海に吹く風

海の大好きな私
ここで皆さんとお話しましょう

日々思うこと、短歌についても書いていきます

空き缶

2016-06-05 08:31:00 | 短歌

花びらと去年の落ち葉と空き缶が溝に積もりて忘れられをり
コメント (4)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ウド | トップ | 椿の本陣 »
最新の画像もっと見る

4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
かんそう (デ某)
2016-06-05 11:49:33
1.「花びらと去年の落ち葉と空き缶が溝に積もりて忘れられをり」

短歌の感想としては不似合なことを記します。
わがお隣さん、車を常時路駐され宅急便が通れなかったり、救急車が引き返したり…。
植木は伸び放題 枯葉は道にも隣家にも散り放題…。
それらが 「溝に積もりて忘れられ」 る前に、
わが家はじめご近所が拾い集め清掃しています。
当のご本人が現われ 「すみませんねぇ」 ではなく 「lありがとう」 と仰ることも…。


2.「色白のウドがはじめて日光にさらされ並ぶ春の店先」

日光にさらされた色白のうど。
デパ地下でもスーパーでもなく 昔からあるご近所の八百屋さんの店先…。
情景が浮かび 少し凹んだこころにも日光が射してまいります。

うどによく似た 「くわい」 はご存じでも
牧野富太郎博士が命名した 「吹田くわい」 はご存じないかもしれませんね。
その発祥の地に西尾家住宅という重文指定のお邸があります。
一昨日、所要でその西尾家を訪ねましたので、この歌がとりわけ心にとどきました。

3.「まっすぐなきゅうりは店に並びたり負荷をかけられ育ちたるのち」

かつて10年余、畑を借りて野菜作りを楽しみました。
その経験則としては、負荷をかけてまっすぐ…という例は少ないように思います。
「土」 が良いとまっすぐ、色つやも良いものができます。
旬がすぎ やがて終わり頃になると いびつな形になり肌も荒れてまいります。
なお、家を建て替えた時、庭の土もすべて入れ替えました。
その年に庭で育てた胡瓜とトマトは絶品、品評会に出したいほど美しく美味でした。


返信する
知ってますよ (沙羅)
2016-06-05 12:46:26
吹田くわいは食べたとこはないですが知っています。
絶えそうになっていたのを復活させたそうです。
牧野富太郎博士が命名した とは知りませんでした!
TVで地元の店で吹田くわいの料理を出しているところが映りました。
一般に流通するのは無理ですね。
私は古い民家を見るのが趣味なので西尾邸は一度行ったことがあります。
なかなか立派な建物でした。
返信する
もう一つ… (デ某)
2016-06-05 22:19:20
吹田市も、古民家も、よくご存じのようなので
また「知ってますよ」 と仰るかもしれませんが・・・(笑)
重文ではありませんが(国登録有形文化財) 
手入れの良さでは「中西家住宅」のほうが優れています。
http://www.suita.ed.jp/hak/Kyunakanishike/kyunakanishike.html
返信する
中西家住宅 (沙羅)
2016-06-06 10:31:07
こちらも存在は知っているのですが、まだ行ってません。
事前予約しなければいけないので敷居が高いのかな。
どうせなら4月の特別公開の時に行けばお庭も綺麗ですね。
返信する

コメントを投稿

短歌」カテゴリの最新記事