京都発・町家・大工はんなり日記

京都で仕事と道具を楽しみながら毎日過ごす。

後ろ姿。

2008-01-02 21:05:08 | 道具箱
後ろ姿。

一目で誰だかわかります。

これほど人を笑わせ泣かせてくれた役者さんも少ないでしょう。

それでいてみんなから好かれていました。

無声映画の頃からですから動きでおもしろさや寂しさを伝える役者さん。

ビートたけしさんも志村けんさんもどう見ても大きく影響を受けていますよね。

短い時間の映画でありながらおもしろさ、寂しさ、はかなさ、優しさを見せて尚ストーリーが良いのです。

このシーンはおなかが空いてローソクに塩を掛けて食べてしまうシーンです。

私の生き方に少なからず影響を受けました。

チャプリン彼は、ただのピエロでは無いのです。

今日のお昼。

2008-01-02 12:19:43 | Weblog
朝と夜ご飯は煮染めですが今日のお昼は晦日蕎麦を食べ損ねたので天ぷら蕎麦好物ばかりを食べて体重が増えてきそうです。

氏神さんへ散歩がてらお参りに行って来ますか。

今年になって一度も外に出ていないので寒そう。

清久ファン倶楽部53。ニューバージョン。

2008-01-02 10:59:46 | 道具箱
清久ファン倶楽部53。ニューバージョン。

先日からテストしていた。清久鑿焼き戻し温度100℃の完成第1号商品が昨年の暮れに届きました。

いつもの通り仕上がりには満足しています。

いつもの如く品物が着くとバラバラにする悪い癖が出ました。柄をはずしてみると込みにはしっかり100℃の刻印がありました。

桂はちょと入れてあるだけで一度取り外し桂の内側を鑢ですりあわせて荏胡麻油煮付けてからの使用になります。もちろん柄は矢沢木工さんの山桜製。

この焼き戻し100℃の鑿慎重に使わないと刃こぼれを起こす可能性があります。
私の考えは鑿の刃はこぼれて当たり前という考えです。それをいかにこぼれないように使っていくのかが楽しみなのです。それと引き替えに素晴らしい切れ味が楽しめるのですから。

下手な私が言うのも何ですがまるでスーパーカーかF1の世界です。