海に吹く風

海の大好きな私
ここで皆さんとお話しましょう

日々思うこと、短歌についても書いていきます

二上山3

2023-11-08 15:15:04 | 短歌

大津皇子眠る山見ゆかの人の皇子呼ぶ声いまもどこかに

二上山には大津皇子が葬られている
その大津皇子をしのんで大来皇女が詠った歌
万葉集の
うつそみの人なるわれや明日よりは二上山をいろせとぞ見む
 
が一番好きだ、
また一連の大津皇子と大来皇女の歌も好き。
この歌には弟を諜殺した持統天皇への恨みは詠われてないが、言外の気持ちを思う。
 

 

 

コメント (2)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 二上山2 | トップ | 彼岸花2 »
最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
悲しみの赤い花 (まめ)
2023-11-09 15:24:08
色々な悲しみが昔も今もありますが、彼岸花はそれを思わせる花ですね。
歴史に残る悲劇の舞台でも、ありふれた普通の田の畔道でも、彼岸花を見ると、数多くの悲しみがあった事だろうと言う思いがします。
前々回の記事を見てもそう思いました。
返信する
まめさん (沙羅)
2023-11-09 18:12:24
彼岸花は美しいと思って鑑賞する花ではなく、悲しみや怨念を感じる花です。
そんな花だから人工的に増やして観光用にするのはちょっと違うのではと思っています。
私は彼岸花は遊女のかんざしのようにも見えて、売られて辛い生活をしながら故郷を思う・・そんなイメージもします。
返信する

コメントを投稿

短歌」カテゴリの最新記事