間ほど掛けて拭き取りその後じっくりと乾燥させています。

私はこの色合いが大好きなのです。

良い組み合わせの道具大切に使わせてもらいます。

京都の鍛冶屋さん。

2007-12-23 11:48:57 | 道具箱
京都の鍛冶屋さん。

この鉋珍しく京都産の鉋です。以前は何人かの鍛冶屋さんが居られたと聞いていますが今では私が知っている人は3人になりました。

その内のお一人で京刃物・重春さんの鉋です。

鋼はスーパー鋼で出来ています。私が感じるにはやはりスーパー鋼は同じ重春さんの白鋼と比べると研ぐのに時間が少し多く掛かります。

それでも研ぎ上がると確かに長切れがするように感じました。

自分で思っていたよりも引きが軽いのは以外でした。

どの鍛冶屋さんの刃物も手が届かなくなってきている今ですが重春さんの鉋は価格も低く抑えられて約1人手間でかい求められます。

噂ではこの鍛冶屋さん元々刀鍛冶らしく鋏から過多なまで器用にこなされて相談するとほとんどの物を作ってくれます。

鉋の頭の形も相談に乗ってくりますのでありがたい存在です。

ケーキ。

2007-12-22 16:51:52 | Weblog
ケーキ。

クリスマスの頃になると何故かケーキを食べたくなります。

倅の誕生日におすそ分けにもらいました。

箱に「本日中にお召し上がり下さい。」と注意書きがありました。

それを良いことに2個ともぺろりと戴きました。

何せ子供の頃からのあこがれのケーキ屋さん「パティシェール・オオマエ」ですから

今日は鍋。

2007-12-21 23:33:02 | 道具箱
今日は鍋。

鍋が食べたくなった。ただの鍋ではなくキノコいっぱいの鍋。

寒い冬の日にはこれに限りますよ。

鍋の楽しみはぐつぐつと煮えてくるのを待っている時はどんな味に出来上がるか想像している時かも知れません。

待つ間にはもう一品楽しめます。今日は大根を入れましたのでむいた皮をごま油であえて一味を振りかけて頂きます。

冷たいビールが良くあって気分が乗ってきた頃には鍋の出来上がり。

お試し下さい。温かい物を。

長台鉋。

2007-12-21 23:07:47 | 道具箱
長台鉋。

久しぶりに長台鉋を使っています。

台所に取り付けるカウンター用の板削りまっすぐを出すのにはやはりこれ。

チョット刃口が広がってきました。直すか口埋めらするか迷う所です。

そんなこと考える前に使いましょう。

刃口のことなどすっかり忘れて仕事に没頭。

鉋 廣治。

2007-12-20 23:03:25 | 道具箱
鉋 廣治。

廣治鉋求めやすいお値段で良く切れます。

これは寸4で板のむらを抜いたりする時によく使っています。

以前に紹介した寸8の鉋もとても良く切れています。

戸田商会さんのレッテルが貼ってあります。話によるとこの鉋三は木の鍛冶屋さんで山本鉋さんの物だそうです。

寸4・寸6・寸8とはとても良く切れるのですが同じ印で小鉋があったので買い求めたのですがこれは物が少し違っていました。

推測ですが小鉋は山本鉋さん以外の何方かの物のように感じました。

私だけでしょうか?

天板の加工。

2007-12-20 22:44:55 | Weblog
天板の加工。

昨日から作業場で天板の加工。

冶具を作って挑戦です。なれないせいかちょっとやっただけで腰が痛い。

すぐに倅に交代面目ない。

その倅も埃まみれでお気の毒。

私は後ろで手鉋を使って目地払い。

それでもこのやり方が一番木の捻れを取るのには良いのです。

他に良い方法は無いですか?

古い鉋の刃。その3

2007-12-20 22:15:15 | 道具箱
古い鉋の刃。その3

この鉋の刃も同じ所から戴いてきたものです。

真ん中に瓢箪の中に読みとれない2文字と右肩に葉っぱの中に東京の文字。

京都で求められたのは確かだと思います。

東京の文字がありますから東京製品でしょうか?

古い東京製品はほとんどが新潟県与板で出来た物だとも聴いています。

いかがでしょう。

古い鉋の刃。その2

2007-12-18 19:57:21 | 道具箱
古い鉋の刃。その2

この鉋の刃も同じ所から戴いてきたものです。

○の中にキの印が入っています。この印の物はちょうなの刃にも確か付いていた物があったと記憶しています。

そして登録商標の文字の間に○○○衛の文字が見えます。○○○は読みとることが出来ません。

替え先より上は矢羽根模様で上の方は真ん中へ巻き込むような感じの模様です。

刃全体はとても厚みが薄く仕上げてあります。

そして裏隙はとても浅いのです。