京都発・町家・大工はんなり日記

京都で仕事と道具を楽しみながら毎日過ごす。

手間を掛けています。

2008-01-05 17:20:07 | Weblog
手間を掛けています。

澤井家の住宅ですが細かな所まで手間を掛けてあります。

この美しい庭を見られる廊下ですが一見普通に張り直してあるように見えるのですが至る所に埋木がなされています。

実に丁寧なのです。

きっと良く切れる道具を上手に使って施されたのでしょう。手の入れてある所にバラツキが無く同じ状態に直されています。

文化財を元に直すとはこの様な仕事を言うのでしょう。

酔いしれて帰り道は少し興奮してしまいました。

町家発 ほんまもん 」  1月 2月 3月 のご案内

2008-01-05 01:15:21 | ご近所散策
「 町家発 ほんまもん 」  1月 2月 3月 のご案内
新年明けましておめでとうございます。今年もほんまもんの方々を招き、心に深く、きらっと響く会で皆様と共に学んでいきたいと思います。スタッフ一同よろしくお願いします。1月から3月の企画をご案内します。老舗蔵元のお話に道具の職人さんのお話、この一瞬を逃せない見学会、新年早々からこだわっていきます。ご期待あれ!
  『但馬300年 蔵の心と杜氏の酒造り』      講師 竹泉19代目 田治米 博貴さん(田治米合名会社社長)
創業元禄15年の老舗蔵元「竹泉」。今もなお杜氏が手仕事で守り続け、国内外で数々の賞に輝く。一方、環境問題にもいち早く取り組んでいる。一粒の米にも無限の力あり"という杜氏の信念の元、米の力を最大限に生かす、酒づくりへのこだわりを、美味しいお酒を味わいながら、19代目を継ぐ田治米さんより伺います。
日時:1月19日(土)15時~17時頃      参加費:3000円 *食事・お酒代込(定員20名)
会場:中島家(京都市東山区大和大路通五条下る2丁目東入上梅屋町184) 
        京阪五条駅から徒歩12分 / 京都市バス馬町下車徒歩5分

       『鍛え抜かれた鑿鍛冶の技』                講師 鍛冶職人 高田 良作さん(高田製作所)
刃物のまち兵庫県三木市で百余年、鑿鍛冶きっての高田製作所では、使い手から直接注文を受けて、直に手元へ届けることにこだわり、その行き先は全国にわたります。使い手に応じ、使う用途に応じた鑿づくりは、多くの大工さんが信頼を寄せます。「鑿のみ」の一文字に凝縮された奥の深い世界をご堪能下さい。
日時:2月17日(日)13時~15時頃        参加費:1000円(定員 30名)
会場:ARISA HOUSE MUSEUM(アリサハウスミュージアム)(この写真は知恩院ではありません。)

 『今受け継ぐべき日本建築の真髄 ―知恩院大修理―』    講師・ご案内 宮大工棟梁 山口 保広さん
 京都東山を代表するお寺にして浄土宗総本山の知恩院では、平成17年から14年に及ぶ大修理の真っ只中。現在半解体修理を行い閉鎖中の集会堂(重要文化財)の現場を、現場を取り仕切る棟梁のご案内で見学させていただきます。築400年近くの寺院建築のむき出しの構造を、ぜひお見逃しなく。当日は知恩院最古の建築である勢至堂(重要文化財)と、竣功したての八坂神社の西楼門(重要文化財)の見学も合わせて行います。
日時:3月16日(日)13時~15時頃        参加費:1000円(定員 50名)
集合:知恩院三門前 


住所/氏名/職業/参加希望の月/連絡先(メールアドレス・連絡のつき易い電話番号・FAXのうちあるもの)記入の上、下記の「町家発ほんまもん」事務局まで
        (*会場場所などの詳細が必要な方は申し込み時にその旨をご連絡下さい)
・メールmachiya_honmamon@yahoo.co.jp 
・FAX 06-6422-7407                          のどちらかまで。
 *各月とも別々にでも一括にでも受け付けます。各回とも1週間前が締め切り目安ですが、定員になり次第締め切ります。
 *メールでの申し込みの場合、件名に「●月申込」と具体的に書いて下さい。また、申込確認の返信がない場合は恐れ入りますが再送もしくはFAXにてお願いします。(迷惑メール対策で届いていない場合があります)

良い物沢山見てきました。

2008-01-05 01:07:32 | Weblog
良い物沢山見てきました。

昨年「町家発ほんまもんの会」で工事中の京都府京田辺にある澤井家住宅の見学会をした現場で御主人が伊万里焼の展示会をして居られるので見せてもらいに行ってきました。

1640年代の陶器で綺麗な形のままで残されています。陶器の解らない私が見てもチョット吸い込まれそうです。

案内の女性と御主人のお話も興味深く聞き惚れてしまいました。

この澤井家住宅悠所のある建物で門前の立て看板詳しく書かれています。

こうして完成してみると随所に工夫が凝らしてあるのが伺える建物です。

見応えありますよ。