海に吹く風

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福知山には何故江戸時代の町屋や武家屋敷が残っていないのか?

2018-10-30 19:31:14 | 小さい旅


ところで福知山はどうして武家屋敷も町屋もほとんど残っていないのだろうと疑問に思い、いろいろ調べてみました。
まず空襲で焼失してしまったのではと思いましたが、福知山は空襲は受けなかったようです。
「福知山」「古地図」と言うキーワードで調べていてヒットしたあるブログにその答えがありました。
街の近くを流れている由良川はたびたび氾濫しました。
地形の関係からいったん氾濫が起こると街のほとんどが浸水し、家屋を押し流してしまいました。
明治29年・40年に大氾濫が街を襲いました。
それで江戸時代の建物はほとんど破壊され、そこに新しい家屋が建っていったので、他の町のように江戸時代の町屋が残ることはなかったのです。
だから古い建物の町並と言っても大正時代に建てられたものが多いのでしょう。
面影を残すのは江戸時代のままの道の形と狭さと間口の狭さですね。
昭和に入ってさえ氾濫は続きました。
最近でも被害がありました。
前記事で書いたように御霊神社の横の公園の施設?に昭和28年の台風の時の浸水の高さが赤い線で書かれています。
すごい高さです。
二階の床上以上浸水したでしょう。

福知山は由良川の氾濫との戦いの歴史でした。
古い町並みが残っていないのを不満に思いましたが、福知山は浸水の災害のたびにフェニックスのようによみがえり新しい街を作ってきた街なのだと解り、見方が変わりましたね。
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